Dr.讃岐のサラサラ明解! 手術室モニタリングの極意

出版社: メディカ出版
著者:
発行日: 2023-01-05
分野: 看護学  >  臨床/成人/老人
ISBN: 9784840481403
電子書籍版: 2023-01-05 (電子書籍版)
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商品紹介

メディカの人気セミナー1日分のエッセンスを、サクッと読める内容にまとめた一冊。モニターは装着するだけでは、意味がなく、「なんのために」装着してるのかを考えて使うことが大切。使いかたや見かたから、麻酔科医のアタマの中まで、新人さんにもわかるやさしい言葉で説明している。

目次

  • ・講義を始める前に
    ・「メディカAR」の使い方
    ・WEB動画の視聴方法

    【1時間目】
    モニターの本当の見かたを知る

    「心停止が起きているのにモニターを見て気づかない」のはダメ
    耳で聞く、音でわかるモニターとは?
    心電図、SpO2は「耳で聞く」
    五感を使った観察

    【2時間目】
    5分でわかる心電図教室

    心拍数より脈拍数 ~心電図が出ていても、脈がふれないことがある!~
    術中に必要な心電図波形はこれだけ!

    【3時間目】
    循環モニターから読みとる異変・急変サイン
    ~血圧、フロートラックセンサー、中心静脈カテーテル~

    平均血圧と脈圧の正体
    平均血圧がどうして臓器血流なのか?
    動脈圧とパルスオキシメータの脈波の形を見る
    脈波形の呼吸性変動
    血圧と脈拍の“連動4パターン”を知る
    血圧と脈拍の位置関係 ~医療記録を見るポイント~

    【4時間目】
    呼吸モニターは呼吸だけでなく循環と代謝もわかる
    ~パルスオキシメータ、カプノメータ、気道内圧換気量モニター~

    呼吸は、実は吐くことが大事
    PaO2 と SpO2 の正体
    P-VカーブとF-Vカーブを読み解く
    呼吸と循環はつながっている
    EtCO2がきちんと出ていることの意味

    【5時間目】
    体温モニターが早期離床のカギをにぎる

    体温が下がってしまうとどうなるのか?
    麻酔がかかっている患者は、どうして保温だけではダメなのか?
    体温を下げないための加温と保温

    【6時間目】
    きちんと眠ったのか、起きているのか
    ~脳波モニター・筋弛緩モニター~

    きちんと眠ったのか、起きているのか
    BIS値と鎮静状態
    麻酔時の脳波に含まれる2つの波
    神経刺激装置によるTOFカウント
    筋弛緩からの回復の評価
    私たちの目の前で起こっていること

この書籍の参考文献

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本参考文献は電子書籍掲載内容を元にしております。

1時間目 モニターの本当の見かたを知る

P.9 掲載の参考文献
1) 日本アレルギー学会. アナフィラキシーガイドライン 2022. https://www.jsaweb.jp/uploads/files/Web_AnaGL_2022_0914.pdf (2022年11月1日閲覧)
2) 日本麻酔科学会. アナフィラキシーに対する対応プラクティカルガイド. https://anesth.or.jp/files/pdf/response_practical_guide_to_anaphylaxis.pdf (2022年11月1日閲覧)
3) 日本麻酔科学会 安全委員会 悪性高熱症WG作成. 悪性高熱症患者の管理に関するガイドライン 2016. https://anesth.or.jp/files/pdf/guideline_akuseikounetsu.pdf (2022年11月1日閲覧)
4) Hopkins, PM. et al. Guidelines Malignant hyperthermia 2020. Association of Anaesthetists. https://anaesthetists.org/Portals/0/PDFs/Guidelines%20PDFs/Guideline%20Malignant%20hyperthermia%202020.pdf?ver=2021-01-13-144236-793 (2022年11月1日閲覧)
5) American Society of Anesthesiologists Task Force on Sedation and Analgesia by Non-Anesthesiologists. : Practice guidelines for sedation and analgesia by non-Anesthesiologists. Anesthesiology, 96, 2002, 1004-1017.
6) 日本麻酔科学会 安全な麻酔のためのモニター指針 第4回 改訂. 2019. https://anesth.or.jp/files/pdf/monitor3_20190509.pdf (2022年11月1日閲覧)
7) G. B. Rushman ほか. 麻酔の歴史 150年の軌跡 改訂第2版. 東京, 克誠堂, 1999, 176.

