耳鼻咽喉科診療プラクティス 11 中耳疾患治療の最前線
目次
- 耳鼻咽喉科診療プラクティス 11 中耳疾患治療の最前線
―目次―
総 説
中耳手術の過去・現在・未来
解 説
(I)基礎的事項
1.中耳手術の聴力改善の評価法と術式名称の変遷
2.後壁保存か削除か,再建か―論争史―
3.中耳手術のためのCTと側頭骨組織解剖の比較
4.慢性中耳炎,真珠腫性中耳炎およびcavity problemの病理ならびに免疫組織化学
(II)中耳疾患の手術と成績
1.感染性中耳疾患
1)急性中耳炎―鼓膜切開か保存的治療か―
2)急性乳様突起炎
3)滲出性中耳炎―換気チューブ留置術か保存的治療か―
4)慢性中耳炎―小児・成人・高齢者の比較―
5)真珠腫性中耳炎
a)小児(先天性を含む)
b)成人
6)中耳炎と半規管瘻孔
7)中耳炎と頭蓋内合併症
8)癒着性中耳炎
9)悪性外耳道炎
10)耳管狭窄の手術的治療
11)後天性外耳道閉鎖症の手術―medical meatal fibrosisを中心に―
12)MRSA感染の中耳手術
13)capavity problemを伴う中耳根治術後の再手術
14)コレステリン肉芽腫
15)人工中耳
2.非炎症性中耳疾患
1)鼓室硬化症―tympanosclerosis―
2)耳硬化症―stapedectomyとstapedotomy―
3)中耳奇形
4)耳介形成の手術
5)先天性外耳道閉鎖の手術
6)耳管開放症の手術的治療
7)側頭骨線維性骨異形成症―fibrous dysplasia―
8)グロームス腫瘍
9)錐体尖部真珠腫
10)内耳窓欠損例の聴力改善法
(III)中耳炎起因菌の最近の動向
1.急性中耳炎(含む耐性菌)と滲出性中耳炎
2.慢性中耳炎の細菌検査と問題点
3.術前と手術直後の細菌検査
4.術後の感染予防
(IV)画像診断
1.中耳疾患(小児)とCT
2.中耳疾患(成人)とCT
3.中耳のMRI
(V)中耳手術に関連する検査
1.耳管機能検査と中耳腔換気能検査法
2.自然味覚検査と電気味覚検査
3.顕微鏡下の鼓膜所見のとり方(Siegle耳鏡含む)
4.中耳手術に必要な最小限の平衡機能検査
5.鼓膜パッチテストの評価