口・あご・顔の痛みと違和感の対処法

出版社: ヒョーロン・パブリッシャーズ
著者:
発行日: 2013-03-18
分野: 歯科学  >  歯科学一般
ISBN: 9784864320108
書籍・雑誌
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4,400 円(税込)

商品紹介

身体の検査所見で原因をみつけることのできないケースや症状を十分に説明できないケース,さまざまな処置を行っても改善しない等の難治症例について,歯科医師として知っておきたい知識,心身医学・精神医学的な面からの対処法をわかりやすく解説いたします。

目次

  • 口・あご・顔の痛みと違和感の対処法

    ―目次―

    I.基礎知識
    [1]どうして,この痛みと違和感が取れないの?
     対応に苦慮する口腔領域の痛みと違和感へのアプローチ
    [2]患者の訴えを,どのように読み解いたらよいのでしょうか?
     「身体の自覚症状に見合うだけの身体所見がない」患者への対応

    II.症状からみた必要な検査・鑑別診断・対応
    [1]これって,本当に顎関節症なの?
     顎関節症を疑わせる症状
    [2]舌にも,歯にも,義歯にも異常がみつからないが……
     舌痛と舌の違和感
    [3]改善しない歯痛,患者と一緒に泣きたくなることは
       ありませんか?
     舌以外の口腔顔面痛
    [4]咬合調整を何回しても,患者が納得しません
     咬合精査で検知できない咬み合わせの違和感
    [5]患者自身は「周囲の反応が気になる」と訴えます
     口臭
    [6]口は乾いていない,唾液も出る,しかし「乾く」と訴えます
     口腔乾燥感
    [7]「インレーを入れてから,味が変わった」と訴えます
    [8]何とも不思議な症状を熱心に訴えています
     口腔領域の奇妙な異常感―セネストパチー
    [9]勝手に口がモゴモゴしてしまう,
       口が開けられない・閉じない・舌が出てしまう
     口腔領域の奇妙な運動―不随意運動
    [10]問診票に記入されていなくても,服薬状況を聞いてください
     薬剤が原因になりうる口腔領域の症状―口喝・口乾など
    [11]根管治療を繰り返しても,患者は痛みを訴えます
     歯内療法後の痛みと違和感

    III.他科との連携
    [1]この症状は,どこの科へ相談すればいいのでしょうか?
     “身体各科に紹介したほうがよい”という判断
      ―紹介のしかた,紹介状記載

    [2]この症状は,本当にメンタルが原因なの?
     “精神科に紹介したほうがよい”という判断
      ―紹介のしかた,紹介状記載

    IV.おわりに
     日常臨床の思わぬピットフォールにはまらないために
     歯科医師が陥りやすい落とし穴

    ●Topic
     [1]原因をみつけられない痛みと違和感への対応について
     [2]「心因性」という用語の問題
     [3]身体の形に関する違和感―醜形恐怖

    ●Column
      歯科医院において痛みと違和感を訴える患者への,
      スタッフの対応

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