見て視て診る　マンモグラフィ画像読影ハンドブック　改訂第2版

出版社： 永井書店
著者：
発行日： 2008-10-01
分野： 臨床医学：外科  >  産婦人科学
ISBN： 9784815918194
電子書籍版： 2008-10-01 （改訂第2版第2刷）
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商品紹介

マンモグラフィ検診の成否を決めるよい画像の作成・読影精度・有機的な運営システムを、本書は「読影編」「技術編」「施設画像評価編」で構成し、よい画像とわかりやすい解説に磨きをかけた。また、今回の改訂で特筆すべきは、世界最小の画素サイズの「直接交換方式」と「光学式スイッチング方式」による新方式のＸ線検出器を、その構造と原理および特性がわかりやすく解説されている点である。

目次

  • 見て視て診る　マンモグラフィ画像読影ハンドブック　改訂第2版

    ―目次―

    I．読　影　編
    　１．乳がん検診の在り方とマンモグラフィ検診の
    　　　　精度管理システム
    　　１．乳がん検診の在り方
    　　２．マンモグラフィ検診の精度管理システム
    　２．マンモグラフィ検診精度管理中央委員会とその役割
    　　１．精中委の設立経緯と役割
    　　２．教育研修委員会の活動状況
    　　３．施設画像評価委員会の活動状況
    　　４．マンモグラム・レビュー委員会
    　　５．今後の課題
    　３．乳房の解剖と乳腺の病理
    　　１．乳房の解剖と組織
    　　２．乳腺の病理
    　４．読影に必要なマンモグラフィの基礎
    　　１．マンモグラフィの満たすべき条件
    　５．マンモグラフィの所見用語と読影法
    　　１．マンモグラフィの所見用語
    　　２．基本的読影法
    　６．マンモグラフィ読影の基本
    　　　　　?典型的所見を呈する症例による解説?
    　　（1）腫瘤と局所的非対称性陰影
    　　（2）石灰化
    　　（3）構築の乱れおよびその他の所見
    　７．マンモグラフィ検診により発見された乳癌症例

    II．技術編（マンモグラフィ撮影の基本）
    　１．撮影装置
    　　１．乳房X線撮影装置
    　２．スクリーン/フィルム・システムと現像
    　　１．蛍光体とスクリーン（増感紙）
    　　２．マンモグラフィのフィルム
    　　３．現像処理
    　　４．カセッテの取り扱いとスクリーンの清掃
    　　５．暗室の清掃
    　　６．自動現像機の管理
    　３．デジタルマンモグラフィ
    　　１．デジタルマンモグラフィ・システム
    　　２．デジタルマンモグラフィの画像表示
    　　３．画像処理例
    　４．撮影手技（ポジショニング）のコツとポイント
    　　１．受診者への接し方（接遇）
    　　２．圧迫
    　　３．乳房の可動性
    　　４．ブラインドエリア
    　　５．引き出しと圧迫
    　　６．ポジショニングのトレーニング
    　　７．標準撮影
    　　８．合格基準
    　　９．MLOのポジショニング
    　　10．CCのポジショニング
    　　11．追加撮影法
    　５．品質管理のコツとポイント
    　　１．品質管理の意味と目的
    　　２．日常の品質管理
    　　３．定期的な品質管理項目
    　６．モニタの精度管理
    　　１．医用画像表示用モニタ
    　　２．モニタの精度管理実際

    III．施設画像評価編
    　１．施設画像評価の解説
    　　１．施設画像評価システム
    　　２．画像評価基準
    　２．品質向上指導の実例
    　　１．施設画像評価と品質管理
    　　２．画像不良の原因となる因子
    　　３．マンモグラフィ画像のトラブル対策
    　　４．品質向上指導の実例

この書籍の参考文献

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本参考文献は電子書籍掲載内容を元にしております。

[ I. 読影編 ]

P.6 掲載の参考文献
1) 愛知県健康福祉部健康対策課 : 部位別性別年齢調整罹患率の年次推移. 愛知県のがん登録, 2005.
 
