誤診症例から学ぶ 認知症とその他の疾患の鑑別
商品紹介
うつ病や高齢発症てんかん、アルコール依存症など、高齢者でみられる精神・神経疾患の中には、その症状が認知症の症状と似通っているものも多く、両者の鑑別は非常に困難である。そのような「認知症もどき」の疾患について、経験豊かな執筆者らが自身の苦い経験（誤診・見逃し）を交えながら、鑑別診断のポイントなどを紹介する1冊。
目次
- 誤診症例から学ぶ 認知症とその他の疾患の鑑別
―目次―
第1部 総論 老年期における精神疾患の鑑別の難しさと重要性
総論 精神疾患診断の失敗学
器質性・症状性精神疾患診断の勘どころ
●誤診の原因とよくある失敗パターン
●精神神経学的な診断プロセス
●認知症の診断プロセス
●精神症状から認知症診断へのフローチャート
●鑑別のためのポイント
第2部 各論 非認知症の疾患を認知症と見誤らないために
第1章 うつ病
第2章 遅発性パラフレニー・双極性障害・統合失調症
第3章 心気症・不安障害
第4章 てんかん
第5章 知的障害
第6章 アルコール症
第7章 薬物
第8章 梅毒
第9章 神経疾患における認知症様症状
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