写真でわかる　臨床輸血の看護アドバンス

出版社： インターメディカ
著者：
発行日： 2023-09-20
分野： 看護学  >  臨床/成人/老人
ISBN： 9784899964742
シリーズ： 写真でわかるアドバンスシリーズ
電子書籍版： 2023-09-20 （初版第1刷）
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商品紹介

輸血看護の正しい知識と技術を写真×イラスト×動画で徹底理解！
血液製剤や検査の知識から輸血の手技、副反応まで、根拠で身につく、安全に実践できる！
本書は、臨床輸血看護師制度のカリキュラムもふまえ、安全で適切な臨床輸血の実践に必要な「輸血看護の正しい知識と技術」を根拠に基づいて提示し、写真・動画・図を交えたビジュアルな編集で制作しました。輸血の基礎知識から始まり、輸血用血液製剤の取り扱いと管理、輸血検査、さまざまな現場での輸血の実際、自己血輸血、輸血副反応、そして最新の細胞治療についてわかりやすく解説しています。

目次

  • CHAPTER.1　輸血療法の概要
    　血液成分とその役割
    　輸血療法の目的と輸血用血液製剤
    　実施までの流れ
    　インフォームドコンセント

    CHAPTER.2　血液製剤の種類と取り扱い
    　輸血と血液製剤
    　血液製剤の基本
    　輸血用血液製剤の共通事項
    　赤血球液（RBC）
    　新鮮凍結血漿（FFP）
    　濃厚血小板（PC）
    　血漿分画製剤（アルブミン製剤）
    　Q&A
    　動画：スワーリング

    CHAPTER.3　輸血検査
    　ABO血液型・RhD血液型検査
    　不規則抗体検査
    　交差適合試験
    　輸血準備から出庫まで
    　動画：交差適合試験

    CHAPTER.4　輸血の実際
    　輸血実施前の準備
    　輸血の実施
    　Q&A
    　動画：プライミング／患者と血液製剤の確認／投与速度の調節

    CHAPTER.5　手術時の輸血
    　手術時の輸血の特徴
    　手術時の輸血準備の方法
    　手術時の輸血の実際

    CHAPTER.6　危機的出血時の輸血（産科出血を中心に）
    　危機的出血時の輸血の特徴
    　産科危機的出血時の輸血の特徴
    　産科危機的出血時の輸血の実際

    CHAPTER.7　新生児・小児の輸血
    　新生児の輸血の特徴
    　新生児の輸血の実際
    　Q&A
    　動画：新生児輸血におけるシリンジの作成／新生児への輸血の開始

    CHAPTER.8　自己血輸血
    　自己血輸血の種類
    　貯血式自己血輸血の概要
    　貯血式自己血輸血の実際
    　Q&A
    　動画：穿刺から採血開始／採血終了／セグメントの作製

    CHAPTER.9　輸血副反応
    　輸血副反応の種類
    　溶血性輸血反応
    　非溶血性輸血反応
    　輸血感染症

    TOPICS 細胞治療 ～輸血から造血幹細胞移植、CAR-T療法まで～

この書籍の参考文献

参考文献のリンクは、リンク先の都合等により正しく表示されない場合がありますので、あらかじめご了承下さい。

本参考文献は電子書籍掲載内容を元にしております。

CHAPTER 1 輸血療法の概要

P.10 掲載の参考文献
1) 日本赤十字社医療センター : 医療行為に関する説明と同意のマニュアル.
 
2) 日本輸血・細胞治療学会ホームページ : 輸血・細胞治療参考資料. http://yuketsu.jstmct.or.jp/medical/medicine_and_medical_information/reference/ (2023年7月閲覧)
 

CHAPTER 2 血液製剤の種類と取り扱い

P.18 掲載の参考文献
1) 厚生労働省医薬・生活衛生局血液対策課 : 輸血療法の実施に関する指針 平成17年9月 (令和2年3月一部改正), p.20.
 
2) 厚生労働省医薬・生活衛生局 : 血液製剤の使用指針 平成31年3月, p.46.
 
3) 日本赤十字社 : 輸血用血液製剤 取り扱いマニュアル 2023年5月改定版.
 

CHAPTER 3 輸血検査

P.42 掲載の参考文献
1) 厚生労働科学研究 医薬品・医療機器等レギュラトリーサイエンス総合研究事業 医療機関内輸血副作用監視体制に関する研究班 : 安全な輸血療法ガイド. 日本輸血・細胞治療学会, p.10, 2012. http://yuketsu.jstmct.or.jp/wp-content/themes/jstmct/images/medical/file/reference/Ref22.pdf
 
2) 日本臨床衛生検査技師会 : JAMT技術教本シリーズ 輸血・移植検査 技術教本 第2版. 丸善出版株式会社, 2023.
 
