ICUとCCU 26/12 12月号

出版社: 医学図書出版
発行日: 2002-12-10
分野: 臨床医学:一般  >  雑誌
雑誌名:
特集: Ischemic preconditioningによる臓器保護作用
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商品紹介

臓器に対するプレコンディショニング(organ preconditioning OPC)は前もって短時間のストレス(虚血、低酸素症、等)を負荷することにより、その後に発生する同じ種類の、あるいは似通ったストレスに対して耐性ができることで、OPCを最初に見出したMurryらは犬に心筋梗塞を作ろうとして持続する虚血の前に短い心筋虚血と再灌流をくり返し負荷した(Ischemic preconditioning IPC)。驚くべきことに、これらの動物の梗塞域はIPCを負荷しなかった場合に比較し75%も小さかった。

目次

  • ICUとCCU 26/12 12月号

    ― 目次 ―

    特集 Ischemic Preconditioningによる臓器保護作用

      Ischemic Preconditioningとは /新井達潤
      心臓−とくに臨床応用可能な薬剤を中心にして− /湊口信也
      心臓−Preconditioningによる周術期の心筋保護− /土手健太郎ほか
      脳・脊髄の虚血耐性 /松本美志也ほか
      肝阻血再灌流障害に対するIschemic Preconditioningの作用−とくにNF-κBとの関連−/舟木洋ほか
      腎臓 /小川利久
      小腸 /海江田 衛

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