2時間目 5分でわかる心電図教室

P.49 掲載の参考文献
1) 讃岐美智義. "心電図モニター". 周術期管理ナビゲーション. 野村実編. 東京, 医学書院, 2014, 147-8.
2) 西田真由美. "これでカンペキ心電図のとりかたモニタリング". ハートナーシング. 27 (4),2014, 25.
3) 讃岐美智義. "心電図". オペナーシング. 30 (12), 2015, 12.
4) 讃岐美智義. "第1話 心電図モニターの正しい装着のしかた". 手術室のモニタリング "あるあるトラブル" 解決塾. 大阪, メディカ出版, 2020, 13.
5) 讃岐美智義. "周術期循環動態管理 (モニターの見方)". 周術期管理ナビゲーション. 野村実編. 東京, 医学書院, 2014, 148.

3時間目 循環モニターから読みとる異変・急変サイン~血圧、フロートラックセンサー、中心静脈カテーテル~

P.75 掲載の参考文献
1) 加納隆ほか. "非観血式血圧計". ナースのためのME機器マニュアル (JJNスペシャル). 小野哲章ほか監. 東京, 医学書院, 2011, 31.
2) 讃岐美智義. "麻酔前の準備". 麻酔科研修チェックノート 改訂第7版. 東京, 羊土社, 2022, 78.
3) 讃岐美智義. "麻酔中に循環をコントロールする問題点は何か". やさしくわかる! 麻酔科研修. 東京, 学研メディカル秀潤社, 2015, 105-6.
4) 讃岐美智義. "麻酔中に循環をコントロールする問題点は何か". やさしくわかる! 麻酔科研修. 東京, 学研メディカル秀潤社, 2015, 107-8.
5) 讃岐美智義. "モニターと検査のポイント". 麻酔科研修チェックノート 改訂第7版. 東京, 羊土社, 2022, 124, 図3-7-1.
6) 立石浩二. "観血的動脈圧モニター". ナースのための手術室モニタリング攻略ガイド. 讃岐美智義編. 大阪, メディカ出版, 2009, 28.
7) 讃岐美智義. "動脈圧波形のみかた". やさしくわかる! 麻酔科研修. 東京, 学研メディカル秀潤社, 2015, 124.
8) Michard, F. et al. Pulse pressure variation : beyond the fluid management of patients with shock. Crit Care. 11 (3), 2007, 131.
9) Michard,F. Changes in Arterial Pressure during Mechanical Ventilation. Anesthesiology. 103 (2), 2005, 419-28.
10) Biais, M. et al. Case scenario : respiratory variations in arterial pressure for guiding fluid management in mechanically ventilated patients. Anesthesiology. 116, 2012, 1354-61.

4時間目 呼吸モニターは呼吸だけでなく循環と代謝もわかる~パルスオキシメータ、カプノメータ、気道内圧換気量モニター~

P.129 掲載の参考文献
1) 讃岐美智義. "第5話 パルスオキシメータで何を見ているの? ". 手術室のモニタリング "あるあるトラブル" 解決塾. 大阪, メディカ出版, 2020, 54-5.
2) 諏訪邦夫. パルスオキシメーター. 東京, 中外医学社, 1989, 21.
3) 讃岐美智義. "モニターと検査のポイント". 麻酔科研修チェックノート 改訂第7版. 東京, 羊土社, 2022, 130.
4) 讃岐美智義. "内呼吸と外呼吸をつなぐモニター". やさしくわかる! 麻酔科研修. 東京, 学研メディカル秀潤社, 2015, 134.
5) 讃岐美智義. "内呼吸と外呼吸をつなぐモニター". やさしくわかる! 麻酔科研修. 東京, 学研メディカル秀潤社, 2015, 134.
6) Gedeon, A. et al. Noninvasive cardiac output determined with a new method based on gas exchange measurements and carbon dioxide rebreathing : a study in animals/pigs. J Clin Monit. 8, 1992, 267-78.
7) Kodali, BS. et al. Capnography Outside the Operating Rooms. Anesthesiology. 118, 2013, 192-201.
8) 讃岐美智義. "内呼吸と外呼吸をつなぐモニター". やさしくわかる! 麻酔科研修. 東京, 学研メディカル秀潤社, 2015, 135.
9) 日本麻酔科学会. 日本麻酔科学会気道管理ガイドライン 2014 (日本語訳) 日本麻酔科学会. 気道管理ガイドライン 2014 (日本語訳) https://anesth.or.jp/files/pdf/20150427-2guidelin.pdf (2022年11月1日閲覧)