3) 日本輸血・細胞治療学会 輸血検査技術講習委員会 : 輸血のための検査マニュアル Ver.1.3.2. 2021.
 

CHAPTER 4 輸血の実際

P.58 掲載の参考文献
1) 職業感染制御研究会 : 医療従事者のための使い捨て非滅菌手袋の適正使用に関する手引き 初版, 2021. http://jrgoicp.umin.ac.jp/ppewg/im/ppeguide_glove_v1.pdf (2023年7月閲覧)
 
2) 日本臨床検査標準協議会 : 標準採血法ガイドライン. 改訂版 (GP4-A3), 2019.
 
3) 中島美沙ほか : 救急外来検体に対する溶血低減の試み-低陰圧・低容量採血管は末梢静脈留置針からの採血時の溶血を減らす. 日本臨床検査医学会雑誌 69 (9) : 654-657, 2021.
 
4) 厚生労働省医薬・生活衛生局血液対策課 : 輸血療法の実施に関する指針 平成17年9月 (令和2年3月一部改正), p. 20-22.
 
5) 網野彩, 土屋俊明, 銅島いずみ, 壹岐聖子 : トレイ搬送設備による輸血用血液製剤搬送の現状. 日本輸血細胞治療学会誌 59 (2) : 385, 2013.
Medical*Online
6) 厚生労働省医薬・生活衛生局 : 血液製剤の使用指針 平成31年3月, p.46.
 
7) 学会認定・臨床輸血看護師制度カリキュラム委員会編 : 看護師のための臨床輸血 学会認定・臨床輸血看護師テキスト 第3版. 中外医学社, p.85, 2022.
 
8) 前田平生, 大戸斉, 岡崎仁編著 : 輸血学 改訂第4版, 中外医学社, p.654, 2018.
 
9) 学会認定・臨床輸血看護師制度カリキュラム委員会編 : 看護師のための臨床輸血 学会認定・臨床輸血看護師テキスト 第3版. 中外医学社, p.88-90, 2022.
 
10) 松本真弓, 有馬靖佳, 松浦秀哲ほか : 輸血開始後の患者観察に関する実態調査に学ぶ輸血看護の課題. 日本輸血細胞治療学会誌 66 (6) : 735-742, 2020.
Medical*Online
11) 厚生労働科学研究 医薬品・医療機器等レギュラトリーサイエンス総合研究事業 医療機関内輸血副作用監視体制に関する研究班 : 安全な輸血療法ガイド. 日本輸血・細胞治療学会, 2012. http://yuketsu.jstmct.or.jp/wp-content/themes/jstmct/images/medical/file/reference/Ref22.pdf (2023年7月閲覧)
 
12) 厚生労働省医薬・生活衛生局 : 血液製剤の使用指針 平成31年3月, p.65.
 
13) 日本赤十字社 : 輸血情報 1410-140, 赤十字血液センターに報告された非溶血性輸血副作用 2013年.
 
14) 日本輸血・細胞治療学会ホームページ : 学会認定・臨床輸血看護師について. http://yuketsu.jstmct.or.jp/authorization/clinical_transfusion_nurse/ (2023年7月閲覧)
 
15) 日本輸血・細胞治療学会 輸血チーム医療に関する指針策定タスクフォース : 輸血チーム医療に関する指針 (第5版), 2017.
 
16) 日本医療機能評価機構 医療事故防止事業部 : 医療事故情報収集等事業 医療安全情報 No.110 誤った患者への輸血 (第2報), 2016年1月.
 
17) 田中健次 : ダブルチェックの方法とその選択-有効性と効率性を探るシステム安全学の研究から. 看護管理 24 (5) : 426-431, 2014.
 
18) 芳賀繁, 赤塚肇, 白戸宏明 : 「指差呼称」のエラー防止効果の室内実験による検証. 産業・組織心理学研究 9 (2) : 107-114, 1996.
 
19) SB-KAWASUMIホームページ https://www.sb-kawasumi.jp/medical/product/detail.html?pdid=3 (2023年7月閲覧)
 
20) 学会認定・臨床輸血看護師制度カリキュラム委員会編 : 看護師のための臨床輸血 学会認定・臨床輸血看護師テキスト 第3版. 中外医学社, p.85, 2022.
 
21) AABB : Blood Transfusion Therapy ; A Physician's Handbook. 12th ed, 2017.
 
22) 日本赤十字社 : 輸血用血液製剤 取り扱いマニュアル 2023年5月改定版.
 
23) 日本看護協会 : 医療安全推進のための標準テキスト. p.21, 2013
 

CHAPTER 5 手術時の輸血

P.90 掲載の参考文献
1) 日本医療機能評価機構 医療事故防止事業部 : 医療事故情報収集等事業 第70回報告書. p.25, 2022.
 
