不登校の子どもを支える

出版社: 新興医学出版社
著者:
発行日: 2025-05-25
分野: 臨床医学:内科  >  小児科学一般
ISBN: 9784880029344
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2,420 円(税込)

商品紹介

大ロングセラー「学校に行けない子どもたちへの対応ハンドブック」、約15年の時を経た待望の改訂版!
小児心療科の医師として、長年不登校支援の最前線で診療してきた著者が、冷静かつ暖かい視点で、子どもを支える医師・教師・家族のためにまとめたこころのガイド。

目次

  • ●Chapter 1 不登校について考える前に
    子どもと学校との関わり
    子どもの「こころ」の成長における学校の役割
    学校における人間関係の問題点
    周囲の人たちと安定した関係を形成する能力とは
    自己肯定感(自尊感情)
    基本的な安心感
    不登校の子どもに必要な支援とは

    ●Chapter 2 不登校に関わるもの
    こころの問題はどのように起きるか
    不登校が始まるとき
    子どもの素因
    発達特性
    過敏で不安が強い子
    身体的な問題
    精神の疾患
    環境の問題
    家庭環境
    学校環境
    ストレス耐性
    ストレス耐性とはなにか
    ストレス耐性と基本的な安心感自己肯定感(自尊感情)
    ストレス耐性はどのように身についていくか
    不登校は3つの因子のバランスによって生じる
    もっとも影響が大きいと考えられる因子によって不登校のタイプを分ける
    内因主体型
    家庭環境型
    外因主体型
    過剰適応型
    未熟回避型

    ●Chapter 3 不登校はどのように経過するか
    不登校の経過とこころのエネルギー
    不登校の経過における共通性
    こころのエネルギーとは
    こころのエネルギーと症状
    こころのエネルギー状態に応じた対応
    こころのエネルギーの回復過程として不登校の経過を考える
    各期の解説
    前駆期(不登校の始まり)
    混乱期
    休養期
    回復期
    助走期
    復帰期
    不登校の経過におけるバリエーション
    ゆっくり回復パターン
    早めに登校を開始するパターン
    引きこもるパターン

    ●Chapter 4 不登校対応の基本プラン
    実際の対応手順
    子どもの状態を理解する
    3つの因子の相互関係を検討する
    子どもの状態をストーリーとして考える
    対応は二段構えで
    最終目標をどう考えるか

    ●Chapter 5 不登校の因子に対するアプローチ
    子どもの素因に対するアプローチ
    発達特性や過敏さに対して
    身体症状への対応
    心身症としての身体症状
    器質性身体疾患
    精神疾患
    環境に対するアプローチ
    家庭環境に対して
    学校環境に対して
    ストレス耐性に対するアプローチ
    ストレス耐性をどう高めるか
    過剰適応型の子ども
    未熟回避型の子ども

    ●Chapter 6 不登校の時期に応じたアプローチ
    前駆期
    前駆期の対応の基
    登校刺激への反応と今後の方針
    前駆期における医療機関の受診
    混乱期
    混乱期の対応の基本
    混乱期における医療機関の受診
    子どもが受診した場合
    子どもへのアドバイス
    休養
    休養期の対応の基本
    休養期におけるアドバイス
    回復期
    回復期の対応の基本
    回復期からどう離脱するか
    回復期が長期にわたると
    助走期
    助走期の対応の基本
    所属する学校に戻る場合
    通学の支援と時間帯をどうするか
    家族が同伴しての登校
    在籍する学校以外での社会参加
    学校以外の社会参加の場
    助走期から復帰期へ
    助走期から復帰期への移行をどのように考えるか
    ステップアップを勧める時期
    さまざまな進学先
    復帰期
    復帰期の対応の基本
    どこまで登校が続けられれば安心か
    全日制高校に進学後,行けなくなったとき
    全日制高校から通信制高校への転校
    留年を選択する子ども
    通信制高校からの進学就職

    ●Chapter 7 不登校,その後
    不登校の子どもの社会復帰
    社会で生活していくとはどういうことか
    中学を卒業する意味
    仕事をしていくということ
    仕事を続けていくために大切なこと
    高校にうまく進めなかったとき
    高校に進学したが,退学してしまった場合
    高校中退後のアルバイト
    アルバイトから正社員へ
    アルバイトから学校へ
    仕事にうまく就けないとき
    アルバイトが始められない,続かない
    障害者手帳の取得と福祉的就労
    引きこもってしまったとき

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