医薬品過誤プレアボイド

出版社: 南江堂
著者:
発行日: 2008-01-25
分野: 薬学  >  薬学一般
ISBN: 9784524242665
書籍・雑誌
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3,630 円(税込)

商品紹介

医薬品にかかわる過誤を防ぐために必要な、知っておくべき知識68項目を提示。誤るとどうなるか、どうしてそうなってしまうかを含め、ふまえておくべきポイントとその根拠を、看護師・医師・院内薬剤師に向けて、薬剤の専門家が分かりやすく詳述した。図説も駆使し、読者が知識を把握しやすい、医薬品をめぐる過誤防止に有用な実際書である。

目次

  • 医薬品過誤プレアボイド

    ―目次―

    1.用法・用量の落とし穴
     適応症によって用法・用量が異なる薬剤がある
     通常療法と併用療法では用法が異なる場合がある
     同一薬品で便宜上倍散や希釈液を作ることでまちがいが起こる
     外観・名称でまちがえやすい薬剤がある

    2.相互作用の落とし穴
     併用されやすい併用注意の薬剤の組み合わせを把握しておく
     健康食品には相互作用が意外と多い
     併用が必須な薬剤が存在する

    3.検査の落とし穴
     検査値に影響を与える薬剤がある
     血中濃度の最適なピーク濃度は点滴終了時とは限らない
     薬物血中濃度測定では採血タイミングが重要となる
     脊髄造影にイオン性造影剤は使用できない

    4.休薬・中止の落とし穴
     処置・手術前に休薬が必要な薬剤がある
     休薬期間が必要な薬剤では副作用と再開忘れに留意する
     絶食が必要な検査でも中止しなくてよい薬剤がある

    5.処方箋記載の落とし穴
     処方箋の記載を明確にすることで防げる過誤がある
     外用剤・吸入剤の処方量は,総量か,1日分か,1回量かを
      明確にする

    6.投薬準備の落とし穴
     決められた溶解液以外は使用できない注射剤がある
     注射剤の混注では配合変化に注意する
     カルシウム,マグネシウム注射剤では沈殿に注意する
     抗菌薬注射剤は溶解後,長時間放置できない
     点滴チューブに吸着してしまう薬剤がある
     ほか

    7.投薬方法・投薬時間の落とし穴
     服用条件を守らないと効果があらわれない薬剤がある
     飲み忘れに特に注意すべき薬剤がある
     錠剤やカプセルには粉砕してはいけないものがある
     食前薬と食後薬の違いを把握する
     ダブルバッグ製剤の開通は必ず確認する
     ほか

    8.疾患・患者別 落とし穴
     腎機能は血清クレアチニン値だけで判断してはいけない
     腎不全患者に発症しやすい薬物中毒がある
     食物アレルギーの患者に用いてはならない薬剤がある
     小児の発熱へのアスピリン処方は注意が必要である
     けいれん既往の患者に注意すべき薬剤がある
     ほか

    9.薬剤別 落とし穴
     抗癌薬は慎重に取り扱う
     トロンビンの液体を静注してはいけない
     抗血栓薬使用患者の採血は止血に注意する
     抗凝固薬の効果を弱める食物がある
     フェニトインの投与は内服か静注のみである
     ほか

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