新しい自然免疫学

出版社: 技術評論社
著者:
発行日: 2010-12-05
分野: 基礎医学  >  免疫/血清
ISBN: 9784774144559
書籍・雑誌
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商品紹介

本書は審良静男らの実績,研究にフォーカスしながら,現在にいたるまでの免疫学の歴史とともに,新たなる自然免疫システムについての考え方を解説していきます。

目次

  • 新しい自然免疫学

    ―目次―

    第1章 免疫学研究の夜明け
    1.1 “免疫”システムの本質を考える
    1.2 観察から始まった“免疫”
    1.3 獲得免疫の研究と私たち
    1.4 20世紀後半までの常識
    1.5 メチニコフと自然免疫
    1.6 ジェンナーと天然痘
    1.7 二人の巨人 パスツールとコッホ
    1.8 ベーリングの業績
    1.9 日本の免疫学の草分け,北里柴三郎

    第2章 B細胞と抗体の多様性
    2.1 エールリヒの側鎖説
    2.2 免疫細胞の分類
    2.3 B細胞の発見
    2.4 B細胞とはどんな細胞か?
    2.5 抗体とはなにか?
    2.6 免疫グロブリンの性質

    第3章 T細胞の多彩な働き
    3.1 T細胞の発見
    3.2 IgE抗体の発見
    3.3 アレルギーと抗体産生の関係
    3.4 T細胞の働き

    第4章 敗血症と自然免疫学
    4.1 “眠りの森の美女”がかかった病気とは?
    4.2 敗血症の症状
    4.3 歴史に見る敗血症
    4.4 リムルス試験
    4.5 明らかになる敗血症の正体

    第5章 新しい自然免疫学
    5.1 抗原提示細胞としての樹状細胞
    5.2 自然免疫研究の新しい展開
    5.3 遺伝子ノックアウト実験とは?
    5.4 新発見はショウジョウバエから始まった
    5.5 Tollとはどんなもの?
    5.6 Tollの構造
    第6章 自然免疫の真の姿―審良静男研究室の成果を中心に―
    6.1 リポ多糖の受容体を巡って
    6.2 次々と明らかにされたTLRの機能
    6.3 さらに明らかにされた自然免疫の驚くべき姿
    6.4 自然免疫と獲得免疫を結ぶTLRの機能
    6.5 ガン免疫療法の謎とTLR
    6.6 TLRをはじめとする自然免疫システムの意味

    第7章 生物の進化と免疫
    7.1 免疫も進化する
    7.2 軟体動物の免疫システム
    7.3 地球の支配者? 昆虫の免疫システム
    7.4 “われわれの親戚”ホヤの免疫
    7.5 獲得免疫への架け橋
    7.6 獲得免疫の起源を求めて

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