日本の名著論文選集　1　精神医学を学ぶ

出版社： 中山書店
著者：
発行日： 2013-04-30
分野： 臨床医学：内科  >  精神医学
ISBN： 9784521736952
電子書籍版： 2013-04-30 （初版第1刷）
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商品紹介

『現代精神医学大系』より、精神医学の基本的な問題、精神科臨床の基礎的となる知を学ぶための論考を選りすぐり収載し、解説を付した。

目次

  • 日本の名著論文選集　1　精神医学を学ぶ

    ―目次―

    １　精神医学の方法論　
    　1.本稿の要約をかねた序説
    　2.二，三の他の問題意識
    　3.本論−”私”の出発点
    　4.Jaspersにおける"了解”と”説明”について
    　5.変換過程
    　6.方法としての”記述”
    　7.現象学と精神医学
    　8.現象学の他の一面，現存在分析
    　9.象徴関係
    　10.精神医学のおける象徴関係の意義,夢について
    　11.精神分析学派
    　12.パラドックス
    　解説

    ２　心身相関ーその思想と系譜
    　はじめに
    　心身思想の歴史的系譜
    　おわりに
    　解説

    ３　ネオ・ジャクソニズムーEy. H.の意識論を中心に
    　はじめに
    　1.Eyの精神医学観
    　2.Eyの意識論
    　おわりに
    　解説　

    ４　人間学的現象学
    　1.歴史的展望
    　2.人間学的現象学の成立と展開
    　　　　−Binswangerの現存在分析と中心として
    　3.臨床的各論
    　4.治療
    　5.これからの問題
    　解説

    ５　生活史
    　1.緒言−病因としての生活史
    　2.病因としての幼児神経症
    　3.生活史−人格の構造化の過程
    　4.人生上の出来事life eventに関する研究
    　解説　

    ６　面接の進め方
    　1.面接を通じて得られるものは
    　2.医師-患者関係
    　3.面接を進めるにあたって技術上注意を要する点
    　4.一般的な面接の進め方
    　5.面接がうまくゆかぬか，会話がうまくできぬ場合
    　6.特殊な場合の面接方法
    　7.面接の形式と内容
    　解説

    ７　社会精神医学の位置づけ
    　　　−わが国の精神医学と精神医療との関わりの中での試論
    　1.いとぐち
    　2.社会精神医学の考え方，その領域
    　3.わが国の戦後精神医療の歩みの中で
    　　　−社会精神医学，その実践の系譜
    　4.精神衛生との関連
    　5.まとめと展望
    　あどがき
    　解説　

この書籍の参考文献

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1 精神医学の方法論

P.52 掲載の参考文献
1) Bateson, G. et al.:Toward a theory of schizophrenia. Behav. Sci. 1:251(1966)
 
2) Binswanger, L.:Schizophrenie. G. Neske, Pfullingen(1957)-新海安彦, 宮本忠雄, 木村敏訳:精神分裂病I, II. みすず書房, 東京(1969)
 
3) Bloomfield, L.:Language. George Allen & Unwin, London(1933)
 
4) Carnap, R.:Philosophical Foundation of Physics. Basic Books, New York(1966)-沢田允茂, 中山浩二郎, 持丸悦朗訳:物理学の哲学的基礎. 岩波書店, 東京(1968)
 
5) Dalbiez, R.:Psychoanalytical Method and the Doctrine of Freud. Vol.2, Longmans, London(1941)
 
6) Dilthey, W.:Ideen uber eine beschreibende und zergliedernde Psychologie. Sitzungsber. Preuβ. Akad. Wiss. Philos.-hist. Kl., Berlin(1894)-三枝博音訳:記述的分析的心理学. モナス社, 東京(1932)
 
7) 土居健郎:精神分析批判の反批判「Karl Jaspersの精神分析批判をめぐって」. 精神経誌 55:748(1954)
 
8) Freud, S.:あるヒステリー患者の分析の断片(細木照敏, 飯田真訳). フロイト著作集5, 人文書院, 京都(1969)-原著は(1905)
 
9) Gregory, R. L.:Intelligent Eye. Weidenfeld & Nicolson, London(1970)-金子隆芳訳:インテリジェント・アイ. みすず書房, 東京(1972)
 
