専門医のための精神科臨床リュミエール29 自殺予防の基本戦略

出版社: 中山書店
著者:
発行日: 2011-02-25
分野: 臨床医学:内科  >  精神医学
ISBN: 9784521732466
シリーズ: 専門医のための精神科臨床リュミエール
電子書籍版: 2011-02-25 (初版第1刷)
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商品紹介

1998年以来、日本の「年間自殺者3万人」時代が続いている。自殺はある日突然起こるものではなく、また単一の要因だけで起こるものではないと考えられている。本書では、自殺行動を理解する手だてとしての自殺プロセスという考え方を中核に、精神医学・医療の視点から、職場、学校、地域社会での取り組みから、そして、宗教や社会文化的な観点から、多層的なアプローチにより自殺の予防に取り組んだ実践の書である。

目次

  • 専門医のための精神科臨床リュミエール29 自殺予防の基本戦略

    ―目次―

    1.日本の自殺、世界の自殺
    2.経済的問題(社会的問題)からみた現代日本の自殺
    3.自殺の生物学的知見
    4.自殺予防の理念と基本戦略
    5.自殺プロセスの各段階での自殺予防
    6.自殺予防のための心理療法
    7.自殺プロセスに入り込まないために
    8.宗教や社会文化的通念からみた自殺予防
    9.ポストベンション

この書籍の参考文献

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本参考文献は電子書籍掲載内容を元にしております。

I 日本の自殺, 世界の自殺

P.10 掲載の参考文献
1) 厚生労働省 : 平成22年度版自殺対策白書. 内閣府 ; 2010. http://www8.cao.go.jp/jisatsutaisaku/whitepaper/w-2010/pdf/index.html
2) 松本俊彦. 平成21年度厚生労働科学研究 (こころの健康科学研究事業) : 心理学的剖検における精神医学的診断の妥当性と数量的分析に関する研究 (3) 精神科治療の有無からみた検討. 心理学的剖検データベースを活用した自殺の原因分析に関する研究分担研究報告書. 東京 : 国立精神・神経センター精神保健研究所 ; 2010. pp95-109.
張賢徳. 人はなぜ自殺するのか : 心理学的剖検調査から見えてきたもの. 東京 : 勉誠出版 ; 2006.

II 経済的問題 ( 社会的問題 ) からみた現代日本の自殺

P.21 掲載の参考文献
1) Lester D, Yang B. The Economy and Suicide : Economic Perspectives on Suicide. New York : Nova Science Pub Inc ; 1997.
4) OECD経済協力開発機構 (著), 小島克久, 金子能宏 (訳). 格差は拡大しているか-OECD加盟国における所得分布と貧困. 東京 : 明石書店 ; 2010.
島悟. 精神障害による休業人口推定値に基づく推定逸失利益. 厚生労働科学研究費補助金労働安全衛生総合研究事業平成15年度総括・分担研究報告書. 2003.
金子能宏, 篠崎武久, 山崎暁子. 自殺の社会経済的要因と自殺予防の経済効果. 季刊社会保障研究 2004 ; 40 (1) : 75-87.
張賢徳. 人はなぜ自殺するのか-心理学的剖検調査から見えてくるもの. 東京 : 勉誠出版 ; 2006.
本橋豊, ほか. STOP 自殺-世界と日本の取り組み. 東京 : 海鳴社 ; 2006.
特定非営利活動法人・自殺対策支援センター ライフリンク. 自殺実態白書 2008. 東京 : 2008.
大山博史, 渡邉洋一 (著), 大野裕 (監修). メンタルヘルスとソーシャルワークによる自殺対策. 東京 : 相川書房 ; 2008.
高橋祥友, 竹島正 (編). 自殺予防の実際. 大阪 : 永井書店 ; 2009.
本橋豊 (編著). ライブ 総合自殺対策学講義. 秋田: 秋田魁新報社 ; 2009.
本橋豊 (編著). 続・ライブ 総合自殺対策学講義. 秋田: 秋田魁新報社 ; 2009.
国立社会保障人口問題研究所 (編). 社会保障の計量モデル分析. 東京 : 東京大学出版会 ; 2010.

