統合失調症の有為転変

出版社: みすず書房
著者:
発行日: 2013-08-01
分野: 臨床医学:内科  >  精神医学
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商品紹介

1966年に精神科医となって以来、統合失調症を中心に、グラフと年表を作ることの効用、絵画療法の意味、外来治療のあり方など、著者のやってきたこと、見てきたこと、考えたことを懇切にしるし、さらに日本の精神医学史を追跡しながら、今後を展望する。これからの精神医学と医療にたずさわるすべての人のために。

目次

  • 統合失調症の有為転変

    ―目次―

    I
    統合失調症の有為転変
    統合失調症の経過における治療者・患者間の最小限の情報交換
    統合失調症の経過研究の間に考えたこと
    回復過程論から、いわゆる精神的病理症状をみ直す

    II
    国内外の精神医学の動向一端
    戦後日本精神医学史(1960-2010)粗稿
    私の世代以後の精神医学の課題

    III
    絵画療法と私の今
    遅発性心的外傷患者への絵画療法の試み
    芸術療法事始めのころ
    非言語的アプローチの活かし方

    IV
    私が面接で心がけてきたこと
     ―精神科臨床と臨床心理学をめぐる考察
    私の外来治療
    精神科医の精神健康の治療的意義
    永田俊彦の統合失調症経過研究をめぐって
    病跡学の今後と私
    ウイルス持続感染が起こすいたずら
    回復の論理の精神病理学がありうるならば

    V
    精神分析と人間と―土居健郎先生に聞く
    (座談会  土居健郎・中井久夫・神田橋條治)

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