(1)本書は「目で見るテーピングの理論と実際」より必要な部分を抜粋し、これに新しく診断と包帯固定の項を加えて作成した柔整学の専門書である。(2)専門学校の教本としても採り入れられるように、理解しやすく工夫をこらしてある。(3)臨床に携わる柔整師にも充分に活用できる様に、豊富な内容を採り入れてある。(4)この本は基礎編にとどめ、不足分は次回の予定の臨床編で補っていきたいと考えている。■特徴■(1)柔整に関する基本的なものを重点的に、広く採り入れたつもりである。(2)柔整に関する主な用語にはできるだけ英語を加えて表した。(3)診断の方法を問診、視診、触診、打診に分け、具体的に解りやすく説明した。(4)可動域の計測の仕方、計測器のあて方を、一目で解るよう図で表わした。(5)目で見て解りやすい様に図を多く採り入れた。(6)巻末には、臨床家向けに参考例を掲載した。(「活用の道しるべ」より)