10) Haley, J.:Strategies of Psychotherapy. Grune & Stratton, New York(1963)-高石昇訳:心理療法の秘訣. 黎明書房, 名古屋(1973)
 
11) Hanson, N. R.:Patterns of Discovery. Cambridge Univ. Press, London(1958)-村上陽一郎訳:科学理論はいかにして生まれるか-事実から原理へ-. 講談社, 東京(1971)
 
12) Heidegger, M.:Sein und Zeit. Niemeyer, Tubingen(1927)-松尾啓吉訳:存在と時間, 上・下. 勁草書房, 東京(1960)
 
13) 石川清:妄想の研究-現象学的, 了解心理学的考察-. 精神経誌 62:498(1960)
 
14) Jaspers, K.:Allgemeine Psychopathologie. Springer-Verlag, Berlin(1913)-内村祐之, 西丸四方, 島崎敏樹, 岡田敬蔵訳:精神病理学総論, 上・中・下. 岩波書店, 東京(1953)
 
15) Jeanson, F.:La phenomenologie. Edition Tequi, Paris(1951)-木田元訳:現象学の意味. せりか書房, 東京(1967)
 
16) 木田元:現象学. 岩波書店, 東京(1970)
 
17) 木村敏:精神分裂病への成因論的現象学の寄与. 分裂病の精神病理1(土居健郎編), p.139, 東京大学出版会, 東京(1972)
 
18) 木村敏:異常の構造. 講談社, 東京(1973)
 
19) 黒崎宏:理論と説明. 講座哲学第2巻「世界と知識」, 東京大学出版会, 東京(1973)
 
20) Langer, S. K.:Feeling and Form. Routledge & Kegan Paul, London(1953)-大久保直幹, 長田光展, 塚本利明, 柳内茂雄訳:感情と形式I, II. 太陽社, 東京(1970)
 
21) Merleau-Ponty, M.:Phenomenologie de la Perception. Editions Gallimard, Paris(1945)-竹内芳郎, 小林貞孝訳:知覚の現象学I. みすず書房, 東京(1967)
 
22) 宮川 淳:鏡, 空間, イマージュ. 美術出版社, 東京(1967)
 
23) 新田義弘:現象学とは何か. 紀伊国屋書店, 東京(1968)
 
24) Pauleikhoff, B.:Eine Revision d. Verstehen und Erklaren. Arch. Psychiatr. 189:355(1952)
 
25) Piaget, J.:Sagesse et Illusions de la Philosophie. Presses Universitaires de France, Paris(1965)-岸田秀, 滝沢武久訳:哲学の知恵と幻想. みすず書房, 東京(1971)
 
26) 荻野恒一:現存在分析. 紀伊国屋書店, 東京(1969)
 
27) Schultz-Hencke, H.:Lehrbuch der Traumanalyse. Georg Thieme Verlag, Stuttgart(1968)
 
28) 内沼幸雄:精神医学からみた『ツァラトゥストラ』-その基本構造について-. 思想589, 岩波書店, 東京(1973)(内沼幸雄:対人恐怖の人間学. 弘文堂, 東京(1977)にも収載)
 
29) 内沼幸雄:対人恐怖の人間学. 弘文堂, 東京(1977)(内沼幸雄:精神医学からみた『ツァラトゥストラ』-その基本構造について-. 思想589, 岩波書店, 東京(1973)を収載)
 
30) Wauchope, O. S.:Deviation into Sense. Faber & Faber, London(1948)-深瀬基寛訳:ものの考え方. 弘文堂, 東京(1951), 清水弘文堂書房(1968)
 
31) Whitehead, A. N.:The Concept of Nature. Cambridge University Press, London(1920)-藤川吉美訳:科学的知識の基礎-自然という概念-. 理想社, 東京(1970)
 
32) Wittgenstein, L.:Tractatus Logico Philosophicus(trans. by Pears, D. F. & McGuinnes, B.F.). Routledge & Kegan Paul, London(1921)-山元一郎訳:論理哲学論. 世界の名著58, 中央公論社, 東京(1971)
 
33) 安永浩:分裂病の基本障害について. 精神経誌 62:437(1960)(安永浩:分裂病の論理学的精神病理-ファントム空間論-. 医学書院, 東京(1977)にも収載)
 
