Heart View 7/1 1月号
商品紹介
心不全は予後不良の疾患である。先進国における心不全患者は全人口の1〜4％を占めるといわれ、高齢化の進む我が国では、今後さらにその重要性が増すと考えられる。治療法の進歩にもかかわらずその予後はなお不良で、NYHAクラスIVの患者の一年生存率は30％に満たない。ある意味では悪性腫瘍より予後の悪い疾患である。
目次
- Heart View ７／１ １月号
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特集 慢性心不全のFrontier
［診る］
1． 慢性心不全の診断と重症度評価 矢崎善一
2．心エコー図の情報をどう役立てるか 木下 晶、千田彰一
3．核医学による心不全の原因診断と予後診断 石田良雄、福地一樹、犬伏正幸
4．［Expertise］生化学指標をどう診療に役立てるか 蔦本尚慶、堀江 稔
［識る］
5．慢性心不全患者の予後を識る 岡本 洋、北畠 顕
6．慢性心不全−大規模臨床試験を臨床にどう生かすか− 山崎 力
7．慢性心不全における収縮不全と拡張不全−その臨床意義− 山本一博、増山 理、堀 正二
8．慢性心不全の病因を見直す
a．心筋リモデリングとRAAS/MMP 朝倉正紀、北風政史
b．免疫からみた慢性心不全の病態 小玉 誠
c．心不全における心筋細胞アポトーシスの意義 江原夏彦、長谷川浩二、川村晃久、金井恵理、北 徹
9．［Expertise］収縮・拡張不全の分子メカニズム 長谷川 洋、小室一成
［治す］
10．慢性心不全治療の新しいスタンダード 大草知子、松崎益徳
11．慢性心不全における不整脈の治療戦略 青沼和隆
12．心不全の非薬物療法−補助循環装置、左室リモデリングを中心に− 許 俊鋭、西村元延、朝野晴彦、五條理志
13．［Expertise］慢性心不全のぺーシング療法の新しい展開 生方 聡
14．［Expertise］強心薬の新しい位置づけ 麻野井英次
15．［Expertise］細胞移植・再生医療・遺伝子治療 伊藤 宏
16．［Expertise］心不全の外科治療の最前線 坂本 徹
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