小児生体肝移植

出版社：	日本医学館
著者：	河原崎秀雄／編
発行日：	2010-06-24
分野：	臨床医学：外科 > 移植/人工臓器
ISBN：	9784890447077
電子書籍版：	2010-06-24 （第1版第1刷）

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商品紹介

数多くの小児生体肝移植を実施してきた自治医科大学のこれまでの経験にもとづき、小児生体肝移植の適応、術前管理、手術術式、術後管理を中心としたベッドサイドにおける要点をマニュアル形式にまとめる。

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[1] ドナー

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[1] ドナー

P.7
[1] [1] 適応

P.8
1. 適応

P.8
・適応

P.8
・脂肪肝

P.9
・体質性黄疸

P.10
・プラスミノーゲン異常症

P.10
・悪性腫瘍

P.10
・その他の疾患

P.10
2. グラフト選択

P.12
[1] [2] 術前管理

P.13
1. 術前検査・準備

P.13
・入院前準備

P.13
・入院後準備

P.13
2. クリニカルパス

P.14
[1] [3] 移植手術手技

P.15
1. ドナー手術

P.15
・術前検査

P.15
・皮膚切開・胆道造影・術中超音波検査

P.15
・胆嚢摘除と術中胆道造影

P.16
・肝左葉の授動と肝上部下大静脈の充分な露出

P.17
・左門脈・左肝動脈の露出

P.19
・肝実質の切離

P.21
・左肝門板の露出と左肝管の処理

P.22
・血管の切離とグラフトの摘出

P.23
・術中胆道造影 (3回目) と閉創

P.24
2. バックテーブル

P.25
・バックテーブルの準備

P.25
・グラフトの灌流

P.25
・脈管系の確認

P.25
・門脈延長化, 肝静脈再建

P.26
・グラフトの確認と保存　

P.27
[1] [4] 術中管理

P.28
・肝切離時の管理

P.28
・術中胆道造影 (3回法)

P.28
・肝切離面の処置

P.29
・術後胃捻転・癒着の防止

P.29
・ドレーン留置

P.30
・閉腹

P.30
・深部静脈血栓予防

P.30
[1] [5] 術後管理

P.31
・クリニカルパス

P.31
・血液検査・胸腹部レントゲンスケジュール

P.31
・心電図モニター・酸素投与・尿道カテーテル・胃管

P.31
・抗生物質・抗潰瘍剤

P.31
・輸液管理

P.31
・胃管抜去・食事開始

P.31
・疼痛管理

P.32
・ドレーン管理

P.32
・深部静脈血栓予防

P.32
・術創管理

P.33
[1] [6] 術後合併症

P.34
・出血 (後出血)

P.34
・輸血 (自己血)