2) Tabar L : Diagnosis and in-depth differential diagnosis of breast diseases. pp 76-88, Mammography Education INC, Sweden, 2001.
 
3) がん検診の有効性評価に関する研究班 (班長 : 久道茂) : がん検診の有効性評価に関する研究班報告書, 日本公衆衛生協会, 東京, 1998.
 
4) Warwick J, Tabar L, Vitak B, et al : Time-dependent effects on survival in breast carcinoma ; results of 20 years of follow-up from the Swedish Two-Country Study. Cancer 100 : 1331-1336, 2004.
 
5) がん検診の適正化に関する調査研究事業班 : 新たながん検診手法の有効性の評価. 日本公衆衛生協会, 東京, 2001.
 
6) 厚生労働省老健局老人保健課長 : 「がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針」の一部改定について. 老老発第0427001号通達, 2004.
 
7) がん検診事業の評価に関する委員会 : 今後の我が国におけるがん検診事業評価の在り方について 報告書, http://www.mhlw.go.jp/shingi/2008/03/dl/s0301-4c_0001.pdf, 2008.
 
8) 厚生労働省老健局老人保健課長 : 「がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針」の一部改定について. 老健第65号通達, 2000.
 
9) 日本乳腺甲状腺超音波診断会議 (編) : 超音波診断ガイドライン. 南江堂, 東京, 2004.
 
10) がん検診に関する検討会 : 乳がん検診及び子宮がん検診の見直しについて がん検診に関する検討会中間報告. 2005.
 
P.13 掲載の参考文献
1) 森本忠興, 遠藤登喜子, 小田切邦雄 : マンモグラフィ検診における精度管理委員会の役割. 日本乳癌検診学会誌 9 (1) : 25-30, 2000.
Medical*Online
2) 森本忠興, 遠藤登喜子, 岡崎正敏 : 乳癌検診におけるマンモグラフィ検診精度管理中央委員会の役割. 日本医事新報 4005 : 37-42, 2001.
Medical*Online
3) マンモグラフィ検診精度管理中央委員会 : マンモグラフィ検診精度管理中央委員会の役割について. 日本乳癌検診学会誌 10 (1) : 71-87, 2001.
Medical*Online
4) Morimoto T, Okazaki M, Endo T : Current Status and Goals of Mammographic Screening for Breast Cancer in Japan. Breast Cancer 11 (1) : 73-81, 2004.
PubMed
5) 森本忠興, 福田護, 岡崎正敏, ほか (NPO法人マンモグラフィ検診精度管理中央委員会) : マンモグラフィ検診精度管理中央委員会の現状. 日本乳癌検診学会誌 15 (1) : 4-11, 2006.
Medical*Online
6) 遠藤登喜子, 岩瀬拓士, 宇津野栄, ほか (NPO法人精中委・教育研修委員会) : 教育研修委員会の現状と課題. 日本乳癌検診学会誌 15 (1) : 12-18, 2006.
 
7) 岡崎正敏, 遠藤登喜子, 東野英利子, ほか (NPO法人精中委・施設画像評価委員会) : 施設画像評価委員会の活動状況と問題点. 日本乳癌検診学会誌 15 (1) : 19-26, 2006,
 
8) マンモグラフィ検診精度管理中央委員会 : マンモグラフィ検診精度管理中央委員会報告書 (第1版) ; 平成10年度～13年度の活動状況. 2001.
 
9) マンモグラフィ検診精度管理中央委員会 : マンモグラフィ検診精度管理中央委員会報告書 (第2版) ; 平成14年度～15年度の活動状況. 2004.
 
10) マンモグラフィ検診精度管理中央委員会 : マンモグラフィ検診精度管理中央委員会報告書 (第3版) ; 平成16年度～17年度の活動状況. 2006.
 
11) マンモグラフィ検診精度管理中央委員会 : マンモグラフィ検診精度管理中央委員会報告書 (第4版) ; 平成18年度の活動状況. 2007.
 