34) 安永浩:シンポジウム「精神医学方法論」追加討論. 精神経誌 64:965(1962)
 
35) 安永浩:分裂病症状機構に関する一仮説-ファントム論について-. 分裂病の精神病理1(土居健郎編), p.187, 東京大学出版会, 東京(1972)(安永浩:分裂病の論理学的精神病理-ファントム空間論-. 医学書院, 東京(1977)にも収載)
 
36) 安永浩:分裂病症状機構に関する一仮説(その二)-置き去り効果について-. 分裂病の精神病理2(宮本忠雄編). p.275, 東京大学出版会, 東京(1974)(安永浩:分裂病の論理学的精神病理-ファントム空間論-. 医学書院, 東京(1977)にも収載)
 
37) 安永浩:分裂病症状機構に関する一仮説(その三)-慢性様態のファントム論-. 分裂病の精神病理3(木村敏編), p.61, 東京大学出版会, 東京(1974)(安永浩:分裂病の論理学的精神病理-ファントム空間論-. 医学書院, 東京(1977)にも収載)
 
38) 安永浩:『仮説体系』と神経心理学. 臨床精神医学 5(3):369(1976)(安永浩:分裂病の論理学的精神病理-ファントム空間論-. 医学書院, 東京(1977)にも収載)
 
39) 安永浩:分裂病者にとっての主体他者-その倫理, 二重身のファントム論的考察-. 分裂病の精神病理6(安永浩編), p.53, 東京大学出版会, 東京(1977)
 
40) 安永浩:分裂病の論理学的精神病理-ファントム空間論-. 医学書院, 東京(1977)(安永浩:分裂病の基本障害について. 精神経誌 62:437(1960), 安永浩:分裂病症状機構に関する一仮説-ファントム論について-. 分裂病の精神病理1(土居健郎編), p.187, 東京大学出版会, 東京(1972), 安永浩:分裂病症状機構に関する一仮説(その二)-置き去り効果について-. 分裂病の精神病理2(宮本忠雄編). p.275, 東京大学出版会, 東京(1974), 安永浩:分裂病症状機構に関する一仮説(その三)-慢性様態のファントム論-. 分裂病の精神病理3(木村敏編), p.61, 東京大学出版会, 東京(1974), 安永浩:『仮説体系』と神経心理学. 臨床精神医学 5(3):369(1976)を収載)
 
41) 渡辺護:音楽美の構造. 音楽之友社, 東京(1969)
 

2 心身相関―その思想と系譜

P.80 掲載の参考文献
1) ベルグソン, H.:ベルグソン(責任編集, 澤瀉久敬). 世界の名著53, 中央公論社, 東京(1971)
 
2) Binswanger, L.:Lebensfunktion und innere Lebensgeschichte. Ausgewalte Vortrage und Aufsatze, I. Francke Verlag, Bern(1961)-生命機能と内的生活史. 現象学的人間学-講演と論文I.(荻野恒一, 宮本忠雄, 木村敏訳), みすず書房, 東京(1969)
 
3) Binswanger, L.:Uber die daseinsanalytische Forschungsrichtung in der Psychiatrie. Ausgewalte Vortrage und Aufsatze, I. Francke Verlag, Bern(1961)-精神医学における現存在分析的研究方向. 現象学的人間学-講演と論文I.(荻野恒一, 宮本忠雄, 木村敏訳), みすず書房, 東京(1969)
 
4) Blentano, F.:Die Psychologie vom empirischen Standpunkt. Duncker & Humblot, Leipzig(1874)
 
5) Boss, M.:Grundriss der Medizin. Verlag Hans Huber, Bern, Stuttgart & Wien(1971)
 
6) Boss, M.:Psychosomatische Medizin. Verlag Hans Huber, Bern & Stuttgart(1954)
 
7) Brautigam, W.:Psychosomatishe Medizin. Georg Thieme Verlag, Stuttgart(1973)
 
8) Delay, J.:Introduction a la Medicine psychosomatique. Masson et Cie, Paris(1961)-精神身体医学序論(村上仁, 木村定, 中江育生訳). 白水社, 東京(1966)
 
9) デカルト, R.:方法序説. 哲学の原理(責任編集, 野田又夫). 世界の名著22, 中央公論社, 東京(1973)
 
