高齢者の身体的・生理学的特徴─注意するべき14の場面
高齢者の救急受診─5つの特徴と注意点
高齢者のアセスメント・初期対応
CASE 1 【元気なし】「元気がなくて動けません」
(漠然とした訴えからの情報収集)
CASE 2 【転倒】「転んで怪我をしました」
(背後の急病は? 高齢者に多い外傷・骨折の解説)
CASE 3 【認知症】「急にわけがわからないことを言います。
認知症でしょうか?」
(認知症とせん妄の違い、背後の急性疾患)
CASE 4 【発熱】「発熱といってもたいした熱じゃないし、
大丈夫ですよね?」
(頻度が高い感染症、見逃しやすい感染症)
CASE 5 【便秘】「お腹を痛がっています。便秘症でしょうか?」
(こわい血管疾患、見落としやすい閉鎖孔ヘルニア、便秘)
CASE 6 【意識障害】「意識がありません」
(失神とけいれんの鑑別、失神の対応法)
CASE 7 【呼吸困難】「呼吸が苦しそうです」
(喘息? COPD? 心不全?)
CASE 8 【失神】「意識を失ったようです。
今は回復しましたが……」
(一過性意識消失をTIAと言ってないか?)
CASE 9 【胸痛】「胸を苦しがっています」
(3大重篤疾患、虚血性胸痛の初期対応)
CASE 10 【めまい】「めまいがします」
(めまいやふらつきの評価)
CASE 11 【ショック】「顔色が悪いようです。
もしかしてショック?」
(ショックの鑑別、初期対応)
CASE 12 【虐待】「これって虐待?」
(高齢者虐待への対応法)
CASE 13 【介護疲労】「入院させてもらえませんか?」
(介護ストレスへの対応法、介護保険)