III 自殺の生物学的知見

P.33 掲載の参考文献
1) 西口直希, 白川治. 自殺への生物学的アプローチとその成果. 精神医学 2009 ; 51 (11) : 1069-1076.

IV 自殺予防の理念と基本戦略

P.44 掲載の参考文献
1) 本橋豊. 日本の自殺予防対策. 本橋豊, ほか (編). STOP! 自殺-世界と日本の取り組み. 東京 : 海鳴社 ; 2006. pp70-92.
2) 須原一秀. 自死という生き方-覚悟して逝った哲学者. 東京 : 双葉社 ; 2008.
4) Bertolote JM. 各国の実情にあった自殺予防対策を. 自殺予防総合対策センターブックレット No.1. 東京 : 国立精神・神経センター精神保健研究所 自殺予防総合対策センター ; 2007.
5) 飛鳥井望. 自殺の危険因子としての精神障害 : 生命的危険性の高い企図手段をもちいた自殺失敗者の診断学的検討. 精神神経学雑誌 1994 ; 96 : 415-443.
6) 張賢徳. 人はなぜ自殺するのか-心理学的剖検調査から見えてくるもの. 東京 : 勉誠出版 ; 2006.
7) Runeson B, et al. Vard av Suicidnara Patienter. Stockholms lans Landsting : 2002/友子・ハンソン (訳), 内村直尚 (監修). 自殺願望のある患者へのケア 自殺予防先進国スウェーデンの対策マニュアル. 東京 : 毎日コミュニケーションズ ; 2008.
8) 本橋豊. 自殺予防に世界はどのように取り組んできたか (1) ヨーロッパにおける国家レベルの自殺予防対策の流れ. 本橋豊, ほか (編). STOP! 自殺-世界と日本の取り組み. 東京 : 海鳴社 ; 2006. pp11-16.
9) 高橋祥友. 自殺予防に世界はどのように取り組んできたか (4) まとめ. 本橋 豊, ほか (編). STOP! 自殺-世界と日本の取り組み. 東京 : 海鳴社 ; 2006. pp32-33.

