街を歩く神経心理学

出版社: 医学書院
著者:
発行日: 2009-07-01
分野: 臨床医学:内科  >  脳神経科学/神経内科学
ISBN: 9784260006446
書籍・雑誌
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商品紹介

いつも見慣れた風景や道も、いったん脳機能の障害にかかれば、未知の迷路と化す。こうした「街並失認」にみられる興味深い症例をもとに、さまざまな地理的失見当識の起こるメカニズムを探求する初めての書。「道の歩き方」「方向感覚と方向音痴」「地理的障害」「街の顔がわからない」などを具体的に呈示。街の神経心理学を学ぶために多数のマップとエッセイを付した。

目次

  • 街を歩く神経心理学

    ―目次―

    第1章 道を覚える
     1.見える範囲と見えない範囲
     2.道の歩き方
     3.方向感覚と方向音痴
     4.地理的障害

    第2章 街の顔がわからない−街並失認
     1.歴史的背景
     2.街並失認との出会い
     3.街並失認の症候と病巣
     4.熟知視覚像の失認

    第3章 方角がわからない−道順障害
     1.歴史的背景
     2.道順障害との出会い
     3.道順障害の症候と病巣
     4.非典型例

    第4章 神経機能画像研究
     1.地理的機能に関する機能画像的アプローチ
     2.街並失認のイメージング
     3.道順障害のイメージング

    第5章 「街を歩く」ための脳内機構
     1.地理的障害の解剖学
     2.地理的記憶の貯蔵庫はどこか
      A.街並の記憶貯蔵
      B.道順の記憶貯蔵
     3.「街を歩く」脳内機構
      A.街並失認はなぜ起こるのか
      B.道順障害はなぜ起こるのか
      C.まとめ:街を歩く脳内機構

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