新・心臓病診療プラクティス 11 高血圧を識る・個別診療に活かす
目次
- 新・心臓病診療プラクティス 11
高血圧を識る・個別診療に活かす
―目次―
総説
臨床高血圧の潮流と個別治療への視点
I.高血圧診療に必要な基礎知識
1.血圧とは?─血圧の生理─
2.高血圧の成因を識る
3.わが国の心血管疾患とそのリスク因子の変遷と現状を識る
4.メタボリックシンドロームの観点から
5.臓器障害の成因─内皮機能との関連から─
II.血圧レベルをどう評価するか
1.血圧測定の原理と各種血圧計の特徴
2.正しい血圧の測定法と評価
3.家庭血圧を日常診療にどう生かすか
4.24時間血圧モニタリングから得られる情報
5.白衣高血圧はリスクになるか
6.仮面高血圧とその臨床的意義
7.早朝高血圧の評価と診断
8.夜間高血圧を示す病態とは
III.臓器障害を評価する
1.初診時に必要な検査は
2.さらに詳しい臓器障害のスクリーニングとして何が重要か
IV.高血圧治療の最前線をいく
1.国内外の高血圧治療ガイドラインの変遷
2.治療指針をどう立てるか
3.非薬物療法
4.薬物療法
5.新しい高血圧治療薬
V.特殊な高血圧を見つけ,的確に治療する
1.2次性高血圧を疑う
2.腎血管性高血圧を疑う場合の検査方法
3.高頻度にある原発性アルドステロン症候群
4.見逃されている睡眠時無呼吸症候群
5.肥満の背景にあるCushing症候群
6.血圧変動が大きい褐色細胞腫
7.薬剤惹起性高血圧とは?
8.入院が必要な高血圧緊急症
VI.合併症を持つ高血圧の治療
1.糖尿病の合併で変わる高血圧治療
2.脳血管疾患の血圧管理のポイント:急性期と慢性期
3.変わった頸動脈狭窄合併例への対処
4.慢性心不全と血圧管理
5.虚血性心疾患の再発予防
6.心房細動合併例への対処
7.慢性腎臓病の腎および心血管リスクを下げる
8.大動脈疾患例の血圧管理のコツ:急性期と慢性期
9.高齢者高血圧の特徴と管理のコツ
10.妊娠の可能性のある女性・妊婦の血圧管理
11.小児・思春期の高血圧管理