臨床感染症ブックレット 4 抗菌薬の止めどきと変えどきを考える
目次
- 臨床感染症ブックレット 4 抗菌薬のやめどきと変えどきを考える
―目次―
<オーバービュー>
1,抗菌薬の止めどきと換えどきを考える
2.企画にあたって
<セミナー>
?.抗菌薬の止めどき、換えどきの基本的な考え方
1.抗菌薬の止めどき、換えどきオーバービュー
2.抗菌薬の投与期間の考え方―基本と応用
3.抗菌薬の治療効果判定のためのパラメータ
II.臓器特異的なパラメータを活用して
治療効果と治療期間を見極める
1.肺炎の治療効果判定のためのパラメータ
2.市中肺炎の治療期間
3.院内肺炎(HAP)の治療期間
4.腎盂腎炎の治療効果判定と治療期間
5.髄膜炎の治療効果判定と治療期間(一般的な経過について)
6.髄膜炎の治療効果判定と治療期間(治療に難渋するとき)
7.骨髄炎の治療効果判定と治療期間
8.感染性心内膜炎の治療効果判定と治療期間
9.術後腹膜炎の治療効果判定と治療期間
10.発熱性好中球減少症の治療効果判定と治療期間
11.Invasive Pulmonary Aspergillosisの
治療効果判定と治療期間
III.抗菌薬の止めどき、換えどきをどう捉え,どう考えるか
1.現在の抗菌薬が有効でも、抗菌薬を換えるべきか
2.抗菌薬が無効と思われる場合(総論)
3.抗菌薬そのものが原因で、治療が奏効しないと
考えられる場合(PKの問題)
4.抗菌薬と微生物との関係の問題で、
治療が奏効しないと考えられる場合(PDの問題)
<ミニレクチャー>
1.Procalcitonin-directed therapyによる治療期間短縮の試み
2.Suppressive therapyについて教えてください
3.発熱時の血液培養・中心静脈カテ先培養ともに翌日に陽性と
なったが、臨床経過が落ち着いていて抗菌薬が中止されて
いるとき、抗菌薬は再開するか?
4.MRSA骨髄炎に対する日本における治療戦略
5.心疾患とQT延長と抗菌薬
6.チトクロームP450を介した抗菌薬の相互作用
7.誘導耐性と治療の失敗−AmpCによる第3世代セフェムへの
耐性化,MRSAのErythromycin-induced clindamycin
resistance,肺炎と診断されてレスピラトリーキノロンを
処方された肺結核の例など−
8.難治性Clostridium difficile感染症に対する治療法
<コンサルテーション>
1.肺炎球菌性と診断されて治療したが解熱しない患者の対応は?
2.急性腎盂腎炎の高齢患者ではいつ抗菌薬を変更するのか
3.骨髄炎の治療中止の見極めは?
4.このままカルバペネムを使ってはいけない?
5.カテーテル関連血流感染症が疑われ,
血培でグラム陽性球菌が検出されたときの治療法は?