目次
- プロローグ 高齢者にとっての眠り
I 高齢者にとっての夜
1 生活の場からみた夜
2 認知症高齢者の理解
II ケアする人にとっての夜
1 ケアの場からみた夜
2 在宅ケア従事者が考えておくべきこと
III 夜にはどのようなことが起こるのか ――高齢者のナイトケアの実際
1 一人暮らしの末期がん高齢者の不眠の背景にある苦痛を軽減する
2 認知症高齢者のとらえにくい苦痛を包括的にアセスメントし緩和を図る
3 口渇・頻尿に伴う入眠困難をきたす患者の水分補給を援助する
4 夜勤の介護職の不安を取り除いて本人・家族の望む看取りを支える
5 高齢者の行動の背景にある意思や価値観を尊重して転倒を予防する
6 急性期病院と連携して心不全患者のせん妄の遷延を防ぐ
7 思い込みで判断せずに暴言・暴力の背景をアセスメントし対応する
8 夜間特有の環境と患者・利用者の抑えがたい気持ちを理解して離院・離設を防ぐ
IV 補 論
1 高齢者のリロケーション(生活の場の移行)に伴う留意点
2 看護職と他職種との連携・協働
3 管理者が考えておくべきこと