解離性障害

出版社: 新興医学出版社
著者:
発行日: 2006-10-13
分野: 臨床医学:内科  >  精神医学
ISBN: 4880024872
書籍・雑誌
≪全国送料無料でお届け≫
取寄せ目安:8~14営業日

2,970 円(税込)

商品紹介

本書では、解離の定義や、解離の概念の歴史に始まり、解離性健忘、フーグ、離人症、解離性同一性障害、トランスなどについて述べるだけでなく、解離性障害の心理検査、解離の生物学的仮説、併存症、司法精神医学上の問題などについて述べている。本書は解離性障害についての理解を深め、日々の臨床に役立つための絶好の書である。

目次

  • 解離性障害

    ―目次―

    1 解離性障害序説
     A.解離の定義と機能
     B.概念の歴史的変遷
     C.解離と抑圧
     D.DSMとICDの違いについて
     E.心的外傷と最近の認識

    2 解離性障害の概念史
     A.ヒステリーの歴史
     B.ICD-10における解離性(転換性)障害

    3 解離のモデルとメカニズム
     A.解離と記憶システム
     B.解離の生物学的メカニズム仮説
     C.解離と心的外傷(トラウマ)
     D.解離における共通性(一般性)と文化による差
     E.画像所見を含む生物学的所見
     F.解離のメカニズムの解明の今後

    4 解離性障害の臨床評価
     A.面接による評価方法
     B.質問紙、評価尺度による評価方法
     C.心理検査による評価方法

    5 解離性障害と司法精神医学
     A.心的外傷体験がその後の子どもの発達に与える影響
     B.解離性同一性障害と犯罪
     C.外傷と記憶に関する生物学的研究

    6 急性ストレス反応(Acute Stress Disorder)
       ─心的外傷と解離を中心に─
     A.急性ストレスとは
     B.力動的な理解
     C.生物学的な理解
     D.治療

    7 解離性健忘
     A.解離性健忘
     B.歴史
     C.疫学
     D.症状と経過
     E.診断と鑑別診断
     F.治療

最近チェックした商品履歴

Loading...