臨床感染症ブックレット 1 病歴と身体所見から感染症を見極める

出版社: 文光堂
著者:
発行日: 2010-10-16
分野: 臨床医学:内科  >  感染症/AIDS
ISBN: 9784830620508
シリーズ: 臨床感染症ブックレット
書籍・雑誌
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4,180 円(税込)

商品紹介

感染症科の若手スタッフ・研修医を対象に,感染症診療の原点である「病歴・身体所見の聴取と診断推論過程」をとりあげ,感染症診療の基本的な進め方を解説した1冊。

目次

  • 臨床感染症ブックレット 1 病歴と身体所見から感染症を見極める

    ―目次―

    〈オーバービュー〉
      1.病歴と身体所見から感染症を見極める
      2.企画にあたって
    〈セミナー〉
     I.感染症を見極める道筋
      1.感染症診療も病歴と身体所見から始まる
      2.病歴,身体所見から感染部位・臓器にフォーカスをあてる
        ─緊急性の高い場合罫─ 
      3.病歴,身体所見の感度と特異度を使いこなす

     II.病歴・身体所見から感染症を見極めるポイント
      1.不明熱 
      2.下痢 
      3.発熱,呼吸器症状,頭痛,筋肉痛,関節痛
        ─influenza-like illness
      4.発熱,敗血症
      5.意識障害
      6.発熱,頭痛,意識障害,性格変化
        ─中枢神経感染症のエマージェンシー:
         細菌性髄膜炎,単純ヘルペス脳炎について─
      7.呼吸器症状─特に肺炎について
      8.感染性心内膜炎 
      9.皮膚軟部組織感染症,蜂窩織炎
      10.咽頭痛 
      11.関節痛
      12.女性の尿路感染症 
      13.ペニシリンアレルギー─どうマネジメントするか─ 

    〈ミニレクチャー〉 
      1.さまざまな菌が血液培養から培養された場合何を疑うか?
      2.熱型が診断に寄与することはあるのか? 
      3.比較的徐脈の定義は?鑑別診断を絞るのに役に立つか?
      4.気管支炎患者の良質なグラム染色で肺炎球菌が確認され,
         貪食像もあった場合には抗菌薬の適応か?
          CTでもinfiltrateがなかったらどうか? 
      5.副鼻腔炎診断のための病歴,身体所見 
      6.虫垂炎の病歴,身体所見とその組み合わせの意義は?
      7.患者の背景,病歴,身体所見によって
        黄色ブドウ球菌菌血症の治療,予後はどう変わるのか?
      8.カンジダ血症を早期に見極めるための背景因子と病歴,
        身体所見は?
      9.エコーを用いたMurphy’s Signも含め,病歴,
        身体所見からどこまで胆嚢炎に迫ることができるか? 
      10.「帯下が気になる」鑑別のポイントは?
         ─病歴,身体所見,外来でできる簡単な鏡検から─

    〈コンサルテーション〉
      1.膠原病と誤診しやすい感染症は?
      2.下痢に外来患者についてのこんな質問
      3.患者の所見からみた血培のタイミングについての
        こんな質問
      4.意識障害と失神の鑑別にまつわるこんな質問
      5.市中肺炎の起因微生物の推定に関するこんな質問



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