2) 厚生労働省医薬・生活衛生局血液対策課 : 輸血療法の実施に関する指針 平成17年9月 (令和2年3月一部改正), 一部改変.
 
3) 学会認定・臨床輸血看護師制度カリキュラム委員会編 : 看護師のための臨床輸血 学会認定・臨床輸血看護師テキスト 第3版. 中外医学社, p.49, 2022.
 
4) 日本赤十字社 : 輸血情報 2212-178, 血小板製剤の輸血による細菌感染が疑われた事例について-血小板製剤による細菌感染にご注意ください-.
 
5) 日本麻酔科学会・周術期管理チーム委員会編 : 周術期管理チームテキスト 第3版. 日本麻酔科学会, 2016.
 

CHAPTER 6 危機的出血時の輸血 ( 産科出血を中心に )

P.100 掲載の参考文献
1) 学会認定・臨床輸血看護師制度カリキュラム委員会編 : 看護師のための臨床輸血 学会認定・臨床輸血看護師テキスト 第3版. 中外医学社, p.13, 2022.
 
2) 前田平生, 大戸斉, 岡崎仁編著 : 輸血学 改訂第4版, 中外医学社, 2018.
 
3) 日本麻酔科学会, 日本輸血・細胞治療学会 : 危機的出血への対応ガイドライン 2007年11月改訂. http://yuketsu.jstmct.or.jp/wp-content/themes/jstmct/images/medical/file/guidelines/Ref4-1.pdf (2023年7月閲覧)
 
4) 日本産科婦人科学会, 日本産婦人科医会, 日本周産期・新生児医学会, 日本麻酔科学会, 日本輸血・細胞治療学会 : 産科危機的出血への対応指針 2017年1月. https://anesth.or.jp/files/pdf/guideline_Sanka_kiki.pdf (2023年7月閲覧)
 
5) Cunningham FG, Leveno KJ, et al. : Williams Obstetrics 25rd Ed. Section11 (41) Obstetrics Hemorrhage. McGraw-Hill Education. 2018.
 
6) Cotton BA, Au BK, Nunez TC, et al. : Predefined massive transfusion protocols are associated with a reduction in organ failure and postinjury complications. J Trauma 66 (1) : 41-9, 2009.
PubMed
7) 日本赤十字社 : 照射赤血球液-LR「日赤」添付文書 (2016年4月改訂 第2版) http://www.jrc.or.jp/mr/pdf/Ir-RBC-LR_201604.pdf (2023年7月閲覧)
 

CHAPTER 7 新生児の輸血

P.110 掲載の参考文献
1) 仁志田博司編 : 新生児学入門 第5版. 医学書院, p.318, 2018.
 
2) 日本医療機能評価機構 医療事故防止事業部 : 医療事故情報収集等事業 第21回報告書. p.109-113, 2010.
 
3) 厚生労働省医薬・生活衛生局 : 血液製剤の使用指針 平成31年3月, p.64-65.
 
4) 松井晃 : 完全版 新生児・小児ME機器サポートブック. メディカ出版, p.102-103, 2016.
 
5) 厚生労働省医薬・生活衛生局 : 血液製剤の使用指針 平成31年3月, p.65.
 
6) 日本輸血・細胞治療学会 : ポケット版 わかりやすい ベッドサイドの輸血ガイド. p.114, 2015.
 

CHAPTER 8 自己血輸血

P.124 掲載の参考文献
1) 日本自己血輸血・周術期輸血学会 : 貯血式自己血輸血実施指針 (2020).
 
2) 日本自己血輸血・周術期輸血学会 : 産科領域における貯血式自己血輸血実施基準 (2020).
 
3) 日本赤十字社 事業局 血液事業部 : 業務標準・技術部門 製造部門, 1998.
 
4) 脇本信博 : 自己血輸血に関する Q&A 第1報. 自己血輸血 18 (2) : 228-241, 2005.
Medical*Online
5) 角倉弘行 : 周産期の凝固線溶系の変化とその対策. Thrombosis medicine 4 (4) : 319-326, 2014.
Medical*Online
6) 脇本信博編 : 実践・輸血マニュアル 自己血輸血から輸血療法全般の理解を求めて. 医薬ジャーナル社, p.127, 2012.
 
7) 日本救急医学会ホームページ 医学用語解説集 : 「仰臥位低血圧症候群」. http://www.jaam.jp/html/dictionary/dictionary/word/0503.htm (2023年7月閲覧)
 
8) 学会認定・臨床輸血看護師制度カリキュラム委員会編 : 看護師のための臨床輸血 学会認定・臨床輸血看護師テキスト 第3版. 中外医学社, p.107, 2022.
 
