わかりやすい臨床中医診断学

出版社: 医歯薬出版
著者:
発行日: 2003-07-23
分野: 医療技術  >  鐵灸療法技術
ISBN: 9784263241899
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6,820 円(税込)

商品紹介

本書は鍼灸や漢方を用いる臨床諸家に対し,中医学的な病態把握の方法と,そこから導き出される症状や反応,把握した具体的な治療法を述べている.また,配穴,手技,置鍼時間等を記し,その鍼灸治療の効能に類似した漢方薬を示した.「わかりやすい臨床中医臓腑学第2版」の姉妹編.

目次

  • わかりやすい臨床中医診断学

    ―目次―

    第一章 基礎概論 小宇宙の縮図である人体が体外にシグナルを送るという考え方
     A.体の情報を知る診断方法
     B.東洋医学とは生活方法
     C.体表面から体内をみる東洋医学
     D.部分が全体に,全体が部分に集約される東洋医学
     E.中国古代の自然哲学 陰陽学説
     F.「治病求本」のための診断学
     G.「四診合参」は診断学の基本
    第二章 五行学説と難経 自然界のリズムとエネルギーをどう活用するか
     A.宇宙と人間生命の関係――五行学説
      木曲直 火 炎上 土 稼■ 金 従革 水 潤下
     B.人体の体内エネルギーとしての五行 相生・相剋・相乗・相侮
      相生 相剋 相乗 相侮 水不涵木 木火刑金 土虚木乗 木乗土
     C.相生の原則に基づいた治療法則 「難経学」
    第三章 診断学の基礎 内にあるものは必ず外に現れる
     A.内的な変化は外的なものとして現れる 人体のなかの五臓六腑
     B.外部との通路である「五識」
     C.痛みとは異常を伝える「体からのSOS」
     D.弁証でなにがわかるか
     E.急則治標,緩則治本という考え方
     F.異病同治,同病異治という考え方
     G.症候,体質,病態から割り出す鍼灸・漢方治療の指針 証について
     H.現代人の心のすき間を狙う欝証とはどういうものか
     I.五臓・五色・五行
    第四章 病因論 環境と人体,精神との因果関係を探る法則
     A.病を引き起こす原因を追及する「病因論」
      外部からわたしたちの体を侵す六淫(外因)
     B.外部から疾患を誘発させる外感六淫
     C.内部から疾患を誘発させる内傷七情
     D.内生五邪
    第五章 診断学各論 望診・聞診・問診・切診について
      診断の種類
     A.望診
      臓腑と舌の関係
     B.聞診
      音声を聞こう
      言葉を聞こう
      呼吸を診よう
      咳嗽を診よう
      吃逆を診よう
      げっぷを診よう
     C.問診
     D.切診
      I-切経
      II-切穴
      III-尺膚診病法
      IV-腹部診病法
      V-脈診

     参考文献
     資料 各疾患の鑑別点

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