V 自殺プロセスの各段階での自殺予防

P.55 掲載の参考文献
6) 岸泰宏, 黒澤尚. 救命救急センターに収容された自殺者の実態のまとめ. 医学のあゆみ 2000 ; 194 : 588-590.
9) 上條吉人. 精神障害のある救急患者対応マニュアル 必須薬10と治療パターン40. 東京 : 医学書院 ; 2007.
11) Maris RW, Berman AL, Silverman MM. Comprehensive Textbook of Suicidology. New York : The Guilford Press ; 2000.
13) 日本臨床救急医学会. 自殺未遂者への対応 救急外来 (ER) ・救急科・救命救急センターのスタッフのための手引き. 東京 : 日本臨床救急医学会 ; 2009.
15) 山田朋樹. 自殺未遂, 自傷・希死念慮. 平安良雄 (編). 精神科シニアレジデントマニュアル 10 精神科救急のポイント. 東京 : 中外医学社 ; 2009. pp185-190.
P.63 掲載の参考文献
1) Bertolote JM. 各国の実情にあった自殺予防対策を. 自殺予防総合対策センターブックレット No.1. 東京 : 国立精神・神経センター精神保健研究所 自殺予防総合対策センター ; 2007.
2) American Psychiatric Association : Practice Guidelines for the Treatment of Psychiatric Disorders, Compendium 2004. Washington D. C. : American Psychiatric Association ; 2004/佐藤光源, 樋口輝彦, 井上新平 (監訳). 米国精神医学会治療ガイドラインコンペンディアム. 東京 : 医学書院 ; 2006.
3) 張賢徳, ほか. 自殺行為の最終段階についての研究 : 「解離」仮説の提唱と検証. 脳と精神の医学 1999 ; 10 : 279-288.
4) Beck AT, et al. Suicide ideation at its worst point : A predictor of eventual suicide in psychiatric outpatients. Suicide Life Threat Behav 1999 ; 29 : 1-9.
8) 張賢徳. 自殺の危機に介入する方法-立つすくむ援助者へのヒント. 臨床精神医学 2010 ; 39 : 1607-1611.
10) Maltsberger JT. Suicide Risk : The formulation of clinical judgment. New York : New York University Press ; 1986/高橋祥友 (訳). 自殺の精神分析-臨床的判断の精神力動的定式化. 東京 : 星和書店 ; 1994.
P.72 掲載の参考文献
1) 高橋祥友. 新訂増補 自殺の危険. 東京 : 金剛出版 ; 2006.
3) 張賢徳. 人はなぜ自殺するのか-心理学的剖検調査から見えてくるもの. 東京 : 勉誠出版 ; 2006.
4) 阿部隆明. うつ病の症状構成-制止, 不安・焦燥, 自殺念慮を軸として. 広瀬徹也, ほか (編). うつ病論の現在-精緻な臨床をめざして. 東京 : 星和書店 ; 2005. pp25-47.
5) 阿部隆明. うつ病の精神療法-未熟型うつ病. 精神療法 2006 ; 32 : 293-299.
6) 加藤敏. 現代日本におけるうつ病の自殺とその予防. 精神神経学雑誌 2005 ; 107 : 1069-1077.
張 賢徳. 人はなぜ自殺するのか-心理学的剖検調査から見えてくるもの. 東京 : 勉誠出版 ; 2006.
高橋祥友. 新訂増補 自殺の危険. 東京 : 金剛出版 ; 2006.
P.81 掲載の参考文献
2) 山口大樹, ほか. 統合失調症者における自殺行動とその予防に関する臨床的研究. 日社精医誌 2009 ; 18 : 34-51.
3) 張賢徳, ほか. 自殺行為の最終段階についての研究 : 「解離」仮説の提唱と検証. 脳と精神の医学 1999 ; 10 : 279-288.
6) Power P, Robinson J. Suicide prevention in first episode psychosis. In : Jackson HJ, et al (eds). The Recognition and Management of Early Psychosis : A preventive approach, 2nd edition. New York : Cambridge University Press ; 2009/藤井千代 (訳). 初回エピソード精神病における自殺予防. 水野雅文, ほか (監訳). 早期精神病の診断と治療. 東京 : 医学書院 ; 2010. pp248-274.
7) Meltzer HY, et al. Intervention Strategies for Suicidality. J Clin Psychiatry Audiograph Series 2003 ; 6 : 1-16.
高橋祥友. 自殺の危険. 東京 : 金剛出版 ; 2006.
高橋祥友. 自殺のサインを読みとる, 改訂版. 東京 : 講談社文庫 ; 2008.
Tatarelli R, Pompoli M, Girardi P (eds). Suicide in Schizophrenia. New York : Nova Biomedical Books ; 2006.
水野雅文, 佐久間啓, 村上雅昭 (編). 精神科地域ケアの新展開-OTPの理論と実際. 東京 : 星和書店 ; 2004.
P.88 掲載の参考文献
P.95 掲載の参考文献
1) De Leo D, Evans R. The impact of substance abuse policies on suicide mortality. In : De Leo D, et al (eds). International Suicide Rates and Prevention Strategies. Cambridge : Hogrefe & Huber ; 2004. pp101-112.