10) デカルト, R.:情念論(責任編集, 野田又夫). 世界の名著22, 中央公論社, 東京(1973)
 
11) 林達夫, 野田又夫, 久野収, 山崎正一, 串田孫一:哲学事典. 平凡社, 東京(1947)
 
12) Heinroth, J. C. A.:Lehrbuch der Storungen des Seelenlebens oder der Seelenstorungen und ihrer Behandlung. Teil 2, Vogel Leipzig(1818)
 
13) Ibor, L.:Psychiatrie der Gegenwart. Bd. 1/2, Springer Verlag, Berlin, Gottingen & Heidelberg(1963)
 
14) ヤスパース, K.(工藤喜作訳):スピノザ. ヤスパース選集XXIII, 理想社, 東京(1973)
 
15) Martiny, M.:Hippocrate et la medecine. Fayart, Paris(1964)
 
16) 松浪信三郎:サルトル. 勁草書房, 東京(1972)
 
17) 松浪信三郎:サルトル手帖24, 用語解説II(存在と無II). サルトル全集, 人文書院, 京都(1953)
 
18) Merleau-Ponty, M.:Phenomenologie de la perception. Gallimard, Paris(1945)-竹内芳郎, 小木貞孝訳:知覚の現象学I. みすず書房, 東京(1967)
 
19) 三浦岱栄:心理学事典. 平凡社, 東京(1972)
 
20) 荻野恒一:現象学的精神病理学. 医学書院, 東京(1973)
 
21) 大原貢:心理療法過程に身体症状と精神症状を交互に示した神経症者の一例について. 名市大医誌 21:1, 84(1970)
 
22) 大原貢:精神科臨床でのPSMの意味. 臨床各科の心身症(祖父江逸郎編), 南山堂, 東京(1973)
 
23) プラトン:パイドン(責任編集, 田中美知太郎). 世界の名著6, 中央公論社, 東京(1967)
 
24) ラッセル, B.(市井三郎訳):西洋哲学史. みすず書房, 東京(1973)
 
25) Sartre, J.-P.:L'etre et le neant. Aufl. 24, Gallimard, Paris(1948)-松浪信三郎訳:存在と無II. サルトル全集, 人文書院, 東京(1973)
 
26) スピノザ, B. & ライプニッツ, G. W.:スピノザ, ライプニッツ(責任編集, 下村寅太郎). 世界の名著25(工藤幸作, 斎藤博訳). 中央公論社, 東京(1970)
 
27) 玉井茂:哲学思想史. 教育書林, 京都(1955)
 
28) Uexkull, Th. v.:Der Mensch und die Natur. Leo Lehnen Verlag, Munchen(1953)
 
29) Uexkull, Th. v.:Grundfragen der psychosomatischem Medizin. Rowohlt(1970)
 
30) Weizsacker, V. v.:Studien zur Pathogenese. Georg Thieme, Wiesbaden(1946)
 
31) Weizsacker, V. v.:Gestaltkreis. Theorie der Einheit von Wahrnehmen und Bewegen. 4 Aufl., Georg Thieme Verlag, Stuttgart(1968)-木村敏, 濱中淑彦訳, 濱中淑彦訳注:ゲシュタルト・クライス. みすず書房, 東京(1974)
 
32) Weizsacker, V. v.:Falle und Probleme. Ferdinand Encke Verlag, Stuttgart(1951)
 
33) Weizsacker, V. v.:Natur und Geist. Erinnerungen eines Arztes. 2. Aufl., Vandenhoeck & Ruprecht, Gottingen(1955)
 
34) Wyss, D.:Die tiefenpsychologischen Schulen von den Anfangen bis zur Gegenwart. Vandenhoeck & Ruprecht, Gottingen(1970)
 
35) Zutt, J.:Blick und Stimme. Beitrag zur Grundlegung einer verstehenden Anthropologie. Nervenarzt28:350(1957)
PubMed
36) Zutt, J.:Auf dem Wege zur einer anthropologischen Psychiatrie. Springer Verlag, Berlin, Gottingen & Heiderberg(1963)
 