9) 日本自己血輸血・周術期輸血学会ホームページ : 貯血式自己血輸血の概要と実際. https://www.jsat.jp/jsat_web/jissai/cyoshiki.html (2023年7月閲覧)
 
10) 輸血療法委員会 : 日本赤十字医療センター 輸血療法マニュアル 2021年版.
 
11) 学会認定・臨床輸血看護師制度カリキュラム委員会編 : 看護師のための臨床輸血 学会認定・臨床輸血看護師テキスト 第3版. 中外医学社, 2022.
 
12) 厚生労働省医薬・生活衛生局血液対策課 : 輸血療法の実施に関する指針 平成17年9月 (令和2年3月一部改正).
 
13) 厚生労働省医薬・生活衛生局 : 血液製剤の使用指針 平成31年3月.
 
14) 日本自己血輸血・周術期輸血学会 : 回収式自己血輸血実施基準 (2020).
Medical*Online
15) 日本自己血輸血・周術期輸血学会 : 希釈式自己血輸血実施基準 (2020).
Medical*Online

CHAPTER 9 輸血副反応

P.150 掲載の参考文献
1) 日本輸血・細胞治療学会 : 常用輸血医学用語の変更について (2019年12月27日). http://yuketsu.jstmct.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/2a044a087cfacaaabf54c907aa7b428c.pdf (2023年7月閲覧)
 
2) 日本輸血・細胞治療学会 : ポケット版 わかりやすい ベッドサイドの輸血ガイド. p.45, 2015.
 
3) 日本輸血・細胞治療学会 : 輸血副反応ガイド Ver1.0. p.33. 2014.
 
4) 日本輸血・細胞治療学会 : 輸血副反応ガイド Ver1.0. p.26, 2014.
 
5) 日本輸血・細胞治療学会 : 輸血副反応ガイド Ver1.0. p.44, 2014.
 
6) 岡崎仁ほか : 科学的根拠に基づいた輸血有害事象対応ガイドライン. 日本輸血・細胞治療学会誌 65 (1) : 1-9, 2019.
Medical*Online
7) 日本輸血・細胞治療学会 : 輸血副反応ガイド Ver1.0. p.41-42, 2014.
 
8) 厚生労働省医薬・生活衛生局血液対策課 : 輸血療法の実施に関する指針 平成17年9月 (令和2年3月一部改正), p.27.
 
9) Toy P et al. : Transfusion-related acute lung injury : incidence and risk factors. Blood 119 (7) : 1757-67, 2012.
PubMed
10) 日本赤十字社 血液事業本部 安全管理課 : Haemovigilance by JRCS 2013. p.5, 2015.
 
11) 日本輸血・細胞治療学会 : ポケット版 わかりやすい ベッドサイドの輸血ガイド. p.57, 63, 2015.
 
12) 日本輸血・細胞治療学会 : 輸血副反応ガイド Ver1.0. p.54, 2014.
 
13) 厚生労働省医薬・生活衛生局血液対策課 : 輸血療法の実施に関する指針 平成17年9月 (令和2年3月一部改正), p.28.
 
14) 日本赤十字社 : 輸血情報 2208-176, 輸血用血液製剤との関連性が高いと考えられた感染症症例 2021年.
 
15) Kuehnert MJ, et al : Transfusion-transmitted bacterial infection in the United States, 1998 through 2000. Transfusion 41 : 1493-1499, 2001.
PubMed
16) 日本赤十字社 : 医薬品情報, 輸血用血液との関連性が高いと考えられた細菌感染症例. https://www.jrc.or.jp/mr/reaction/infection/bacterium/ (2023年7月閲覧)
 
17) Satake M et al. : Frequency of bacterial contamination of platelet concentrates before and after introduction of diversion method in Japan. 49 (10) : 2152-2157.
PubMed
18) 日本赤十字社 : 医薬品情報, 輸血用血液製剤に混入する原因. https://www.jrc.or.jp/mr/reaction/infection/virus/ (2023年7月閲覧)
 

TOPICS 細胞治療 ～輸血から造血幹細胞移植、CAR - T療法まで～

P.166 掲載の参考文献
1) Porter, DL. et al. : N. Engl. J. Med. 365 (8) : 725, 2011.
PubMed
2) Porter, DL. et al. : J. Cancer 2, 331, 2011.
PubMed
3) Kalos, M. et al. : Sci. Transl. Med. 3 (95) : 95ra73, 2011.
PubMed
4) 前田平生, 大戸斉, 岡崎仁編著 : 輸血学 改訂第4版. 中外医学社, 2018.
 
5) ダグラス・スター著, 山下篤子訳 : 血液の物語. 河出書房新社, 1999.
 
6) 池田久實監修・霜山龍志編 : 輸血学 理論と展望. 北海道大学出版会, 2003.
 

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