総義歯の病理 基礎と臨床から導き出された総義歯製作法

出版社: デンタルダイヤモンド社
著者:
発行日: 2024-08-01
分野: 歯科学  >  臨床歯科学
ISBN: 9784885105968
書籍・雑誌
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7,920 円(税込)

商品紹介

誰もが当たり前にできる“名人芸”を必要としない総義歯づくりのエビデンス
病理学的な側面から総義歯の基本的な形の存在と、独自の咬合の考え方を確立して取り組んでこられた渡辺宣孝先生の総義歯臨床の集大成。有歯顎用トレーを用い、アルギン酸塩印象材による2回法印象によって連合印象採得を完成させる概形印象採得法など、その総義歯製作のステップは多くの臨床家とはだいぶ異なる。しかし、総義歯には“基本的な形”があり、完成した総義歯は相似形となるため、イノベーションの概念で読み進めていただきたいとの思いが込められている。ぜひ、総義歯づくりの座右の書としてご活用いただきたい。

目次

  • 1章 総義歯製作における普遍的な知識とポイント

    2章 私の総義歯製作法
     Step 01 概形印象(1次印象)
     Step 02 作業用模型
     Step 03 床外形決定
     Step 04 咬合床(仮床)製作
     Step 05 ロウ堤製作
     Step 06 咬合採得
     Step 07 咬合器付着
     Step 08 人工歯排列
     Step 09 試適
     Step 10 精密印象(2次印象)─咬座印象─
     Step 11 重合
     Step 12 セット
     Step 13 セット時テストフード
     Step 14 メインテナンス

    3章 症例供覧
     Case 01 基準となる咬合平面は下顎咬合平面、咬合平面の角度の変更は上顎咬合平面と証明してくれた症例
     Case 02 旧義歯人工歯部と製作した咬合床(仮床)を連結して義歯製作を行い、顎位が整った症例
     Case 03 旧義歯の人工歯部と床を連結して義歯製作を行い、顎位を整えた症例
     Case 04 連結人工歯を使用して咬合採得を行った症例
     COLUMN 01 顎底吸収がかなり著しい症例
     COLUMN 02 AngleⅢ級症例の模型の特徴
     COLUMN 03 生理的ではない咬合採得での人工歯排列による義歯
     COLUMN 04 下顎位の変化に関する考察

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