12) 精度管理マニュアル作成に関する委員会 (監), 大内憲明 (編) : マンモグラフィによる乳がん検診の手引き ; 精度管理マニュアル. 改訂第3版, pp1-195, 日本医事新報社, 東京, 2004.
 
13) 日本医学放射線学会, 日本放射技術学会マンモグラフィガイドライン委員会 (編) : マンモグラフィガイドライン. 第2版増補版, 医学書院, 東京, 2007.
 
14) 日本放射線技術学会撮影分科会 (編) : 乳房撮影精度管理マニュアル (改訂版) ; 放射線医療技術叢書 14-3. 日本放射線技術学会, 京都, 2004.
 
15) Howe HL, Wingo PA, Thun MJ, et al : Annual report to the nation on the status of cancer (1973 through 1998) ; featuring cancers with recent increasing trends. J Natl Cancer Inst 93 (11) : 824-842, 2001.
 
16) National Cancer Institute, cancer. gov, http://www.cancer.gov/cancer-information/pdq/
 
17) 森本忠興, 葉久真理 : マンモグラフィ検診による乳癌死亡減少効果とわが国の現状と展望. 日本放射線技術学会誌 61 (6) : 749-758, 2005.
 
18) 富永祐民, 黒石哲生 : 乳癌の疫学的動向. 日本臨床 58 (増刊号) : 5-11, 2000.
 
19) 大島明, 黒石哲生, 田島和雄 (編) : がん統計白書 ; 罹患/死亡/予後-2004. pp1-306, 篠原出版新社, 東京, 2004.
 
P.36 掲載の参考文献
1) 寺田央, ほか : 撮影技術の標準化と向上に向けて (デジタルマンモグラフィの現状も含めて). インナービジョン20 (1) : 9, 2005.
 
2) Sprawls P : Physical of Medical Imaging. Aspen Publ, Inc, Gaithersburg, Maryland, 1993.
 
3) 石栗一男 (編著) : マンモグラフィ技術編. p7, 医療科学社, 東京, 2004.
 
4) 大内憲明 (編著) : マンモグラフィによる乳がん検診の手引き ; 精度管理マニュアル. 第3版, p8, 日本医事新報社, 東京, 2004.
 
5) 寺田央 : マンモグラフィ ; ガイダンスレベルと被ばくの現状. 医学物理 22 (2) : 65-73, 2002.
 
P.42 掲載の参考文献
1) 日本医学放射線学会, 日本放射線技術学会 (編) : マンモグラフィガイドライン. 医学書院, 東京, 1999.
 
2) 遠藤登喜子 : 診断方法最前線 ; マンモグラフィ診断. 良性乳腺疾患アトラス ; 乳腺診療の手引き, 永井書店, 大阪, 2005.
 
3) 遠藤登喜子, 森谷鈴子, 市原周, ほか : 各領域で最近話題となっている疾患 ; 乳腺, 硬化性腺症およびその関連病変と乳癌の画像診断. 臨床放射線 50 (12) : 1649-1658, 2005.
 
4) Tabar L, Dean PB : Teaching Atlas of Mammography. Thieme Stuttgart, New York, 2001.
 
5) 遠藤登喜子 : 微小乳癌の診断法 ; マンモグラフィ. 臨床と研究 82 (10) : 1612-1618, 2005.
Medical*Online
P.80 掲載の参考文献
1) 日本医学放射線学会, 日本放射線技術学会, マンモグラフィガイドライン委員会, ほか (編) : マンモグラフィガイドライン. 第2版, 医学書院, 東京, 2004.
 
P.136 掲載の参考文献
1) 日本医学放射線学会, 日本放射線技術学会マンモグラフィガイドライン委員会 (編) : マンモグラム所見用語. マンモグラフィガイドライン, 第2版, pp 27-45, 医学書院, 東京, 2004.
 
2) 市原周 : 乳腺病理学 ; 細胞・組織・画像. pp 59-60, 名古屋大学出版会, 名古屋, 2000.
 
3) Rosen PP : Breast pathology. Pathology of axillary and intramammary lymph node, pp 812-813, lippincott-Raven, Philadelphia, 1997.
 

