歯科領域における偶発症の予防とその対策

出版社: クインテッセンス出版
著者:
発行日: 2005-12-10
分野: 歯科学  >  臨床歯科学
ISBN: 4874178839
書籍・雑誌
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商品紹介

歯科臨床において陥りやすい過誤、または偶発症の実例を、麻酔、口腔外科、保存修復、歯内、歯周、小児、薬剤処方の各領域ごとに取り上げ、それぞれの原因、予防、対策法を論ずるとともに、事故発生時の緊急処置、患者への適切な対応法、術後管理に至るまで、安全かつ適切な治療へ導くためのポイントをわかりやく解説。とくに患者とのインフォームドコンセントのとり方、器具類や装置の扱い方、最新の薬剤情報など、日常臨床ですぐに役立つ知識・技術を網羅した。

目次

  • 歯科領域における偶発症の予防とその対策

    ―目次―

    1.歯科麻酔時における偶発症の予防とその対策
     はじめに
     1.局所的合併症
     2.全身的合併症
     3.救急蘇生法

    2.口腔外科治療時における偶発症の予防とその対策
     はじめに
      1.後出血
      2.術後疼痛
      3.ドライソケット
      4.術後感染
      5.歯の損傷(後継歯胚の損傷,誤抜)
      6.軟組織の損傷
      7.骨の損傷
      8.神経血管の損傷
      9.顎関節脱臼
     10.上顎洞への穿孔、歯の迷入
     11.軟組織への歯の迷入
     12.食道内嚥下、気管内吸引
     13.ショック

    3.修復治療時における偶発症の予防とその対策
     はじめに
      1.歯の硬組織切削に関わる偶発症と過誤
      2.歯冠修復(保存修復)における過誤
      3.レーザーによる硬組織治療をめぐる過誤
      4.歯の硬組織治療におけるその他の偶発症

    4.歯内療法時における偶発症の予防とその対策
     はじめに
      1.器具の根管内破折
      2.穿孔
      3.軟組織の化学的損傷
      4.(医原性の)根尖性歯周炎
      5.歯内療法に付随して起こる歯冠破折・歯根破折
      6.器具の嚥下と吸引
      7.皮下気腫
      8.残髄炎

    5.歯周治療における偶発症の予防とその対策
     はじめに
      1.診査・口腔清掃指導
      2.スケーリング・ルートプレーニング(SRP)
      3.歯周外科手術
      4.その他

    6.小児歯科・障害者歯科における偶発症の予防とその対策
     はじめに
      1.医療事故
      2.インフォームドコンセント
      3.小児歯科における偶発症の予防とその対策
      4.児童虐待
      5.定期健診の重要性と注意点
      6.フッ化物
      7.全身疾患を有する小児
      8.心身障害児

    7.薬剤処方における偶発症の予防とその対策
     はじめに
      1.あらためて薬の注意を考える
      2.処方する薬について詳しく知る
      3.患者の体質を見極めることの重要性
      4.患者の服薬の誤りを軽減するために

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