腎細胞癌分子標的治療の新たなストラテジー

出版社: 先端医学社
著者:
発行日: 2011-07-20
分野: 臨床医学:一般  >  癌/腫瘍一般
ISBN: 9784884077204
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商品紹介

腎細胞癌のより良い治療のために、分子標的治療薬を「賢く使う」方策を様々な方面から考察。腎細胞癌での分子病理において現在わかっている知見と今後の課題、治療の新たなストラテジーや展望などに言及する。

目次

  • 腎細胞癌分子標的治療の新たなストラテジー

    ―目次―

    Part 1 総論
     腎細胞癌治療の新たな潮流
      ―分子標的治療薬による治療戦略の変化と個別化医療―

    Part 2 腎細胞癌の分子病態と治療標的分子に迫る
     1.VHL癌抑制遺伝子異常と腎細胞癌発症のかかわりをみる
     2.増殖因子(VEGF,PDGF)と腎細胞癌のかかわりをみる
     3.Mammalian target of rapamycin(mTOR)と
       腎細胞癌のかかわりをみる
     4.その他の遺伝子異常とのかかわりをみる
       ―非淡明細胞型腎細胞癌、somatic mutationなどを含めて―

    Part 3 分子標的治療時代の腎細胞癌治療の
         新たなストラテジーを探る
     1.ファーストライン治療のエビデンスから
       わが国の治療アルゴリズムを探る
     2.前治療歴によるセカンドライン治療のアルゴリズムを探る
     3.腎細胞癌分子標的治療におけるmTOR阻害薬に位置付を探る
       ―剤形、投与方法の特徴やメリットを含めて―
     4.臨床的因子(組織型、リスク分類など)による
       分子標的治療のストラテジーを探る
     5.腎細胞癌の分子標的治療薬による有害事象への対策を探る
       ―日本人の有害事象の特徴、海外との対比を通して―
     6.分子標的治療薬の投与中止の判断と効果判定の基準を探る
       ―ベネフィット、リスクをいかに評価するか―
     7.腎細胞癌の分子標的治療をおこなううえでの
       チーム医療のストラテジーを探る

    Part 4 腎細胞癌治療における分子標的治療の展望を探る
     1.腎細胞癌治療におけるアジュバント療法・ネオアジュバント
       療法への期待から分子標的治療薬の可能性を探る
     2.開発中の新薬への期待
       ―これからの腎細胞癌分子標的治療をどのように変えるか―
     3.腎細胞癌治療における分子標的治療薬の
       併用療法の可能性を探る
     4.個別化医療への展望
       ―バイオマーカーとしてのSNPsなどへの期待―

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