本書は、臨床工学技士になろうとする学生に対して、学習のポイントを示すことを主眼としている。また読者対象に応じて以下のように活用していただくことを意図して編纂されている。■臨床工学技士養成学校・大学の学生には、>低学年:臨床工学全体を見渡す水先案内人として活用する。>中学年:専門科目に入る前に学習のポイントを抑えて、予習・復習に活用する。>高学年:実習前の予習と実習中の確認のために活用する。また、知識の全体的な整理のために活用する。■卒業生(現場の臨床工学技士)には、>学校で学んだことがらの再確認・再入門書として活用する。■臨床工学技士養成学校・大学の教師には、>様々な専門的なテキスト・参考書の副読本として、教えるべきポイントを把握するために活用する。■他の医療職種の方々には、>臨床工学技士を理解するうえでの臨床工学(CE)の入門書として活用する。(「序文」より)