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いつもと違う高齢者をみたら 第3版 在宅・介護施設での判断と対応

出版社: 医歯薬出版
著者:
発行日: 2023-03-10
分野: 医療技術  >  介護/福祉
ISBN: 9784263237687
書籍・雑誌
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取寄せ目安:4~8営業日

2,860 円(税込)

商品紹介

高齢者ケアにかかわるスタッフと家族のための対応手引き集
最新情報を盛り込み,さらに読みやすくアップデート!
急変前のささいな変化に気づく「眼」と,適切に対処するための「判断力」を養う好評書の最新版!
「しばらく様子を見ていていいか,それとも病院へ送るべきか」を見極めるためのチェックポイントと初期対応の要点を10症状・19事例を通して解説.
人生の最終段階を迎える前に準備しておきたい「意思確認書」や,本人と家族が望む「看取り」に向けた対応・心がまえについても詳述.
第3版では,デザインを一新し索引を新設するとともに,施設内感染対策の留意点,皮下輸液の手順,浮腫みへの対応など,今日の高齢者ケアに必須の知識・技術を新規収載.

目次

  • 第1章 「いつもとちがう」ことへの気づきは,なぜ大切か
      様子見でよいか,即受診すべきか―判断をせまられる現場
      施設・訪問看護師が感じている重圧
      施設・訪問看護師に求められる「見極め力」「翻訳力」
      介護スタッフに求められる「正しくとらえる力」「伝える力」
      「いつもとちがう」ときの対応は環境によって異なる
      どのような環境下でも情報共有は不可欠
     「自然死」としての看取りはアクシデントによる死を乗り越えた先にある
      「いつも」を知り,アクシデントの芽を摘み取る
      介助技量だけで症状を克服しようとしていませんか
      原因が複数あるなら対応の前に検索を
      原因検索とスタッフの負担軽減のために医療知識を身につけよう
      介護と看護の意見がまとまらない理由
      「職制」で意思決定の権限を明確に
      介護と看護が連携するための望ましい姿勢

    第2章 症状とバイタルサインのみかた
      「いつもとちがう」に出合ったら―ささいな情報も見落とさない
      うまく活用したい「パルスオキシメータ」
      バイタルサインの異常と変化をみる
      摂食・排便・睡眠のチェックも忘れずに

    第3章 「いつもとちがう」に出合ったときの対応事例集
      事例を通して「様子見」と「受診」の分岐点を考えてみよう
     1.食べない
      事例(1) 「なんとなく気持ちが悪く,味がしない」と言うAさん
      事例(2) 嘔吐・発熱があり,急に食べられなくなったBさん
      「食べない」ときに求められる対応
      「食べない」ときの考え方とチェックポイント
      事例(3) 発熱後に摂食率が落ち,食事中に呼吸困難となったCさん
     2.発熱している
      事例(4) 悪寒戦慄を伴う発熱が続くDさん
      「発熱している」ときに求められる対応
      「発熱している」ときの考え方とチェックポイント
     3.痛みを訴える
      「痛みの7ポイント」をチェックして活用しよう
      事例(5) 急に左胸・背部の激しい痛みを訴えたEさん
      事例(6) 尻もちをついた後,体位交換時に強い痛みを訴えるようになったFさん
      事例(7) 朝から胃の部分の痛みを訴え,微熱もみられるGさん
      「痛みを訴える」ときに求められる対応
      「痛みを訴える」ときの考え方とチェックポイント
     4.機嫌が悪い
      事例(8) 退院日から不眠や便秘があり,不機嫌になったHさん
      「機嫌が悪い」とき(せん妄)に求められる対応
      「せん妄」の考え方とチェックポイント
     5.低血糖
      事例(9) 食欲低下や倦怠感,易怒性がみられ,その後覚醒レベルが低下したIさん
      事例(10) 食欲低下や倦怠感,著明な発汗がみられ,その後覚醒レベルが低下したJさん
      「低血糖」のときに求められる対応
      「低血糖」の考え方とチェックポイント
     6.高血糖
      事例(11) 倦怠感や食欲低下,口腔乾燥がみられ,覚醒レベルが低下したKさん
      「高血糖」のときに求められる対応
      「高血糖」の考え方とチェックポイント
     7.意識がない
      事例(12) 排便後,トイレ内で意識消失したLさん
      事例(13) 施設入居中の姉の面会に来て,会話している途中に意識消失したMさん
      「意識がない」ときの考え方とチェックポイント(1)
      事例(14) インフルエンザと診断されて6日後に意識障害がみられたNさん
      事例(15) 倦怠感と食欲低下があり,徐々に覚醒レベルが低下したOさん
      「意識がない」ときの考え方とチェックポイント(2)
      事例(16) 急に覚醒レベルが低下し,意識障害が進行しているPさん
      「意識がない」ときに求められる対応
     8.脈拍数が多い(頻脈)
      事例(17) 数日前から脈拍数が多い状態が続いているQさん
      事例(18) 4日前から脈拍数が多く,活気がなくなってきたRさん
      「脈拍数が多い」とき(頻脈)に求められる対応
      「脈拍数が多い」とき(頻脈)の考え方とチェックポイント
     9.呼吸数が増えている
      「呼吸数が増えている」ときに求められる対応と考え方
     10.呼吸していない? 心停止?
      事例(19) 介護スタッフが訪室したところ,呼吸が止まっていたSさん
      「呼吸していない?」「心停止?」のときの考え方
      「呼吸していない?」「心停止?」のときに求められる対応

    第4章 終末期対応の実際
      看取りの場の移り変わり
      死因がわからなければ「解剖」になることも
      病院に向けた意思確認書は3つに分けて用意しよう
      意思確認書その1―急変時での対応
      意思確認書その2―終末期での対応
      意思確認書その3―心肺停止状態での対応
      施設・在宅に暮らす高齢者が病院搬送後に亡くなったら
      看取りは自然死へのサポート行為
      「終末期より手前の時期」の対応を決めておこう
      家族の意向に沿ったブレない姿勢が求められている
      終末期に移行しつつある人をどう拾い上げるか
      終末期にみられる症状・所見・時間的変化
      看取り対応の手順

    第5章 高齢者医療の未来
      高齢者の背景・病態に合わせた対応―肺炎の場合
      高齢者の背景・病態に合わせた対応―糖尿病の場合
      高齢者は感染しやすく治りにくい
      高齢者は痩せともろさが共存している
      解明されていない「老衰」の本態
      人間は何歳まで生きられるのか
      老衰の指標は病態評価で
      終末期対応にも求められる「多様性」
      高齢者や病者の声に耳を傾けることの大切さ
      「前看取り期」をしっかり確保しよう

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