目次
- 精神分析的心理療法と象徴化
―目次―
序章 精神分析的心理療法と象徴化─問題の所在
─セクションA 探究の基盤─
第1部 探究の基盤
─研究方法としての精神分析と治療方法としての精神分析─
第1章 研究方法としての精神分析と治療方法としての精神分析
第2部 自閉症の現象学
第2章 自閉症の精神分析的心理療法の経験から
─心理療法家は心の理論を持ち続けられるか?
第3章 自閉症の現象学─メルツァーの次元論
第4章 自閉症領域と非自閉症領域の間で─くらげ少年
第5章 防衛としての2次元性─コンテインメントの失敗を
生き残る手段としての2次元的対象関係
─セクションB 探究の展開─
第3部 精神分析的心理療法過程の理解の展開
─コンテインメントと〈家族〉的対象関係─
第6章 乳幼児の世界─子どもの心の痛みとコンテインメント
第7章 精神分析的心理療法におけるセラピストの行為
─精神分析的状況の能動的構成をめぐって
第8章 子どもの精神分析的心理療法とビオンの
コンテインメント概念
第9章 精神分析的心理療法とは何か?
第4部 象徴化という視点からみた自閉症の精神分析的心理療法
第10章 象徴化という視点からみた自閉症の心理療法
─ポスト・クライン派の精神分析的見地からの一試論
第11章 自閉症への精神分析的アプローチと拡充技法
第12章 対人相互作用フィールド・モデルと自閉症の心理療法
第5部 精神分析的心理療法と象徴化
第13章 精神分析的心理療法における「モード」と「位相」概念,
そして「位相転換現象」について
─子どもの精神分析的心理療法を中心に
第14章 象徴化の生成と促進に関する一考察
─乳児観察素材をもとに
第15章 自由連想あるいは言論の自由について
終?章 精神分析的心理療法と象徴化─結論に代えて