変容する臨床家
商品紹介
臨床において患者が変化するように、セラピストもまた変化する。精神分析療法、行動療法、体験療法から出発した16人が、心理療法統合への変容の軌跡を生き生きと描き出す。
目次
- 変容する臨床家
―目次―
I 変容のコンテクスト
1 はじめに─セラピストの進化
II 精神力動学派のセラピストの職業的回想
2 歴史信奉者の生育史
3 ひとりの精神分析的心理療法家の回想
4 ひとりのセラピストの旅路
5 確実性を捨て変容を受け入れるまで
6 自己欺瞞に関する（必然的に）自己欺瞞的な回想
III 行動療法のセラピストの職業的回想
7 ひとりの行動療法家の自伝
8 セラピーの意味を見出す
―40年間の変容をめぐる個人的な物語
9 ひとりの行動療法家の省察
10 洞察と反射から、行動と幅広い臨床へ
11 行動主義、認知主義、構築主義
─私の知的発達における人々とパターンを振り返って
IV 体験療法のセラピストの職業的回想
12 体験過程療法から折衷療法のセラピストへ
13 統合的体験療法のセラピストの進化
14 私の変容のプロセス─確実性から混沌へ、そして複雑性へ
15 関係的な世界観への道すじ
16 心理療法統合の統合的体験（
V セラピストは何よりも人間
17 結論─セラピストの変容過程を通観して
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