歯科「閉院」作法 明日、院長やめます。

出版社: デンタルダイヤモンド社
著者:
発行日: 2024-10-01
分野: 歯科学  >  歯科学一般
ISBN: 9784885106019
書籍・雑誌
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4,400 円(税込)

商品紹介

歯科会計の専門家による「閉院」のための解説書
歯科医院を開業してから数十年。自身の年齢と医院の行く末を考えるなかで、歯科医院の「閉院」を検討されたことはあるでしょうか。
仮に「明日、院長をやめるとしたら?」。
家族やスタッフの顔が目に浮かび、その瞬間から、何をすべきか、何が必要か、思いを巡らせることになると思われます。
そんな気持ちになった方に向けて、本書では長年公認会計士・税理士として歯科業界で活躍してきた著者が、引退準備に伴う医院やスタッフ、税金に関する確認事項をお話ししています。
“ハッピーリタイアメント”に向けて、ぜひご一読いただきたい一冊です。

目次

  • 1章 明日、院長をやめます
     1-1 やめる時期を決められるのは自分自身
     1-2 やめる「明日」をいつにするか?
     1-3 診療収入の状況はいかがですか?
     資料 診療収入別平均データ
     資料 年度別歯科医院業績推移
     資料 開業年数別診療収入データ
     Column 過去27年間の診療報酬の変化
     Column 最低賃金と1回診療点数の推移
     Column 開業25年後の診療所は?
     1-4 オーナー院長とスタッフ医師の違い
     1-5 承継歯科医師の気持ち
     Column 引退後の暇な時間?

    2章 引退を決める前に確認しておきたい重要事項
     2-1 院長引退後の処遇、四つの選択肢
     ケース1 治療は続けて医院経営は任せる
     ケース2 別の医院で治療を続ける
     ケース3 治療はやめて経営に専念する
     ケース4 治療からも経営からも引退
     2-2 引退後の生活資金はどうする?
     年金見込額と退職金を確認
     個人事業主の備え
     医療法人の役員の備え
     2-3 役員退職金プランの検討
     掛金等の支払時の節税額の違い
     受取時の節税額の違い
     運用成績による違い
     資料 役員退職積立プラン
     2-4 引退までの設備更新の必要性
     資料 医療機器データ
     2-5 スタッフの退職金は準備していますか?
     資料 スタッフ退職金準備方式
     2-6 生命保険等の見直しは必要ありませんか?
     相続税対策としての生命保険加入
     火災保険は契約期間を確認

    3章 承継医師、患者、スタッフ、家族へのフォロー~「お疲れ様」といわれるために~
     3-1 ご家族は引退に賛成ですか?
     個人事業の場合
     医療法人の理事の場合
     3-2 スタッフの心配ごとをご存じですか?
     資料 人件費関係データ
     3-3 親族歯科医師への承継はあるのか?
     事前に承継者の診療方針の確認を
     3-4 患者さんに引退をどう伝えるか
     引退、廃業の場合
     医院承継の場合

    4章 診療所との別れ方
     4-1 診療所はどうする
     個人所有の場合
     医療法人所有の場合
     賃貸(テナント)の場合
     4-2 医療機器の処分
     購入機器の処分
     リース機器の場合
     資料 診療収入別医療機器の状況
     4-3 引退間際の設備投資
     経費的に有利な方法を選択

    5章 最後まで節税対策
     5-1 いままでの節税対策の終わり方
     退職所得控除を利用
     資料 開業中の節税対策事例
     5-2 医療法人役員の退職時の節税対策
     5-3 役員退職金規程作成上の留意点
     役員退職金規程は、各医療法人固有のもの
     役員退職金規程で定めた退職金でも税法上適法とは限らない
     適用日を明確にしておくこと
     資料 役員退職金規程サンプル
     5-4 個人事業の引退時の節税対策
     5-5 退職所得となる収入の種類
     5-6 引退後の相続対策の考え方
     5-7 引退後の相続対策例
     1. 金融資産を非課税資産(相続税対象外資産)に転換
     2.所有不動産の評価方法の見直し
     Column 土地価格の評価基準となる路線価とは?

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