[ II. 技術編 ] ( マンモグラフィ撮影の基本 ) ]

P.173 掲載の参考文献
1) International Electro technical Commission (IEC) : International standard ; Medical eiectrical equipment-Part 1 ; General requirements for safety. 3. Collateral Standard ; General requirements for radiation protection in diagnostic X-ray equipment ; IEC 60601-1-3, 1994.
 
2) International Electro technical Commission (IEC) : International standard : Medical electrical equipment-Part 2-45 : Particular requirements for the safety of mammographic X-ray equipment and mammographic stereotactic devices : IEC 60601-2-45, 2001.
 
3) (社) 日本医学放射線学会, (社) 日本放射線技術学会マンモグラフィガイドライン委員会, 乳房撮影委員会 (編) : マンモグラフィガイドライン. 第2版, 医学書院, 東京, 2004.
 
4) (社) 日本放射線技術学会放射線撮影分科会 : 乳房撮影精度管理マニュアル (改訂版). 放射線医療技術叢書 (14-3), pp 38-46, (社) 日本放射線技術学会, 東京, 2005.
 
5) European Commission : Draft Edition January 2005 : European Protocol for the QUALITY CONTROL of the Physical and Technical Aspects of Mammography Screening.
 
6) International Electro technical Commission (IEC) : International standard ; X-ray tube assemblies for medical diagnosis-Characteristics of focal spots ; IEC 60336, 1993.
 
7) 日本工業標準調査会 (審議) : 乳房用X線装置及び乳房撮影定位装置. 安全 : JIS Z 4751-2-45, 日本規格協会, 東京, 2001.
 
P.249 掲載の参考文献
1) 日本医学放射線学会, ほか : マンモグラフィガイドライン. 第2版, 医学書院, 東京, 2004.
 
2) 日本放射線技術学会放射線撮影分科会 : 乳房撮影精度管理マニュアル (改訂版). 放射線医療技術学叢書 14-3, 日本放射線技術学会, 2004.
 
3) 石栗一男 (編著) : マンモグラフィ技術編. 医療科学社, 東京, 2004.
 
4) 財団法人東京都健康推進財団東京都がん検診センター (編著) : 手にとるようにわかるマンモグラフィ. 撮影の基本と診断の基礎, ベクトル・コア, 東京, 2002.
 
P.259 掲載の参考文献
1) 日本医学放射線学会, 日本放射線技術学会マンモグラフィガイドライン委員会 (編集) : マンモグラフィガイドライン. 第2版, 医学書院, 東京, 2004.
 
2) 日本放射線技術学会, 放射線撮影分科会 : 乳房撮影精度管理マニュアル. 改訂版, 放射線医療技術学叢書 (14-3), 2004.
 
P.272 掲載の参考文献
1) (社) 日本画像医療システム工業会規格 JESRA X-0093-2005 医用画像表示用モニタの品質管理に関するガイドライン. Quality Assurance (QA) Guideline for Medical Imaging Display Systems : (社) 日本画像医療システム工業会, 2005年8月8日制定.
 
2) デジタル画像の取り扱いに関するガイドライン 2.0版 : 日本医学放射線学会電子情報委員会, 2006.
 
3) マンモグラフィ表示用モニタの品質管理 : 第1回デジタルマンモグラフィ講習会資料, (社) 日本画像医療システム工業会マンモグラフィ特別 WG, 2007.
 
4) MediCal Pro Version 2.03 User's Guide : Image Conformance and Consistency Management Software : BARCO.
 

[ III. 施設画像評価編 ]

P.285 掲載の参考文献
1) 大内憲明 (編) : マンモグラフィによる乳がん検診の手引き. 第3版, 日本醫事新報社, 東京, 2004.
 
2) 寺田央 : マンモグラフィの画質. 月刊インナービジョン 18 : 2, 2003.
 
3) 堀田勝平 : 新画像評価基準のアナログ・デジタル両システムへの適用. 月刊インナービジョン 20 : 1, 2005.
 

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