P.34
・深部静脈血栓症・肺梗塞

P.34
・胆汁漏

P.34
・胃捻転・胃痛・胃内容停滞

P.35
・創感染

P.35
・精神疾患

P.35
[1] [7] 外来管理

P.36

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[2] レシピエント

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[2] レシピエント

P.37
[2] [1] 適応

P.38
・肝移植の適応と禁忌

P.38
・適応疾患別の移植タイミング

P.38
[2] [2] 術前管理

P.45
1. 術前検査・準備

P.45
・術前の検査項目

P.45
・画像診断

P.45
・術前腸管準備

P.46
2. 予防接種

P.47
・移植待機患者への予防接種

P.47
・移植後患者への予防接種

P.47
・移植後のウイルス感染症の発生状況

P.49
・移植患者におけるワクチン接種ガイドライン

P.49
3. 術前クリニカルパス

P.51
・概要

P.51
4. ABO血液型不適合肝移植

P.56
・プロトコール

P.56
・血漿交換用ブラッドアクセスカテーテル挿入

P.57
・術前タイムスケジュール

P.57
5. 劇症肝炎

P.59
・劇症肝炎とは

P.59
・肝性脳症の病態生理

P.59
・術前集中治療

P.60
・肝移植

P.65
6. アフェレシス療法

P.66
・概要

P.66
・適応

P.66
・方法

P.67
・合併症

P.69
[2] [3] 移植手術手技

P.71
1. 術前準備

P.71
・入室前

P.71
・入室後

P.71
2. 全肝摘出

P.76
・開腹

P.76
・肝の授動

P.76
・肝門部の癒着剥離

P.77
・全肝摘出

P.78
3. Portocaval shunt造設

P.79
・適応

P.79
・吻合前準備

P.79
・吻合方法

P.80
・門脈-門脈吻合・portocaval shunt造設部閉鎖方法

P.80
4. 肝静脈再建

P.82
・肝静脈形成

P.82
・肝静脈吻合

P.82
5. 門脈再建

P.85
・門脈の術前・術中評価

P.85
・門脈形成と吻合法

P.85
6. 肝動脈吻合

P.88
・吻合手技の特殊性

P.88
・術前検査の重要性

P.88
・ドナーチームの術中情報提供の重要性

P.88
・肝動脈切離・肝門部処理時の注意点

P.88
・吻合使用血管 (当院におけるデータ)

P.88
・吻合方法紹介

P.89
・特殊な条件下での吻合

P.92
・術後管理方法

P.93
・クリニカルアウトカム

P.93
7. 血管グラフト間置

P.94
・門脈

P.94
・動脈

P.97
8. 胆道再建

P.99
・空腸Roux-en-Y脚の作製

P.99
・胆管空腸吻合

P.99
・成績

P.101
9. 閉腹

P.103
・閉腹手技

P.103
[2] [4] 術中管理

P.105
1. 術前準備

P.105
・術前評価の重要性

P.105
・必要物品の準備

P.105
・麻酔器および呼吸回路周辺の環境整備

P.108
2. 麻酔管理

P.109
・麻酔前回診

P.109
・麻酔前投薬

P.109
・麻酔導入

P.110
・麻酔維持

P.111
・手術の進行と麻酔管理

P.113
[2] [5] 術後管理

P.115
1. 術後呼吸管理

P.115
・術後呼吸管理のポイント

P.115
・ICUでの術後呼吸管理法

P.115
・換気モードの選択

P.116
・換気モードの初期設定

P.116
・HFV

P.116
・ウィーニング

P.117
・抜管基準

P.117
・抜管後

P.117
2. 術後定期検査

P.118
・超音波検査

P.118
・血液検査

P.120
3. 術後輸液・栄養管理

P.122
・水分・栄養管理

P.122
・電解質の補正

P.122
・Abnormal dischargeの補正

P.122
4. 術後抗凝固療法

P.123
・術後の抗凝固法

P.123
5. 免疫抑制法

P.124
・免疫抑制法

P.124
・急性拒絶反応時の免疫抑制法

P.126
・ABO血液型不適合症例における術後免疫抑制法

P.127
・免疫抑制剤からの離脱

P.127
6. 術後感染症対策

P.128
・術前感染症対策

P.128
・術後感染症対策

P.129
7. ドレーン管理

P.130
・目的

P.130
・種類と留置部位

P.130
・排液管理

P.131
・排液の性状と術後合併症

P.131
・抜去時期

P.132
[2] [6] 術後合併症

P.133
1. 血管合併症 (HV, PV, HA)

P.133
・肝動脈血流障害

P.133
・門脈血栓・門脈狭窄

P.134
・肝静脈狭窄

P.136
2. 胆道合併症

P.139
・種類

P.139
・成績

P.142
3. 腸管穿孔・腹膜炎

P.145
・原因

P.145
・診断

P.145
・治療

P.145
・経験

P.146
4. 腸閉塞症

P.147
・術後腸閉塞症 (術後イレウス)