P.81 掲載の参考文献
1) Fisher, S.:Body Consciousness;You are what you fell, Prentice-Hall, Inc., Englewood cliffs, New Jersey(1973)-村山久美子, 小松 啓訳:からだの意識. 誠信書房, 東京(1479)
 
1) ベルグソン, H.(渡辺秀訳):精神のエネルギー. ベルグソン全集5, 白水社, 東京(1970)
 
2) 石福恒雄:身体の現象学. 金剛出版, 東京(1978)
 
2) ベルグソン, H.(花田圭介, 加藤精司訳):小論集I. ベルグソン全集8, 白水社, 東京(1972)
 
3) 市川浩:精神としての身体. 勁草書房, 東京(1975)
 
3) ブレンターノ, F.:ブレンターノ, フッサール(編集責任, 細谷恒夫). 世界の名著51. 中央公論社, 東京(1970)
 
4) Boss, M.:Einfuhrung in die psychosomatische Medizin. Verlag Hans Huber, Bern & Stuttgart(1954)-三好郁夫訳:心身医学入門. みすず書房, 東京(1959)
 
4) 三輪正:身体の哲学-意味・言葉・価値. 行路社, 東京(1977)
 
5) 湯浅泰雄:身体-東洋的心身心論の試み-. 叢書, 身体の思想4, 創文社, 東京(1977)
 
5) Caloutois, A. A.:Quelques considerations sur les implications phylosophiques de la medecine psychosomatique. L'evolution psychiatrique. Tome XXXI, p.197, Editions Privat-Didier, Paris(1966)
 
6) 藤井義夫:アリストテレス. 思想学全書6, 勁草書房, 東京(1973)
 
7) 池上明哉:メルロー=ポンティにおける心身関係の問題, 実存主義65, p.30, 以文社, 東京(1973)
 
8) MacDougal, W.:Body and Mind. 6th ed., Methuem, London(1923)
 
9) Merleau-Ponty, M.:L'oeil et L'esprit. Gallimard, Paris(1964)-滝浦静雄, 木田元訳:眼と精神. みすず書房, 東京(1967)
 
10) Metzger, W.:Psychologie. Entwicklung ihrer Grundannahmen seit der Einfuhrung des Experiments. 2 Aufl., Verlag von Dr. Dietrich Steinkopff, Darmstadt(1954)
 
11) Moreau, J.:Spinoza et le Spinozisme. Que sais-je? Paris(1971)-竹内良知訳:スピノザ哲学. 文庫クセジュ, 白水社, 東京(1973)
 
12) Pankow, G.:Image du corps et medicine psychosomatique. L'evolution psychiatrique. Tome XXXVIII, p.201, Editions Privat-Didier, Paris(1973)
 
13) Reding, M.:Die Existenzphilosophie. Verlag L. Schwann, Dusseldorf(1949)
 
14) 澤瀉久敬:フランス哲学研究. 勁草書房, 東京(1972)
 
15) Weitbrecht, H. J.:Kritik der psychosomatik. Georg Thieme Verlag, Stuttgart(1955)
 

3 ネオ・ジャクソニズム-Ey. H. の意識論を中心に

P.113 掲載の参考文献
1) Hallucinations et delire. ed. Alcan, Paris(1934)
 
2) Essai d'application des principes de Jackson a une conception dynamique de la neuropsychiatrie(Ey, H. et Rouart, J.). ed. Doin, Paris(1938)
 
3) Les rapports de la neurologie et de la psychiatrie(Ey, H., Ajuriaguerra, J. de et Hecaen, H.). Journees de Bonneval, Paris, 1943, ed. Hermann, Paris(1947)
 
4) Problemes de la psychogenese des nevroses et des psychoses. Journees de Bonneval, Paris, 1947, ed. Desclee de Brouwer, Paris(1950)
 
5) Etudes psychiatriques(3 vol.), ed. Desclee de Brouwer. Paris. T. I:Historique, Methodologie, Psychopathologie Generale. 1re ed.(1948), 2e ed.(1952)T. II:Aspects semeiologique. 1re ed.(1950), 2e ed.(1957)T. III:Structure des psychose aigues et Destructuration de la Conscience. 1re ed.(1954), 2e ed.(1960)
 
6) Grundlagen einer organo-dynamischen Auffaβungen der Psychiatrie. Fortschr. Neurol. Psychiatr. 20:195(1952)
 
