臨床感染症ブックレット 1 病歴と身体所見から感染症を見極める
目次
- 臨床感染症ブックレット 1 病歴と身体所見から感染症を見極める
―目次―
〈オーバービュー〉
1.病歴と身体所見から感染症を見極める
2.企画にあたって
〈セミナー〉
I.感染症を見極める道筋
1.感染症診療も病歴と身体所見から始まる
2.病歴,身体所見から感染部位・臓器にフォーカスをあてる
─緊急性の高い場合罫─
3.病歴,身体所見の感度と特異度を使いこなす
II.病歴・身体所見から感染症を見極めるポイント
1.不明熱
2.下痢
3.発熱,呼吸器症状,頭痛,筋肉痛,関節痛
─influenza-like illness
4.発熱,敗血症
5.意識障害
6.発熱,頭痛,意識障害,性格変化
─中枢神経感染症のエマージェンシー:
細菌性髄膜炎,単純ヘルペス脳炎について─
7.呼吸器症状─特に肺炎について
8.感染性心内膜炎
9.皮膚軟部組織感染症,蜂窩織炎
10.咽頭痛
11.関節痛
12.女性の尿路感染症
13.ペニシリンアレルギー─どうマネジメントするか─
〈ミニレクチャー〉
1.さまざまな菌が血液培養から培養された場合何を疑うか?
2.熱型が診断に寄与することはあるのか?
3.比較的徐脈の定義は?鑑別診断を絞るのに役に立つか?
4.気管支炎患者の良質なグラム染色で肺炎球菌が確認され,
貪食像もあった場合には抗菌薬の適応か?
CTでもinfiltrateがなかったらどうか?
5.副鼻腔炎診断のための病歴,身体所見
6.虫垂炎の病歴,身体所見とその組み合わせの意義は?
7.患者の背景,病歴,身体所見によって
黄色ブドウ球菌菌血症の治療,予後はどう変わるのか?
8.カンジダ血症を早期に見極めるための背景因子と病歴,
身体所見は?
9.エコーを用いたMurphy’s Signも含め,病歴,
身体所見からどこまで胆嚢炎に迫ることができるか?
10.「帯下が気になる」鑑別のポイントは?
─病歴,身体所見,外来でできる簡単な鏡検から─
〈コンサルテーション〉
1.膠原病と誤診しやすい感染症は?
2.下痢に外来患者についてのこんな質問
3.患者の所見からみた血培のタイミングについての
こんな質問
4.意識障害と失神の鑑別にまつわるこんな質問
5.市中肺炎の起因微生物の推定に関するこんな質問