皮膚科臨床アセット 14 肉芽腫性皮膚疾患
商品紹介
皮膚に肉芽腫性病変をきたす疾患について，病因・病態から診断・治療まで全般的に解説する．代表的疾患であるサルコイドーシスでは，皮膚病変はもとより，病因論や他臓器病変などの診療のために皮膚科医が知っておくべき事項にも項目を割いている．そのほかの非感染性肉芽腫（環状肉芽腫，AEGCG，リポイド類壊死症など）に加え，抗酸菌や真菌による感染性肉芽腫についても詳述している．
目次
- 皮膚科臨床アセット 14 肉芽腫性皮膚疾患
―目次―
I 総論
1．肉芽腫の形成機序
II サルコイドーシス
●疫学
2．サルコイドーシスの疫学
●診断
3．サルコイドーシスの診察手順
●病因・病態
4．サルコイドーシスの病因
5．サルコイドーシスと疾患感受性遺伝子
6．サルコイドーシスの病態
7．サルコイドーシスと免疫
●皮膚病変
8．サルコイドーシスの皮膚病変の分類
9．サルコイドーシスの皮膚病変（1）結節型皮膚サルコイド
10．サルコイドーシスの皮膚病変（2）局面型皮膚サルコイド
11．サルコイドーシスの皮膚病変（3）
びまん浸潤型皮膚サルコイド
12．サルコイドーシスの皮膚病変（4）皮下型皮膚サルコイド
13．サルコイドーシスの皮膚病変（5）その他の皮膚サルコイド
14．サルコイドーシスの皮膚病変（6）瘢痕浸潤
15．サルコイドーシスの皮膚病変（7）結節性紅斑
16．サルコイドーシスの皮膚病変の病理組織
●他臓器病変
17．サルコイドーシスの肺病変
18．サルコイドーシスの眼病変
19．サルコイドーシスの心病変
20．サルコイドーシスの神経病変
21．サルコイドーシスの筋病
22．サルコイドーシスのその他の病変
●特殊なサルコイドーシス
23．Blau症候群と若年発症サルコイドーシス
24．Heerfordt症候群
25．Lofgren症候群
●治療・臨床経過・予後
26．サルコイドーシスの治療（1）内科の立場から
27．サルコイドーシスの治療（2）皮膚科の立場から
28．サルコイドーシスの臨床経過・予後
III 環状肉芽腫
29．環状肉芽腫の概念と病因
30．環状肉芽腫の臨床症状
31．環状肉芽腫の病理組織
32．環状肉芽腫の治療と経過
IV annular elastolytic giant cell granuloma（AEGCG）
33．annular elastolytic giant cell granuloma（AEGCG）の
概念と病因
34．annular elastolytic giant cell granuloma（AEGCG）の
臨床症状と病理組織
35．annular elastolytic giant cell granuloma（AEGCG）の
治療と経過
V リポイド類壊死症
36．リポイド類壊死症の概念と病因
37．リポイド類壊死症の臨床症状と病理組織
38．リポイド類壊死症の治療と経過
VI 肉芽腫性口唇炎
39．肉芽腫性口唇炎の概念と病因
40．肉芽腫性口唇炎の臨床症状と病理組織
41．肉芽腫性口唇炎の治療と経過
VII その他の肉芽腫
42．リウマトイド結節
43．異物による肉芽腫
44．悪性腫瘍による肉芽腫：腫瘍随伴性サルコイド反応
45．血管炎と肉芽腫
46．真菌による肉芽腫
47．抗酸菌による肉芽腫
48．BCG接種後の副反応：肉芽腫を中心に
49．顔面播種状粟粒性狼瘡
50．肉芽腫性酒さ
51．皮膚コレステリン肉芽腫
52．帯状疱疹後肉芽腫
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