松木邦裕との対決 精神分析的対論

出版社: 岩崎学術出版社
著者:
発行日: 2012-04-11
分野: 臨床医学:内科  >  精神医学
ISBN: 9784753310425
書籍・雑誌
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商品紹介

わが国のクライン派精神分析の第一人者,松木邦裕。その松木を師と仰ぐ5人の臨床家が,論文を通して師と語らい,師に挑む。不世出の分析家/臨床家との意識的・無意識的交流によって生成された5つの思索は,読者一人ひとりのパーソナルな想いを喚起し,精神分析的体験の豊かさに目を開かせるであろう。

目次

  • 松本邦裕との対決 精神分析的対論

    ―目次―

    イントロダクション
     精神分析的方法についての覚書─現象・理解・解釈

    対決一 悲しみをこころに置いておくことをめぐって
     悲しみをこころに置いておけないこと
      ─抑うつ状態についての覚書 
     悲しみをこころに置いておけるために
      ─攻撃性の解釈から?見えない連結?の解釈へ

    対決二 終結をめぐって
     分析臨床の終わり、分析的思考のはじまり
      ─「ひとつの終わり─終結をめぐる論考」をめぐって

    対決三 情緒的に受け入れることをめぐって
     パーソナリティ障害とのかかわりでの逆転移
      ─逆転移での共感、憎しみ、そして悲しみ
     客観性の萌すところ 

    対決四 心身症治療をめぐって
     精神分析的心理療法過程と罪悪感
      ─心身症によるイラストレーション 
     心身症に対する精神分析的アプローチに関する一考察

    対決五 退行をめぐって
     退行と転移 
     退行をめぐって 

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