耳鼻咽喉科診療プラクティス12巻 嗅覚・味覚障害の臨床最前線

出版社: 文光堂
著者:
発行日: 2003-05-31
分野: 臨床医学:外科  >  耳鼻咽喉/頭頸部
ISBN: 4830633239
シリーズ: 耳鼻咽喉科診療プラクティス
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14,300 円(税込)

商品紹介

本書では,従来その診断・治療が困難とされ教育も不十分であった嗅覚・味覚障害を取り上げ,近年の機器の進歩による最新の検査法と治療法を,多数の図表でわかりやすく解説. 嗅覚・味覚障害患者が増加する一方,その治療が可能となった今日,すべての耳鼻科医にお薦めしたいまさにタイムリーな実践書.

目次

  • 耳鼻咽喉科診療プラクティス12巻 嗅覚・味覚障害の臨床最前線

    ―目次―

    総説
     嗅覚・味覚障害の臨床の現状と展望
    解説
     I 嗅覚障害患者の日米比較
     II まず行うべき嗅覚検査
      1.静脈性嗅覚検査(アリナミンテスト)
      2.基準嗅力検査
     III 日常よくみる嗅覚障害とその治療
      1.慢性副鼻腔炎による嗅覚障害
      2.感冒罹患後の嗅覚障害
      3.アレルギー性鼻炎・花粉症による嗅覚障害
     IV 新しい嗅覚機能検査法
      1.Jet Stream Olfactometry
      2.においの識別検査―UPSIT, CC-SIT―
      3.においの識別検査―スティック型検査―
      4.他覚的嗅覚検査の実用化に向けて
      5.嗅覚障害の画像診断
      6.内視鏡による嗅粘膜の観察
     V 特殊な嗅覚障害
      1.外傷性嗅覚障害
      2.異嗅症
      3.加齢と嗅覚障害―Alzheimer病―
      4.全身性疾患と嗅覚障害
     VI 味覚障害患者の動向
     VII まず行うべき味覚検査
      1.電気味覚検査
      2.濾紙ディスク法
      3.微量元素の測定―亜鉛,銅,鉄―
     VIII 日常よくみる味覚障害とその治療
      1.亜鉛欠乏性味覚障害と特発性味覚障害
      2.感冒後味覚障害と風味障害
      3.薬剤性味覚障害
     IX 新しい味覚機能検査
      1.全口腔法
      2.舌乳頭の観察―マクロスコープ,コンタクトエンドスコープ―
      3.唾液量測定
      4.他覚的味覚検査の実用化に向けて
     X 特殊な味覚障害
      1.放射線治療と味覚障害
      2.全身性疾患と味覚障害
      3.局所病変と味覚障害
      4.自発性異常味覚症と舌痛症
     XI 味覚障害治療の工夫
      1.漢方製剤
      2.唾液分泌促進製剤
     XII 中耳手術と味覚障害
      1.中耳疾患と鼓索神経障害
      2.鼓索神経保存後の味覚障害の回復
      3.鼓索神経切断後の味覚障害の回復
      4.中耳手術における鼓索神経の取り扱い方

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