イルカと否定神学 対話ごとぎでなぜ回復が起こるのか

出版社: 医学書院
著者:
発行日: 2024-10-10
分野: 看護学  >  看護学一般
ISBN: 9784260057356
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商品紹介

「ゼロ」からはじめるオープンダイアローグ!
――なぜ対話するだけで、これほどの変化が生ずるのだろう。
――なぜこんな「ふつうのこと」で、回復が起きてしまうのだろう。
ラカン、ベイトソン、バフチン、レイコフ、中井久夫……著者の全キャリアを支えてきた思想を総動員して、この哲学的疑問に真正面から答えた渾身の一冊。
こうして対話という魔法はゆっくりとその全貌を現しはじめた。この魔法のすばらしさは、謎が解けても効くことである。

目次

  • I 否定神学をサルベージする
     1 対話ごときでなぜ回復が起こるのか?
     2 「無意識」の協働作業
     3 ジャック・ラカンの精神分析
     4 こんなに “使える” 否定神学

    II 構造からプロセスへ
     5 「プロセス」をめぐる逆説
     6 逆説・プロセス・システム
     7 バフチンにおける対話と「プロセス」

    III よみがえる身体
     8 対話における身体性
     9 隠喩と身体
     10 身体が思考する

    IV 逆説とコンテクスト
     11 「他者」の逆説
     12 心は「コンテクスト」にしかない
     13 ベイトソンの学習理論
     14 対話と逆説
     15 コンテクストの転換に向けて

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