P.147
・診断

P.147
・治療

P.147
・術後イレウスの予防

P.149
・肝移植術後イレウス

P.149
5. 術後乳び胸腹水

P.151
・病態と解剖

P.151
・原因

P.151
・診断

P.151
・治療

P.152
・経験

P.154
6. 拒絶反応

P.155
・グラフト肝に起こる拒絶反応

P.155
・診断

P.155
・経験

P.156
・治療

P.156
7. CMV感染症

P.157
・サイトメガロウイルス (CMV)

P.157
・CMV感染とCMV感染症

P.157
・診断

P.157
・病理所見

P.158
・治療

P.158
・成績

P.159
8. EBウイルス感染症

P.162
・術後Epstein-Barrウイルス (EBV)感染症

P.162
・経験

P.162
9. ニューモシスチス肺炎

P.164
・概念

P.164
・経験と予防・治療方針

P.164
・予防法と治療法

P.165
10. De novo自己免疫性肝炎

P.166
・De novo AIH

P.166
・診断

P.166
・治療

P.166
11. 移植後糖尿病

P.168
・発症頻度と定義

P.168
・危険因子と発症機序

P.168
・術前・後における患者のフォローアップ

P.168
・治療

P.169
12. 脂肪肝, NASH

P.171
・原因

P.171
・診断

P.171
・治療

P.171
・経験

P.173
13. 神経合併症

P.175
・薬剤性脳症

P.175
・移植後リンパ増殖性疾患

P.176
14. 血球貪食症候群

P.177
・病態生理

P.177
・診断

P.177
・治療

P.178
15. 再移植

P.180
・適応

P.180
・術前管理

P.180
・手術手技

P.180
・経験

P.182
[2] [7] 術後合併症に対する手技と治療の実際

P.183
1. 血管IVR

P.183
・門脈狭窄

P.183
・肝静脈狭窄

P.184
・肝動脈狭窄

P.184
2. 経皮経肝的胆道ドレナージ・胆道内瘻化・肝膿瘍ドレナージ

P.186
・PTCDの歴史

P.186
・穿刺用探触子

P.187
・US-PTCDの利点

P.188
・準備器具

P.188
・穿刺胆管の選択

P.190
・US-PTCDとPTCDの実際

P.190
・胆道の内瘻化

P.192
・肝膿瘍ドレナージ

P.192
・合併症

P.192
3. 胆道鏡検査

P.194
・方法

P.194
・合併症

P.195
・PTCSを利用した治療

P.196
4. ダブルバルーン内視鏡

P.197
・麻酔と体位

P.197
・内視鏡機種の選択

P.197
・先端フード

P.197
・処置具の選択

P.197
・手技のコツ

P.198
・今後の課題

P.198
5. Rendezvous penetration method

P.199
・目的

P.199
・手技

P.199
6. 肝生検

P.202
・肝生検の実際

P.202
・適応

P.204
・合併症

P.204
7. 穿刺ドレナージ

P.206
・肝移植後体腔内液体貯留の特徴

P.206
・穿刺ドレナージの実際

P.206
8. 中心静脈カテーテル挿入

P.208
・ランドマーク法による鎖骨下静脈へのCVカテーテル挿入

P.208
・エコーガイド下鎖骨下静脈穿刺法

P.209
・エコーガイド下内頸静脈穿刺法

P.209
9. 血管IVR後抗凝固療法

P.211
・抗凝固療法の変遷

P.211
・IVR後抗凝固療法

P.211
[2] [8] 外来管理

P.213
1. 定期検査

P.213
・肝移植後長期合併症

P.213
・外来定期検査

P.213
2. 術後の生活

P.216
・肝移植後の長期成績

P.216
・移植後の生活

P.216
3. 成長障害

P.220
・移植後の身体発育

P.220
・移植後の身体発育に影響を与える因子

P.220
・ステロイドを使用しない免疫抑制療法の可能性

P.221
4. 移植ドック

P.223
・血液検査

P.223
・胸腹部造影CT

P.223
・肝生検

P.224
5. 免疫抑制剤離脱プロトコール

P.225
・免疫抑制剤離脱基準

P.225
・免疫抑制剤離脱プロトコール

P.225
・当院における免疫抑制剤離脱トライアルの現状

P.226

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[3] 病理

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[3] 病理

P.227
[3] [1] 病理

P.228
・正常肝組織

P.228
・急性拒絶反応

P.228
・慢性拒絶反応

P.229
