一般外科医のための血管外科の要点と盲点

出版社: 文光堂
著者:
発行日: 2001-06-20
分野: 臨床医学:外科  >  外科学一般
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14,300 円(税込)

商品紹介

血管外科はこれまで日本において患者数が少なかったこともあり、いわば特殊領域としてみられてきた面がありました。しかい、わが国はこれまで経験したことのない高齢化社会に突入しており、動脈硬化小の増加により、血管疾患は増加の一途にあります。消化器外科患者でも血管疾患を伴った患者が増加しつつあるのは周知の通りです。本書はこの時期に血管外科を専門としない外科医の方々に血管外科手術の基本的考えをポイントを押さえて解説するという目的で企画いたしました。(「序文」より)

目次

  • 一般外科医のための血管外科の要点と盲点
    幕内雅俊/監 宮田哲郎/編

    目次
    I 血管の局所解剖把握のKnack&Pitfalls
     1.頸部血管解剖
     2.上肢血管解剖
     3.腹部血管解剖
     4.下肢血管解剖
    II 血管疾患診断のKnack&Pitfalls
     1.頸動脈狭窄性病変に対する検査の進め方
     2.腹部大動脈瘤に対する検査の進め方
     3.下肢動脈慢性閉塞症に対する検査の進め方
     4.下肢動脈急性閉塞症に対する検査の進め方
     他
    III 血管疾患患者の術前術後管理のKnack&Pitfalls
     1.虚血性心疾患の評価と対策
     2.腎機能障害に対する評価と対策
     3.高齢者術後せん妄に対する評価と対策
    IV 血管手術基本手技のKnack&Pitfalls
     1.血管手術を行うにはどのような準備が必要か
     2.自家静脈グラフト採取方法のコツ
     3.人工血管の種類と使い分け
     4.血管の吻合法とトラブル対策
    V 血管手術のKnack&Pitfalls
     1.頸動脈血栓内膜摘除術のコツ
     2.大動脈腸骨動脈閉塞性動脈硬化症の手術のコツ
     3.非解剖学的バイパス術のコツ
     4.大腿深動脈形成術のコツと落とし穴

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