消化器がん薬物療法 副作用マネジメント プロのコツ 第3版
商品紹介
今，何をすればいいのか一目瞭然。 超!実用的なプロのコツ，ついにアップーデート
お待たせしました、第3版！
標準治療をできるだけ長く・患者負担なく継続するための『プロのコツ』を解説した好評シリーズの最新版。
5年ぶりの全面改訂で, 最新のレジメン・ガイドラインに対応。より使いやすく, よりわかりやすく！
改訂ポイント
1．最新の標準治療レジメンに項目と内容を一新。
どの副作用にいつごろ注意すべきか、どの薬剤から減量すべきか、チャートもさらに充実。
2．副作用対策編も最新のエビデンスに更新。新しく登場した支持療法薬についても解説。
3．免疫チェックポイント阻害薬の副作用（irAE）の項目もさらに充実。
4．新たに「緩和医療薬の副作用対策」の章を追加。特徴的な副作用とその対策がわかる。
ますますパワーアップしたこの1冊で、副作用マネジメントにはもう悩まない!
目次
- 第I章 はじめに
消化器がん治療体系概略
治療を始める前に
第II章 レジメン別プロのコツ
１胃がん
一次治療
(1)HER2 陰性 Nivo を使う場合］
SOX or CAPOX or FOLFOX＋ Nivo
(2)［HER2 陰性 Nivo を使わない場合］
S-1 ＋CDDP or Cape ＋ CDDP
(3)［HER2 陽性］
SOX or CAPOX or XP or SP ＋ Tmab
(4)［Claudin 陽性］
CAPOX or FOLFOX＋ Zolbetuximab
(5)条件付き一次治療
二次治療
(1)weekly PTX+RAM
(2)条件付き二次治療
三次治療～
(1)FTD/TPI
(2)Nivolumab（Nivo）
(3)Trastuzumab Deruxtecan（T-DXd）
２大腸がん
一～ニ次治療
(1)FOLFOX or FOLFIRI＋抗EGFR 抗体薬
(2)FOLFOX or FOLFIRI＋抗VEGFR 抗体薬
(3)CAPOX＋ BEV
(4)SOX＋ BEV
(5)IRIS or SIR（＋BEV）
(6)5 -FU ＋ℓ-LV or UFT ＋LV or S-1＋ BEV、CET/PANI
(7)FOLFOXIRI or CAPOXIRI＋ BEV
ニ次治療
CAPIRI＋ BEV
三次治療～
(1)FTD/TP（I ＋BEV）
(2)Fruquintinib
(3)Regorafenib（REG）
(4)IRI+抗EGFR 抗体薬
特殊
(1)［BRAF陽性］ENCO＋CET（＋BINI）
(2)［HER2 陽性］PER ＋Tmab
(3)［NTRK 融合遺伝子陽性］ENTR or LARO
(4)［MSI-H］Pembro、Nivo、Nivo+Ipi
３食道がん
一次治療
(1)Nivo（or Pembro) ＋化学療法
(2)Ipi ＋Nivo
(3)［Nivo が使えない］FP or FOLFOX
二次治療～
(1)Nivo or Pembro
(2)［ICI 以外の二次治療レジメン］
PTX（DTX）or FP or 5 -FU＋NDP or mFOLFOX6
４膵がん
一～二次治療
(1)modified FOLFIRINOX（mFFX）
(2)GEM＋nab-PTX
(3)GEM＋S-1
(4)S-1 or GEM
二次治療～
(1)nal-IRI＋5 -FU/LV
二次治療～（特殊）
(1)［BRCA陽性］Olaparib
５胆道がん
一～二次治療
(1)GC＋ Durva/Pembro
(2)GCS
(3)Pemigatinib
(4)Futibatinib
６肝細胞がん
一次治療
(1)Atezo＋ BEV
(2)Sorafenib
(3)Lenvatinib
(4)Durvalumab＋Tremelimumab（STRIDE）
二次治療～
(1)Regorafenib（REG）
(2)Ramcirumab（RAM）
(3)Cabozantinib（CAB）
７GIST
(1)Imatinib
(2)Sunitinib
(3)Regorafenib（REG）
(4)Pimitespib
８消化管NET
(1)Everolimus
(2)Sunitinib
(3)Octreotide LAR・Lanreotide
(4)Streptozocin
(5)放射線核種標識ペプチド治療（PRPT）
第III章 副作用症状別プロのコツ
１全身
(1)Infusion related reaction ／敏感反応
(2)倦怠感
(3)筋肉痛・関節痛
(4)創傷治癒遅延
２消化器
(1)口内炎（口腔粘膜炎）
(2)食欲不振
(3)悪心・嘔吐
(4)下痢
(5)便秘
(6)消化管潰瘍・出血・穿孔
(7)肝機能障害・黄疸
(8)腸炎
(9)膵炎
(10)B型肝炎ウイルス再活性化
３腎・泌尿器
(1)蛋白尿
(2)腎機能低下
(3)血尿
４呼吸器
(1)間質性肺疾患・薬剤性肺障害
５循環器
(1)心機能障害（心不全）
(2)高血圧
(3)血栓症
６血液
(1)血小板減少症
(2)貧血
(3)播種性血管内凝固症候群（DIC）
７神経
(1)視覚障害
(2)味覚障害・嗅覚障害
(3)末梢神経障害・聴覚障害
(4)うつ・不安
(5)頭痛・めまい・ふらつき
８皮膚
(1)爪囲炎
(2)皮疹
(3)手足症候群
(4)色素沈着
(5)脱毛
(6)掻痒感
９代謝
(1)浮腫
(2)抗利尿ホルモン不適合分泌症候群（SIADH）
10感染症
(1)発熱性好中球減少症（FN）、ワクチン接種
11眼
(1)流涙症、涙道閉塞
(2)視覚障害（眼科医の視点から）
12生殖
(1)妊孕性低下
13免疫チェックポイント阻害薬による副作用（irAE）
(1)重症筋無力症と筋炎
(2)1型糖尿病
(3)甲状腺機能障害
(4)下垂体機能障害
(5)眼障害（ぶどう膜炎）
第IV章 消化器がんの緩和ケア
早期からの緩和ケアの関わり
緩和治療薬（オピオイド・ステロイド）の副作用症状別プロのコツ
(1)オピオイドによる悪心・嘔吐
(2)オピオイドによる便秘症
(3)ステロイドによる不眠、オピオイドによる眠気
(4)オピオイドによる排尿障害
(5)オピオイドによる掻痒感
(6)オピオイドによる呼吸抑制
(7)オピオイド・ステロイドによるせん妄
(8)オピオイドによるミオクローヌス
第V章 消化器がん薬物療法との上手なお付き合い
(1)がん患者のアピアランスケア
(2)心のケア
(3)意思決定支援
(4)Hazardous drug に対する曝露対策
付録
CTCAE v5.0 - JCOG
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