・抗体関連型拒絶反応

P.230
・虚血再灌流障害

P.231
・循環障害(術後)

P.231
・感染症

P.232
・Post-transplant immunohepatitis(de novo AIH)

P.238
・脂肪肝

P.238
・薬剤性肝障害

P.238

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[4] 薬剤

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[4] 薬剤

P.241
[4] [1] レシピエントに用いる主な薬剤とその使用法

P.242
・術前使用薬

P.242
・術後使用薬

P.242
・免疫抑制薬

P.246
・抗菌薬・抗真菌薬・抗ウイルス薬

P.252

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[5] インフォームド・コンセント

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[5] インフォームド・コンセント

P.257
[5] [1] ドナー

P.258
・外来

P.258
・入院

P.258
[5] [2] レシピエント

P.263
・外来

P.263
・入院

P.264

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[6] コーディネーター

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[6] コーディネーター

P.271
[6] [1] コーディネーターの役割

P.272
・レシピエント移植コーディネーターの関わり

P.272
・ドナーの術後

P.275
・外来・病棟看護師との連携

P.275
・宿泊施設

P.275

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[7] 看護

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[7] 看護

P.277
[7] [1] ドナー

P.278
1. 術前の看護

P.278
・ドナー情報の把握

P.278
2. 手術室看護

P.279
・入室～麻酔導入～執刀

P.279
・開腹～肝外側区域・肝左葉摘出

P.279
・肝左葉摘出～閉創, 退室

P.279
・直接看護

P.279
3. ICUにおける看護

P.286
・術前の看護

P.286
・術後の看護

P.287
4. 術後の看護

P.290
[7] [2] レシピエント

P.291
1. 術前の看護

P.291
・術前の看護

P.291
・血液型不適合　

P.294
2. 手術室看護

P.296
・同伴入室

P.296
・体位と除圧

P.296
・体温管理

P.296
・手術手順

P.296
3. ICUにおける看護

P.304
・術前の看護

P.304
・術後の看護

P.305
4. 術後の看護

P.310
・術後の看護

P.310
・創傷管理

P.313
・拒絶反応の観察

P.313
・感染予防

P.314
・食事

P.314
・活動

P.314
・服薬指導

P.316
・精神的援助

P.320
・退院指導

P.320
・家族の看護

P.320
・合併症の看護

P.320

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[8] 研究

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[8] 研究

P.323
[8] [1] 先端医療技術開発センター医療技術トレーニング部門

P.324
・当部門における主な活動内容

P.324
・当部門におけるその他の活動内容

P.327
・動物倫理

P.328
・今後の展開

P.328
[8] [2] 分子病態治療研究センター分子病態研究部

P.329
・術前の凝固線溶関連因子レベル

P.329
・肝移植後早期の凝固線溶関連因子レベルの変動

P.329
・肝移植後中期～後期の凝固線溶関連因子レベルの変動

P.329
・凝固線溶分子マーカーの変動からみた肝移植後の凝固線溶系

P.329
[8] [3] 臨床薬理

P.330
・肝静脈吻合部狭窄によるシクロスポリンの血中濃度上昇

P.330
・下痢による血中タクロリムス濃度の上昇

P.331
・今後の課題

P.333
[8] [4] 小児生体肝移植におけるテロメア

P.334
・肝移植領域におけるテロメア研究の意義

P.335
・テロメア研究が行われる妥当性

P.335
・結果

P.335

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