INTENSIVIST 16/4 2024年
出版社: |
MEDSi |
発行日: |
2024-10-01 |
分野: |
臨床医学:一般
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雑誌
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ISSN: |
18834833 |
雑誌名: |
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特集: |
どうする? PCAS |
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目次
- 特集 どうする? PCAS
1.DEPARTURE:PCASプロトコルをどう組み立てるか? その背景にあるものは何か?
2.心停止後症候群の病態生理:脳組織低酸素回避のためにできること
3.初療における心停止診療:限られた時間でいかにICU診療につなげるか
4.二次性脳損傷を回避するICU管理に必要なこと:ガイドラインやエビデンスをふまえた管理方法
5.PCASに特徴的な合併症:合併症チェックリストにのっとり迅速かつ適切に対応
6.低体温療法は本当に効かないのか?:歴史的経緯から低体温療法が有効な患者群を探る
〔うちの体温管理はこうやっています〕
【コラム】脳波所見に合わせて目標体温を設定する:aEEG所見を用いた体温管理プロトコルの実際とその効果
【コラム】33℃を24時間維持し,24時間かけて36.6℃に復温:効果が期待できるかもしれないのであれば,
基本は低体温療法がよいのではないか
【コラム】開始24時間は36℃,その後の72時間も引き続き36℃:目標体温維持困難例では上昇も許容
〔発作定義を満たしていない脳波異常に抗発作薬を投与するvs. しない〕
7. Pro:投与する:背景活動に注目して治療を考慮する
8.Con:投与しない:明確な治療の有効性が示されていない以上,明らかな副作用を重視するべきである
〔advanced 脳機能モニタリング〕
【コラム】国際10−20法:神経集中治療に携わる医師必修の技術
【コラム】電極数が限られた脳波計:ポイントを押さえた施行で臨床に有用な情報を
【コラム】aEEG(amplitude-integrated electroencephalogram):モニタリング時におけるポイント
【コラム】BIS(bispectral index):心停止蘇生後の予後や脳障害の判定には補助的な利用を
【コラム】SedLine:脳波をもっと活用するために
【コラム】NIRS(near infrared spectroscopy):その有用性は脳波モニタリングのトリガーにあり
〔特殊なモニタリングで読み解く脳機能〕
【コラム】脳マイクロダイアリシス:基本と測定できる物質を知っておこう
9.治療方針を支える予後予測:予測因子と評価のタイミングを押さえる
【コラム】移植:ポテンシャルドナーの同定から家族への説明まで
10.PCAS患者家族とのコミュニケーション:患者にとって最善のゴールを話し合うために
【コラム】思い出に残る症例:体に刻まれたDNAR
【インタビュー】エンゼルケアのあり方
11.基礎研究によって進化するPCAS診療:心停止後脳障害に対する新規治療戦略
12.FLIGHT:PCASの未来
連載
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