現場発! 病院の人材開発

出版社: 経営書院
著者:
発行日: 2023-06-02
分野: 医学一般  >  病院管理学
ISBN: 9784863263581
書籍・雑誌
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商品紹介

本書は、病院における人材開発施策を進めるうえでのポイントを1冊にまとめたものである。職員の育成を進めていくために、多くの病院では教育委員会等で多職種が集まり、人材育成策を議論・推進している。また、常設部署として人材開発部門を持つ病院も増えてきた。今後、他の医療機関や福祉施設とさらに連携して地域包括ケアシステムを実現していくためには、医療職・事務職とも、「医療人」として個々の専門能力を研鑽しつつ、多職種で協働して地域に貢献する「組織人」としての役割を果たしていくことが不可欠になる。この「医療人かつ組織人」としての人材を自院で計画的に育成していくには、一定の方法論をもって職務遂行する人材開発スタッフの存在が重要である。

目次

  • 序 導入編 ―院内教育を推進する体制と体系― 
     人材開発部門、当院の場合
     人材開発支援室の体制と業務内容
     教育体系とは?
     教育体系構築の意義
     教育体系構築の5ステップ
     職員成長の「羅針盤」として、教育体系を活用する

    第1部 研修事例編 ―職員の成長に応じたロードマップを描くー
     第1章 大前提 ―研修を“占い”にしないためにー
     第2章 管理職研修 ―“他者を通じて物事を成し遂げる”ために―
     第3章 中堅職員研修 ―「経験の質」を底上げするために―
     第4章 若手職員研修 ―「関係構築力」の総点検―
     第5章 新入職員研修 ―社会人・医療人・組織人への移行を支援する―

    第2部 研修設計編 -「経験・勘・度胸」から「方法論」へー
     第6章 効果・効率・魅力ある研修を目指して
     第7章 分析の初期段階は「情報収集」
     第8章 「入り口」と「出口」を明確化する
     第9章 評価方法を設計する
     第10章 研修から実践への「懸け橋」を設計する
     第11章 本番の「つながり・流れ・魅力」を設計する
     第12章 講義と演習の展開、そして教材開発
     第13章 “教えない研修”で、受講者を支援する
     第14章 外部講師とタッグを組むために
     第15章 院内講師が育つ仕掛けを作る
     第16章 「最高の舞台」を作る準備と運営
     第17章 評価結果を「今後」に生かす

    第3部 OJT・自己研鑽編 ―部下との関わりの質を上げ、仕事の質を上げる―
     第18章 OJTの特質を振り返る
     第19章 日常業務を“価値ある経験”に高めるために
     第20章 計画に必要な「自分・相手・仕事・周囲」の視点
     第21章 大人の学びとストレッチ・エンジョイメント
     第22章 自立を促すための「足場かけ」
     第23章 部下の成長段階に沿って支援する
     第24章 「リフレクション」で現場の学びの質を高める
     第25章 現場実践者インタビュー ー部下の自立を促す上司の関わり―
     第26章 自己研鑽 ―特に「学会発表」に関してー

    第4部 人材開発担当の成長編 ―常に“一歩先”の人材開発を目指して―
    「自走力」と「目的意識」の両輪で、職務にあたる
    “一歩先”の人材開発を進めるための「4つの行動」

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