3) 岡坂昌子, 森田展彰, 中谷陽二. 薬物依存者の自殺企図に関する研究-自殺企図の実態とリスクファクターの検討. 日本アルコール・薬物医学会雑誌 2006 ; 41 : 39-58.
4) 松本俊彦, ほか. 物質使用障害患者における自殺念慮と自殺企図の経験. 精神医学 2009 ; 51 : 109-117.
5) Hawton K, Rodham K, Evans E. The nature, prevalence and impact of deliberate self-harm and other suicidal phenomena in adolescents. In : Hawton K, et al (eds). By Their Own Young Hand : Deliberate Self-harm and Suicidal Ideas in Adolescents. London : Jessica Kingsley Publishers Ltd ; 2006. pp40-64/松本俊彦, 河西千秋 (監訳). 自傷と自殺-思春期における予防と介入の手引き. 東京 : 金剛出版 ; 2008.
6) 赤澤正人, ほか. 自殺の心理学的剖検からみたこれからの自殺対策. 保健の科学 2010 ; 52 : 441-446.
8) Walsh BW. Treating Self-injury. New York : Guilford Press ; 2005/松本俊彦, ほか (訳). 自傷行為治療ガイド. 東京 : 金剛出版 ; 2007.
9) 松本俊彦. 自傷行為の理解と援助-「故意に自分の健康を害する」若者たち. 東京 : 日本評論社 ; 2009.
10) 松本俊彦, ほか. 薬物依存者・アルコール依存者の自殺の実態解明と自殺予防に関する研究. 厚生労働科学研究費補助金こころの健康科学研究事業「自殺のハイリスク者の実態解明及び自殺予防に関する研究 (主任 伊藤弘人) 」平成21年度総括・分担研究報告書. 2010. pp41-55.
P.103 掲載の参考文献
1) 林直樹. パーソナリティ障害と自殺および自殺関連行動との関連性. 精神科治療学 2010 ; 25 (2) : 193-198.
2) 池田政俊. 心理臨床におけるパーソナリティの見立て. 帝京大学心理学紀要 2008 ; 12 : 33-50.
3) 藤内栄太, ほか. 境界性人格障害の長期的経過をめぐって. 精神療法 2003 ; 29 (4) : 400-409.
4) Gunderson JG. Borderline Personality Disorder. Washington DC : American Psychiatric Press ; 1984/松本雅彦, 石坂好樹, 金吉晴 (訳). 境界パーソナリティ障害-その臨床病理と治療. 東京 : 岩崎学術出版社 ; 1988. pp34-75.
5) Gunderson JG. Borderline Personality Disorder : A Clinical Guide. Washington DC : American Psychiatric Press ; 2001/黒田章史 (訳). 境界パーソナリティ障害-クリニカル・ガイド. 東京 : 金剛出版 ; 2006. pp143-169.
Bateman A, Fonagy P. Psychotherapy for Borderline Personality Disorder : Mentalization-baced Treatment. Oxford : Oxford University Press ; 2004/狩野力八郎, 白波瀬丈一郎 (監訳). メンタライゼーションと境界パーソナリティ障害-MBTが拓く精神分析的精神療法の新たな展開. 東京 : 岩崎学術出版社 ; 2008.
藤山直樹. 境界性人格障害の治療-ふつうの外来での実りあるマネージメント. 臨床精神医学 1994 ; 23 (8) : 873-881.
北山修. 劇的な精神分析入門. 東京 : みすず書房 ; 2007.
Linehan MM. Cognitive Behavioral Treatment of Borderline Personality Disorder : New York : Guilford Press ; 1993/大野裕 (監訳). 境界性パーソナリティ障害の弁証法的行動療法-DBTによるBPDの治療. 東京 : 誠信書房 ; 2007.
狩野力八郎. 重症人格障害の臨床研究-パーソナリティの病理と治療技法. 東京 : 金剛出版 ; 2002.
成田善弘. 境界性パーソナリティ障害の精神療法-日本版治療ガイドラインを目指して. 東京 : 金剛出版 ; 2006.
牛島定信 (編). 境界性パーソナリティ障害日本版治療ガイドライン. 東京 : 金剛出版 ; 2009.
P.110 掲載の参考文献
2) Florio E, et al. A comparison of suicidal and nonsuicidal elders referred to a community mental health center program. Suicide Life Threat Behav 1997 ; 27 : 182-193.
12) Bindler L, Travers D, Millet B. Suicide in Huntington's disease : A review. Rev Med Suissue 2009 ; 5 : 646-648.
20) 加藤悦子. 介護殺人-司法福祉の観点から. 東京 : クレス出版 ; 2008.
P.116 掲載の参考文献
9) Gross EJ, et al. Case study of neuroleptic-induced akathisia : Important implication for individuals with mental retardation. Am J Ment Retard 1993 ; 98 : 156-164.