7) Psychiatrie, in "Encyclopedie medico-chirurgicale", avec la collaboration de 132 psychiatres. ed. Encyclopedie medico-chirurgicale, Paris(1955)
 
8) Manuel de Psychiatrie(avec Bernard, P. et Brisset, Ch.). ed. Masson, Paris, 1re ed.(1960). 2e ed.(1963), 3e ed.(1967), 4e ed.(1974)
 
9) Esquisse d'une conception organo-dynamique de la structure, de la nosographie et de l'ethiopa-thologie des maladies mentales. In:Psychiatrie der Gegenwart, Bd I/2, Springer-Verlag, Berlin-Gottingen-Heidelberg(1963)-石田卓訳編:「精神医学の器質力動綸」. 金剛出版, 東京(1976)
 
10) Conscience. Presses Universitaires de France, Paris, 1re ed.(1963), 2e ed. augmentee(1968)-大橋博司訳:「意識」. みすず書房, 東京, I(1969), II(1971)
 
11) Psychiatrie animale, en collaboration avec des ethologistes, veterinaires, psychanalystes etc. ed. Desclee de Brouwer, Paris(1964)
 
12) L'inconscient. Journees de Bonneval, Paris, 1960, ed. Desclee de Brouwer, Paris(1966)
 
13) La dissolution de la conscience dans le sommeil et le reve et ses rapports avec la psychopathologic. Proc. Fourth World Congress of Psychiatry, Madrid(1966), Int. Nat. Congr. Ser. no.150(1968)
 
14) Disorders of consciousness in psychiatry. In:Handbook of Clinical Neurology 3, North-Holland Publishing Company, Amsterdam(1969)
 
15) Outline of an organo-dynamic conception of the structure, nosography and pathogenesis of mental disease. In:Psychiatry and Philosophy(ed. by Straus, E. W., Nathanson, M. & Ey, H.), Springer-Verlag, Berlin-Heidelberg-New York(1969)
 
16) L'anti-anti-psychiatrie ou les progres de la science psychiatrique. Evol. Psychiat. 37:49(1972)
 
17) Traite des Hallucinations. ed. Masson, Paris(1973)
 
18) L'antipsychiatrie(Son sens et ses contresens). Encyclopedie medico-chirurgicale. Psychiatrie. Paris(1974)
 
19) Des idees de Jackson a un modele organo-dynamique en psychiatrie. Privat, Toulouse(1975)-大橋博司, 三好暁光, 浜中淑彦, 大東祥孝訳:「ジャクソンと精神医学」. みすず書房, 東京(1979)
 
20) Psychopathologie du sommeil et psychiatrie(avec Lairy, G. C., de Barros-Ferreira, M. et Goldsteinas, L.). ed. Masson, Paris(1975)
 
21) La Notion de schizophrenie(Seminaire de Thuir). ed. Desclee de Brouwer, Paris(1977)
 
22) Defence ou illustration de la psychiatrie. ed. Masson, Paris(1977)
 
23) Nier ou guerir les maladies mentales. ed. Masson, Paris(近刊)
 
24) Criminologie et psychiatrie. ed. Desclee de Brouwer, Paris(近刊予定)
 
25) Histoire de la psychiatrie dans l'histoire de la medecine. ed. Desclee de Brouwer, Paris(近刊予定)
 
P.114 掲載の参考文献
26) Alajouanine, Th.:L'aphasie et le langage pathologique. ed. Bailliere & Fils, Paris(1968)
 
27) Evans, Ph.:Henri Ey's concepts of the organization of consciousness and its disorganization:An extention of Jacksonian theory. Brain 95:413(1972)
 
28) Head, H.:Aphasia and Kindred Disorders of Speech. 2 vol., Cambridge University Press, Cambridge(1926)
 
29) Jackson, J. H.:Selected Writings(ed. by Tailor, J.). 2 vol., Hodder & Stoughton, London(1931/1932)
 
30) 三浦岱栄:ジャクソンとネオジャクソニズム. 異常心理学講座, 第10巻, みすず書房, 東京(1965)
 
31) Monakow, C. von & Mourgue, R.:Introduction biologique a l'etude de la neurologie et de la psychopathologie. ed. Alcan, Paris(1928)
 
