在宅エマージェンシー

出版社: 南山堂
著者:
発行日: 2025-07-01
分野: 臨床医学:一般  >  プライマリケア
ISBN: 9784525411817
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4,950 円(税込)

商品紹介

救急搬送して終わり にしていませんか?
即搬送?自分で緊急往診?看護師さんに指示を出して様子を見る?
在宅患者さんからの緊急コールに自信をもって対応できていますか?
本書では,疾患ごとの予後やコール頻度,備えておくこと,コール理由ごとに考えるべき病態や搬送基準,初期対応について解説.初期対応については,夜中や休日に相談を受けたときに,実際に往診すべきかどうかをレベル分けして記載しました.
また,在宅では患者さんの予後や今後の過ごし方の希望によっても緊急時に求められる対応は大きく異なってきます.そこで本書ではさらに,病態ごとの在宅での対応を患者さんの予後や希望別に具体的に解説しています.
少しでも自信を持って患者さんに向き合い,患者さんが良い時間を過ごす手助けを行えるようになるための一冊です.

目次

  • Part I. 総論
    疾患ごとに予想される予後は異なる
    平時の訪問の意義
    疾患別コール頻度と内容
    準備しておくべき薬剤・物品
    症状憎悪時に備えてあらかじめできること
    搬送か,臨時訪問するのか,電話対応かの判断について
    本人・家族の希望に沿った対応についての考え方
    入院が必要な場合の対応と入院先の選び方
    病院への搬送時の関連各所への連絡と在宅医としての対応
    臨時訪問時の診療
    強い苦痛への対処

    Part II. ○○でよばれたら
    癌性疼痛
    発熱
    呼吸困難
    胸痛
    意識障害
    腹痛
    悪心・嘔吐
    下痢・下血
    鼻出血
    吐血
    喀血
    尿路出血
    性器出血
    下肢浮腫
    尿量減少
    関節炎
    腰背部痛
    転倒
    麻痺
    尿路カテーテルの事故抜去・閉塞
    胃瘻の事故抜去・閉塞
    気管カニューレの事故抜去・閉塞
    CVポートのトラブル
    中心静脈カテーテル関連感染症

    Part III. 在宅での対処が難しい病態
    レスキューだけでは収まらない癌性疼痛
    病的骨折・骨転移
    悪寒戦慄を伴う高熱
    重症肺炎
    診断のつかないもしくは遷延する発熱
    悪性腫瘍に伴う呼吸困難
    急性心不全・慢性心不全の急性増悪 
    慢性閉塞性肺疾患の増悪
    間質性肺炎の急性増悪
    肺血栓塞栓症
    急性冠症候群
    大動脈解離・解離性大動脈瘤
    重症気胸
    せん妄
    低血糖
    肝性脳症
    高カルシウム血症
    低ナトリウム血症・高ナトリウム血症
    胆管炎・胆嚢炎・胆石
    腹膜炎
    結腸軸捻転
    急性膵炎
    腸閉塞
    虚血性大腸炎
    重症感染性下痢
    下部消化管腫瘍からの出血,憩室出血
    大量の鼻出血
    腫瘍からの出血(鼻)
    消化性潰瘍
    食道静脈溜
    腫瘍からの出血(上部消化管)
    腫瘍からの出血(呼吸器)
    結核
    非結核性抗酸菌症
    尿路感染
    尿路結石
    腫瘍からの出血(腎・泌尿器)・膀胱タンポナーデ
    腫瘍からの出血(性器)
    蜂窩織炎・壊死性筋膜炎
    深部静脈血栓症
    脱水
    急性腎障害
    前立腺肥大症による尿閉
    神経因性膀胱
    結晶性関節炎
    化膿性関節炎
    脊椎圧迫骨折
    転移性脊椎腫瘍による脊椎麻痺
    馬尾症候群
    骨折
    外傷性脳出血
    脳血管障害
    脳腫瘍
    転移性脳腫瘍
    脊髄圧迫

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