VI 自殺予防のための心理療法

P.125 掲載の参考文献
1) 村上伸治. 支持的精神療法. 青木省三, ほか (編). 専門医のための精神科臨床リュミエール 11 精神療法の実際. 東京 : 中山書店 ; 2009. pp44-57.
2) 岩壁茂. 効果研究の観点からみた心理療法の統合. 精神療法 2007 ; 33 (1) : 6-14.
4) Neenan C, Dryden W. Cognitive Therapy : 100 Key Points & Techniques. New York : Routledge ; 2004/石垣琢磨, 丹野義彦 (監訳). 認知行動療法100のポイント. 東京 : 金剛出版 ; 2010. p48.
5) 小島卓也, ほか. 人材育成-利用者に役立つ人材を育成する. こころの健康政策構想会議中間報告書. 厚生労働省 ; 2010. pp72-76.
6) 岡村達也, 小林孝雄, 菅村玄二. カウンセリングのエチュード-反射・共感・構成主義. 東京 : 遠見書房 ; 2010. p10.
7) 高橋祥友. 希死念慮を強く訴える患者に対する精神療法的接近. 加藤敏 (編). 新世紀の精神科治療 [新装版] 第7巻 語りと聴取. 東京 : 中山書店 ; 2008. pp213-227.
8) 張賢徳, ほか. 自殺行為の最終段階についての研究-「解離」仮説の提唱と検証. 脳と精神の医学 1999 ; 10 (3) : 279-288.
9) 津川律子. 精神科臨床における心理アセスメント入門. 東京 : 金剛出版 ; 2009. pp128-137.
E. S. シュナイドマン (著). 白井徳満, 白井幸子 (訳). 自殺者のこころ-そして生きのびる道. 東京 : 誠信書房 ; 2001.
ロバート・A・ニーメヤー (著). 鈴木剛子 (訳). <大切なもの> を失ったあなたに-喪失をのりこえるガイド. 東京 : 春秋社 ; 2006.
ピート・C・カイパー (著). 那須弘之 (訳). うつ, その深き淵より. 大阪 : 創元社 ; 1997.
P.133 掲載の参考文献
2) Gabbard G. Psychodynamic psychiatry in clinical practice : The DSM-IV edition. Washington D. C. : American Psychiatric Press ; 1994/大野裕 (監訳). 精神力動的精神医学-その臨床実践〔DSM-IV版〕臨床編 : I軸障害. 東京 : 岩崎学術出版社 ; 1997.
3) Freud S. Trauer und Melancolie. 1917/井村恒郎 (訳). 悲哀とメランコリー. フロイト著作集 6. 京都 : 人文書院 ; 1969.
5) Klein M. Notes on some schizoid mechanisms. In : Envy and Gratitude and Other Works. 1946/狩野力八郎, 渡辺明子, 相田信男 (訳). 分裂機制についての覚書. メラニー・クライン著作集 4 妄想的・分裂的世界. 東京 : 誠信書房 ; 2000.
6) Bion W. Learning from Experience. London : Heinemann Medical Books ; 1962/福本修 (訳). 経験から学ぶこと. 精神分析の方法 I-セヴン・サーヴァンツ. 東京 : 法政大学出版局 ; 1999.
8) Campbell D, Hale R. Suicidal acts. In : Homes J (ed). Textbook of Psychotherapy in Psychiatric Practice. London : Churchill Livingstone ; 1991. pp287-306.
9) Glasser M. Some aspects of the role of aggression in the perversions. In : Rosen I (ed). The Pathology and Treatment of Sexual Deviations. Oxford : Oxford University Press ; 1979.
10) Busch F, Rudden M, Shapiro T. Psychodynamic Treatment of Depression. Washington D. C. : American Psychiatric Publishing ; 2004/牛島定信, 平島奈津子 (監訳). うつ病の力動的精神療法. 東京 : 金剛出版 ; 2010.