32) 荻野恒一:妄想. 異常心理学誰座, 第10巻, みすず書房, 東京(1965)
 
33) Ombredane, A.:L'aphasie et l'elaboration de la pensee explicite. Presses Universitaires de France, Paris(1951)
 
34) 内村祐之:アンリ・エイの器質力動学説(「精神医学の基本問題」, 第12章). 精神医学 13:674(1971)
 
35) "Hommage a Henri Ey". Evol. Psychiat. 42:III/2, Numero Special(1977)
 
36) "Hommage a Henri Ey". Societe L'Evolution Psychiatrique. Privat, Toulouse(1978)
 

4 人間学的現象学

P.232 掲載の参考文献
1) Arieti, S.:Interpretation of schizophrenia. Basic Books, New York(1957)-加藤, 河村, 小坂(訳):精神分裂病の心理. 牧書店, 東京(1958)
 
2) Avenarius, R.:Die Verlust der Ich-Umwelt-Balance im Beginn der endogenen Psychose. Nervenarzt 47:482(1976)
 
3) Avenarius, R.:Der Groβenwahn. Erscheinungsbilder und Entstehungsweise. Springer-Verlag, Berlin Heidelberg, New York(1978)
 
4) Bachelard, G.:L'air et les songes. Jose Corti, Paris(1942)-小浜・桜本(訳):空と夢. 法政大学出版局, 東京(1968)
 
5) Baeyer, W. v.:Zur Psychopathologie der endogenen Psychosen. Nervenarzt 24:316(1953)
 
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5 生活史

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20) フロイト, S., 1905(細木照敏, 飯田真訳):あるヒステリー患者の分析の断片. フロイト著作集5, 人文書院, 京都(1969)
 
21) フロイト, S., 1905(懸田克躬訳):性欲論3篇. フロイト著作集5, 人文書院, 京都(1969)
 
22) フロイト, S., 1908(懸田克躬, 吉村博次訳):性格と肛門愛. フロイト著作集5, p.133, 人文書院, 京都(1969)
 
23) フロイト, S., 1909(高橋義孝, 野田倬訳):ある五歳男児の恐怖症分析. フロイト著作集5, 人文書院, 京都(1969)
 
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29) フロイト, S., 1923(小此木啓吾訳):自我とエス. フロイト著作集6, 人文書院, 京都(1970)
 
30) フロイト, S., 1926(井村恒郎訳):制止, 症状, 不安. フロイト著作集6, 人文書院, 京都(1970)
 
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32) Guntrip, H.:Personality Structure and Human Interaction. Hogarth Press, London(1961)
 
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6 面接の進め方

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5) Stevenson, I.:The Psychiatric Examination. Little Brown, Boston(1969)
 

7 社会精神医学の位置づけ―わが国の精神医学と精神医療との関わりの中での試論

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3) Arieti, S.(ed.):American Handbook of Psychiatry. Vol.3, 1st ed., Basic Books, New York(1959)
 
4) Arieti, S.(ed.):American Handbook of Psychiatry. Vol.6, 2nd ed., Basic Books, New York(1975)
 
5) Bleuler, E.:Lehrbuch der Psychiatrie. Neudruck der 10. Aufl., Springer, Berlin(1966), 14. Aufl.(1979)
 
6) Caplan, G.:Principles of Preventive Psychiatry(1964)-新福尚武ほか(訳):朝倉書店, 東京(1970)
 
7) Caplan, G.:Support Systems and Community Mental Health. Behavial Publication(1974)-近谷整一ほか(訳):星和書店, 東京(1979)
 
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15) 福武直:社会, 世界大百科事典14. '72年版, 平凡社, 東京(1972)
 
16) 古川復一, 伊藤誠:精神病院の建築. 日本精神医学全書, 第1巻, 総論, 金原出版, 東京(1966)
 
17) 医学史研究会, 川上武(編):医療社会化の道標. 25人の証言. 勁草書房, 東京(1969)
 
18) 岩田正道, 室岡一:社会婦人科学. 日本産婦人科全書(久慈直太郎, 小畑惟清, 大野精七編). 28. 社会婦人科学. 金原出版, 東京(1960)
 
