ダウン症児の学びとコミュニケーション支援ガイド 改訂第2版
出版社: |
診断と治療社 |
著者: |
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発行日: |
2025-03-11 |
分野: |
臨床医学:内科
>
小児科学一般
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ISBN: |
9784787826848 |
電子書籍版: |
2025-03-11
(電子版)
|
電子書籍
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目次
- 1 総論
A ダウン症児の特徴と育ちを理解する
1 疫学
2 心身の特徴
3 さまざまな合併症・健康管理
4 ダウン症児の療育
5 自立を目指した乳幼児期からの支援
6 自立を目指した学童期からの支援―特別支援学校の立場から―
7 ダウン症児をとりまく総合的な支援―とりまく人々の役割―
Column:新しい小児慢性特定疾病
Column:出生前検査の現況
B ダウン症児をもっと理解するために
1 ダウン症児の性格・能力・世界
2 ダウン症児・者への誤解・対人関係・問題点
3 対人的なかかわりへの消極性,指示を拒む,引きこもるなどの課題の理解
4 ダウン症児の見る力と支援
5 ダウン症児の不器用さに対する見方と支援
6 食べる・飲むを支える―摂食機能訓練―
2 実践編 療育
A ダウン症児に対する早期療育のプログラム
1 大阪医科薬科大学LDセンター タンポポ教室の取り組み
B 日常生活における学びとコミュニケーション
1 発達のための基礎
2 初期の発達を支える:赤ちゃん体操教室
3 小集団で遊びを支える:ことばとリズム(2~4歳)
4 遊びを通じて学びを支える:ことばと学び(4~6歳)
5 やりとりを支える:ことばとやりとり
6 学びを支え続ける:フォローアップクラス(小学生)
Column:自立に向けて気持ちを支える
C 日常生活・園生活での支援
1 自律神経発達の弱さを補う援助
2 集団生活で「わかる」「支える」支援
3 実践編 インリアル・アプローチ
A 言語とコミュニケーションを育てる―インリアル・アプローチの基礎―
1 インリアル・アプローチとは
2 ダウン症児の言語・コミュニケーションの発達の特徴
3 ダウン症児へのインリアル・アプローチの適用
B 実践事例
1 言語とコミュニケーション支援:幼児期
(1)非言語コミュニケーションが上手なために,発話につながりにくい子ども
(2)聴覚障害を伴うダウン症児への取り組み
(3)見え方に困難があり,やりとりが難しいダウン症児への支援
(4)文字で文の指導を行い,伝達内容が豊かになった事例
2 言語とコミュニケーション支援:学童期
(1)ダウン症児への文字の習得の支援
(2)ASDの特徴を併存するダウン症児の支援
(3)会話段階のダウン症児のことばの問題
Column:ダウン症としての特性と一人の子どもとしての個性
C 成人期における支援
1 ダウン症者の生涯発達支援―幼児期から生涯を見据えた支援―
付録 ダウン症のある子どもの成長曲線