11) Maltsberger J, Buie D. The devices of suicide. Int Rev Psychoanal 1980 ; 7 : 61-72.
12) Henseler H. Narcissism as a form of relationship. In : Sandler J (ed). Freud's "On narcissism : An introduction". New Haven : Yale University Press ; 1991. pp195-215.
14) Briggs S. Suicide prevention : The contribution of psychoanalysis. In : Lemma A, et al (eds). Off the Couch : Contemporary psychoanalytic applications. London : Routledge ; 2010. pp46-65.
15) Bell D. Who is killing what or whom? Some notes on the internal phenomenology of suicide. In : Briggs S, et al (eds). Relating to Self-harm and Suicide : Psychoanalytic perspectives on practice, theory and prevention. London : Routledge ; 2008. pp45-60.
P.140 掲載の参考文献
大野裕. こころが晴れるノート : うつと不安の認知療法自習帳. 大阪 : 創元社 ; 2003.
大野裕 (監修). うつ・不安ネット : こころが軽くなる認知療法活用サイト. ウェブ, モバイルともに http://cbtjp.net
大野裕. うつ・不安に効く7つのステップ. 東京 : 大和書房 ; 2009.
Wright JH, Basco MR, Thase ME. Learning cognitive-behavior therapy : An illustrated guide. Washington DC : American Psychiatric Publishing ; 2006/大野裕 (訳). 認知行動療法トレーニングブック. 東京 : 医学書院 ; 2007.
P.147 掲載の参考文献
1) Shneidman ES. Suicide as Psychache ; A Clinical Approach to Self Destructive Behavior. New York : Rowman and Littlefield Publishers, Inc ; 1993/高橋祥友 (訳). シュナイドマンの自殺学. 東京 : 金剛出版 ; 2005. p11.
2) 高橋祥友. 自殺の危険. 東京 : 金剛出版 ; 1992. p40.
3) 窪寺俊之. スピリチュアルケア入門. 東京 : 三輪書店 ; 2000. p13.
4) Shneidman ES. 高橋祥友 (訳). シュナイドマンの自殺学. 東京 : 金剛出版 ; 2005. p35.
P.157 掲載の参考文献
1) 大塚耕太郎. 支援ネットワークの有用性. 杉山直也, ほか (編). プライマリ・ケア医による自殺予防と危機管理. 東京 : 南山堂 ; 2009. pp154-157.
2) 大野裕. 問題解決技法. 認知療法・認知行動療法 治療者用マニュアルガイド. 東京 : 星和書店 ; 2010. pp82-94.
3) 岡田佳詠, 田島美幸, 中村聡美. 自分を伝え相手の気持ちを知ろう~アサーショントレーニング~. 秋山剛, ほか (監修). さあ! はじめよう うつ病の集団認知行動療法. 東京 : 医学映像教育センター ; 2008. pp76-81.
4) Kitchener BA, Jorm AF. Mental Health First Aid Manual. Melbourne : ORYGEN Research Centre ; 2007/こころの救急マニュアル・プロジェクトチーム. こころの救急マニュアル (メンタルヘルス・ファーストエイド・マニュアルMental Health First Aid Manual-J). 平成19年度科学研究費補助金 (基盤研究 (C)) 精神科的早期介入と偏見除去のための臨床研修医への短期教育法の効果に関する介入研究 メンタルヘルスの問題に対する初期対応を教育するスタッフへの手引き (平成19年度研究成果報告書およびこころの救急マニュアル).