19) Jaspers, K.:Allgemeine psychopathologie. 5. Aufl., Springer, Berlin(1941)-田村, 西丸四方ほか(訳):精神病理学総論下巻. 岩波書店, 東京(1956)
 
20) Jones, M.:Beyond the Therapeutic Community. Yale Univ. Press, New Haven(1968)-鈴木純一(訳):治療共同体を超えて. 岩崎学術出版社, 東京(1976)
 
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22) 懸田克躬, 加藤正明:社会精神医学. 医学書院, 東京(1970)
 
23) 金子準二:日本精神病名目志, 日本精神病観史資料集成. 日本精神病院協会(1964, 1968)その他
 
24) 加藤正明:精神衛生. 日本精神医学全書, 第6巻, 金原出版, 東京(1965)
 
25) 加藤正明:社会と精神病理. 弘文堂, 東京(1976)
 
26) 加藤正明:社会精神医学の過去と展望. 社会精神医学 0:2(1978)
 
27) 加藤正明:欧米における社会精神医学の動向. 社会精神医学 1:1(1978)
 
28) 加藤正明:精神医学の対象と領域. 現代精神医学大系1A:精神医学総論I, 中山書店, 東京(1979)
 
29) 加藤普佐次郎:精神病者に対する作業治療並びに開放治療の精神病院に於ける之れが実施の意義及び方法. 神経誌 25(7)(1925)
 
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47) 宮本忠雄:現代の異常と正常. 平凡社選書10. 平凡社, 東京(1972)
 
48) 村松常雄:精神衛生. 横手社会衛生叢書第17冊. 金原商店, 東京(1925)
 
49) 村松常雄:精神衛生. 南山堂, 東京(1950)
 
50) 村松常雄:社会精神医学. 日本精神医学全書, 第1巻, 金原出版, 東京(1966)
 
51) 村松常雄, 佐藤壱三:《対談》社会精神医学の先達にきく. 社会精神医学 0:20(1978)
 
52) 村松常雄, 高臣武史:新精神衛生-精神医学的人間学. 南山堂, 東京(1978)
 
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55) 小田晋:日本古代史における狂気の概念と実態. 分裂病の精神病理4(荻野恒一編), 東京大学出版会, 東京(1976)
 
56) 荻野恒一:文化精神医学入門. 星和書店, 東京(1977)
 
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62) 佐藤壱三:岩井の滝見聞記. 千葉県精神衛生第5号(1952)
 
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64) 佐藤壱三:地域社会とのつながり, 精神医療(岡田靖雄編). 科学論・技術論双書4. 勁草書房, 東京(1964)
 
65) 佐藤壱三, 太田広三郎, 岡上和雄, 清水順三郎:臨床医の神経精神医学. 医歯薬出版, 東京(1967)
 
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68) 佐藤壱三:私と社会精神医学. 社会精神医学 0:10(1978)
 
69) 佐藤壱三:社会と精神障害. 講座異常心理学1. 総論. 新曜社, 東京(1979)
 
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71) 関根真一:病院精神医学第1集. まえがき.(1957)
 
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73) 諏訪敬三郎(編):第二次大戦における精神神経学的経験-国府台陸軍病院史を中心として. 国立国府台病院創立20周年記念刊行(1966)
 
74) 諏訪望:最新精神医学. 第7版, 南江堂, 東京(1967), 新訂版, 南江堂, 東京(1978)
 
75) 高木四郎, 中野佐三:精神衛生. 金子書房, 東京(1954)
 
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78) 田中恒男:社会医学の考え方. NHKブックス144. 日本放送出版協会, 東京(1971)
 
79) 寺嶋正吾:現代社会における精神衛生. 現代精神医学大系23-C, 中山書店, 東京(1980)
 
80) 内村祐之:わが歩みし精神医学の道. みすず書房, 東京(1968)
 
81) 矢数道明:"上医は国を医し……"の出典. 日医新報 2914:141(1980)
 
82) 山内惟光:社会・司法精神医学. 精神医学第1版(中沢恒幸編). 理工学社, 東京(1980)
 
83) 矢野和之:家族会 社会精神医学の実際2. 医学書院, 東京(1979)
 
84) 泰井俊三:精神衛生および社会精神医学. 精神医学第3版(村上仁, 満田久敏, 大橋博司編). 医学書院, 東京(1976)
 

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