悪性リンパ腫治療マニュアル 改訂第2版

出版社: 南江堂
著者:
発行日: 2003-09-15
分野: 臨床医学:一般  >  癌/腫瘍一般
ISBN: 4524235027
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商品紹介

悪性リンパ腫には化学療法や放射線療法がよく効くが,加えて最近では抗CD20抗体による特異的抗体療法が可能となり治療モダリティが広がった.病理分類は新WHO分類が定着しつつあり,新しい治療法の臨床研究プロジェクトが組織されている.現時点での最新のプロトコールを,実践に役立つよう注意点を明確にして提示したマニュアルである.

目次

  • 悪性リンパ腫治療マニュアル 改訂第2版

    ―目次―

    1.治療の前に
     1.悪性リンパ腫の治療指針
     2.ルーチン検査のための生検材料の取扱いのポイントと実際
      (1)臨床側からみたリンパ節生検のポイント
      (2)病理組織検査と細胞診検査
      (3)フローサイトメトリーと免疫組織化学
      (4)染色体検査の実際
      (5)遺伝子検査の実際
     3.悪性リンパ腫病理診断のポイント
      (1)新WHO分類を適用する上で留意すべきポイント
      (2)低悪性度B細胞リンパ腫・マントル細胞リンパ腫の病理診断のポイント
      (3)びまん性大細胞型Bリンパ腫・バーキット様リンパ腫
        ・バーキットリンパ腫の鑑別のポイント
      (4)末梢T細胞リンパ腫・NK細胞リンパ腫の各疾患の鑑別のポイント
      (5)ホジキンリンパ腫と非ホジキンリンパ腫の鑑別のポイント
     4.予後推測および治療選択に有用な疾患単位の認識
     5.病期診断
      (1)病期診断の実際
      (2)病期決定に有用な画像診断
     6.予後予測因子と予後予測モデル
     7.JCOGリンパ腫研究グループによる多施設共同臨床試験研究
     8.臨床試験の倫理規範とインフォームドコンセント

    2.悪性リンパ腫の治療手段と有害反応対策
     1.化学療法
      (1)リンパ腫治療に用いられる抗癌剤と併用療法の考え方
      (2)化学療法による血液毒性と感染症に対する対策のポイント
      (3)抗癌剤の非血液毒性と対策のポイント
      (4)肝炎ウイルスキャリアーの対策
     2.放射線治療の実際―practiceとstudy
     3.抗体療法の原理と実際
     4.自家造血幹細胞移植併用大量化学療法
      (1)悪性リンパ腫に対する自己造血幹細胞移植併用
        大量化学療法の原理と実際
      (2)自家造血幹細胞移植併用大量化学療法の有害反応とその対策
     5.同種造血幹細胞移植
      (1)リンパ腫に対する同種造血幹細胞移植の原理と実際
      (2)同種造血幹細胞移植療法の主な合併症と対策
     6.悪性リンパ腫治療後の晩期障害と二次癌

    3.悪性リンパ腫―治療の実際
     1.治療の流れ
      (1)低悪性度Bリンパ腫治療フローチャート
      (2)中悪性度リンパ腫治療フローチャート
      (3)高悪性度リンパ腫治療フローチャート
      (4)ホジキンリンパ腫治療フローチャート
     2.病型別治療方針―標準的治療,研究的治療
      A.低悪性度Bリンパ腫
      B.マントル細胞リンパ腫
      C.中悪性度リンパ腫
      D.高悪性度リンパ腫
      E.ホジキンリンパ腫
      F.成人T細胞白血病/リンパ腫(ATL)の治療
      G.治療上特別な配慮を要する節外性リンパ腫
     3.治療レジメンと治療遂行上の注意点
      A.非ホジキンリンパ腫
      B.ホジキンリンパ腫
      C.成人T細胞白血病/リンパ腫
     4.治療効果の判定
     5.造血幹細胞移植療法の適切な施行対象と施行時期

    4.高齢者,小児の悪性リンパ腫
     1.高齢者の悪性リンパ腫
     2.小児の悪性リンパ腫―治療レジメン,特別の注意事項

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