VII 自殺プロセスに入り込まないために

P.166 掲載の参考文献
1) 加藤敏. 現代の仕事, 社会の問題はどのように精神障害に影響を与えているか. 精神科治療学 2007 ; 22 (2) : 121-131.
2) 本田有明. ヘタな人生論より葉隠. 東京 : 河出書房新社 ; 2004.
P.174 掲載の参考文献
1) 厚生労働省. 平成22年版 自殺対策白書. 内閣府 ; 2010.
P.182 掲載の参考文献
1) 内閣府 (編). 平成22年版 自殺対策白書. 東京 : 印刷通販株式会社 ; 2010.
2) 柏木恵子, 平木典子. 家族の心はいま-研究と臨床の対話から. 東京 : 東京大学出版会 ; 2009.
3) 鈴木康明. 生と死から学ぶ-デス・スタディーズ入門. 京都 : 北大路書房 ; 1999.
Giffin M, Felsenthal C. A Cry for Help. New York : Doubleday ; 1983/霜山徳爾, 妙木浩之 (訳). 自殺のシグナル-青年期前後の記録. 東京 : 産業図書 ; 1985.
P.189 掲載の参考文献
1) 鈴木五郎. 地域福祉の展開と方法. 東京 : 筒井書房 ; 1981.
3) 大山博史, ほか. 高齢者のうつ病と自殺予防. Geriat Med 2009 ; 47 (11) : 1477-1482.
本橋豊, 渡邉直樹 (編). 自殺は予防できる. 東京 : すぴか書房 ; 2005.
大山博史 (編). 医療・保健・福祉の連携による高齢者自殺予防マニュアル. 東京 : 診断と治療社 ; 2003.
P.196 掲載の参考文献
伊藤眞. 破産法. 東京 : 有斐閣 ; 2000.
全国青年司法書士協議会 (編). 簡裁クレサラ訴訟の実務. 東京 : 民事法研究会 ; 2002.
芝豊, 宮内豊文. 任意整理・過払訴訟の実務. 東京 : 民事法研究会 ; 2008.
高橋裕次郎. 自己破産と借金整理. 東京 : 日本実業出版社 ; 2006.
湯浅誠. 本当に困った人のための生活保護マニュアル. 東京 : 同文舘出版 ; 2005.

VIII 宗教や社会文化的通念からみた自殺予防

P.203 掲載の参考文献
1) Weber M. Die Protestantische Ethik und der Geist des Kapitalismus. 1904-5/大塚久雄 (訳). プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神. 東京 : 岩波書店 ; 1989.
2) Bunyan J. The Pilgrim's Progress. 1678/竹友藻風 (訳). 天路歴程. 東京 : 岩波書店 ; 1991.
3) Durkheim E. Le Suicide : Etude de sociologie. Paris : Felix Alcan ; 1897/宮島喬 (訳). 自殺論. 世界の名著 デュルケーム・ジンメル. 東京 : 中央公論社 ; 1980.
4) Durkheim E. Le Suicide : Etude de sociologie. Paris : Felix Alcan ; 1897/宮島喬 (訳). 自殺論. 世界の名著 デュルケーム・ジンメル. 東京 : 中央公論社 ; 1980. p172.
5) Pinguet M. La mort volontaire au Japon. Paris : Gallimard ; 1984/竹内信夫 (訳). 自死の日本史. 東京 : 筑摩書房 ; 1988.
6) 山本常朝 (著). 奈良本辰也 (訳編). 葉隠. 東京 : 角川書店 ; 1973.
7) 斎藤貴男. 強いられる死-自殺者三万人超の真相. 東京 : 角川学芸出版 ; 2009.
布施豊正. 自殺と文化. 東京 : 新潮選書 ; 1985.
P.209 掲載の参考文献
1) 高橋祥友. 自殺予防. 東京 : 岩波書店 ; 2006. pp210-213.
2) 島薗進, 竹内整一 (編). 死生学 1 死生学とは何か. 東京 : 東京大学出版会 ; 2008.
3) 立岩真也. 良い死. 東京 : 筑摩書房 ; 2008.
4) 立岩真也. 唯の生. 東京 : 筑摩書房 ; 2009.
5) 清水康之, 上田紀行. 「自殺社会」から「生き心地の良い社会」へ. 東京 : 講談社 ; 2010.
布施豊正. 自殺学入門-クロス・カルチュラル的考察. 東京 : 誠信書房 ; 1990.
樋口和彦 (監修). 斎藤友紀夫, 平田真貴子 (編). ひとりで悩まずに…いのちの電話. 東京 : ほんの森出版 ; 2001.
清水哲郎, 島薗 進 (編). ケア従事者のための死生学. 東京 : ヌーヴェルヒロカワ ; 2010.

IX ポストベンション

P.218 掲載の参考文献
1) 高橋祥友, ほか. 自殺のポストベンション. 東京 : 医学書院 ; 2004.
2) Mitchell JT, Everly GS. Critical Incident Stress Debriefing : An Operation Manual for CISD, Defusing and Other Group Crisis Intervention Services, 3rd edition. Ellicott City, MD : Chevron Publishing ; 2001/高橋祥友 (訳). 緊急事態ストレス・PTSD対応マニュアル. 東京 : 金剛出版 ; 2002.
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