5時間目 体温モニターが早期離床のカギをにぎる

P.179 掲載の参考文献
1) Sessler, DI. Perioperative heat balance. Anesthesiology. 92 (2), 2000, 578-596.
2) Sessler, DI. Complications and Treatment of Mild Hypothermia. Anesthesiology. 95 (8), 2001, 531-543.
3) 讃岐美智義. "11時間目 術後 (2) 安全な術後を過ごすために". Dr. 讃岐のツルっと明解! 周術期でよくつかう薬の必須ちしき. 大阪, メディカ出版, 2016, 301.
4) 3M(TM) ベアーハガー(TM) ブランケット使用のポイント : マルチポジションアッパー用 Model 622 側臥位. スリーエムジャパン株式会社. https://multimedia.3m.com/mws/media/1767622O/model622-lateral-howto.pdf (2022年11月1日閲覧)

6時間目 きちんと眠ったのか、起きているのか~脳波モニター・筋弛緩モニター~

P.207 掲載の参考文献
1) Avidan, MS. Prevention of Intraoperative Awareness with Explicit Recall : Making Sense of the Evidence. Anesthesiology. 118, 2013, 449-456.
2) Pandit, JJ. et al. 5th National Audit Project (NAP5) CHPTER6 : summary of main findings and incidences. 2014. http://www.nationalauditprojects.org.uk/NAP5report (2022年11月1日閲覧)
3) Palmer, JHM. et al. 5th National Audit Project (NAP5) CHPTER8 : AAGA during induction of anaesthesia and transfer into theatre. 2014. http://www.nationalauditprojects.org.uk/NAP5report (2022年11月1日閲覧)
4) 山中寛男ほか. "麻酔脳波モニターを理解しよう". LiSA. 12 (11), 2005, 1168-1176.
5) Glass, PS. Bispectral Analysis Measures Sedation and Memory Effects of Propofol, Midazolam, Isoflurane, and Alfentanil in Healthy Volunteers. Anesthesiology. 86 (4), 1997, 836-847.
6) Schuller, PJ. et al. Response of bispectral index to neuromuscular block in awake volunteers. Br J Anaesth. 115, 2015. Suppl 1 : i95-i103.
7) 上山博史. "【事前学習】覚えておきたいモニタリング基礎知識". 決定版! オペナースのための手術室モニタリング. 讃岐美智義編著. オペナーシング秋季増刊. 大阪, メディカ出版, 2016, 44.
8) 讃岐美智義. "麻酔薬は進化する-管理上の注意点は何か". やさしくわかる! 麻酔科研修. 東京, 学研メディカル秀潤社, 2015, 169.
9) El-Orbany, MI.et al. The relationship of posttetanic count and train-of-four responses during recovery from intense cisatracurium-induced neuromuscular blockade. Anesth Analg. 97 (1), 2003. 80-4.
10) Fuchs-Buder, T. et al. Good clinical research practice in pharmacodynamic studies of neuromuscular blocking agents II : the Stockholm revision. Acta Anaesthesiol Scand. 51 (7), 2007. 789-808.
11) Donati, F. Residual paralysis : a real problem or did we invent a new disease?. Can J Anaesth. 60 (7), 2013. 714-29.
12) 日本麻酔科学会 安全な麻酔のためのモニター指針 第4回 改訂. 2019. https://anesth.or.jp/files/pdf/monitor3_20190509.pdf (2022年11月1日閲覧)
13) 讃岐美智義. "筋弛緩はどうして拮抗デキル? ". OPEナーシング. 32 (7), 2017, 58-9.

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