GIST診療ガイドライン 2014年4月改訂 第3版

出版社: 金原出版
著者:
発行日: 2014-04-20
分野: 臨床医学:一般  >  癌/腫瘍一般
ISBN: 9784307203241
書籍・雑誌
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商品紹介

GIST(消化管間質腫瘍)は消化管、なかでも胃に多く発生する非上皮性の粘膜下腫瘍である。諸外国とは異なる環境にある、わが国の実地臨床に即した診療方針を、エビデンスを基に構築することを目的に本ガイドラインは作成された。第3版ではCT診断、リスク分類、術前・術後の補助療法、イマチニブ耐性GISTの治療、アルゴリズムなど多くの記載に変更を加えた。文献数の増加により構造化抄録はCD-ROMに収載した。

目次

  • GIST診療ガイドライン 2014年4月改訂 第3版

    ―目次―

    ■概説
     I.目的・対象
     II.採用したエビデンスの質評価基準と推奨グレ−ドの分類
     III.文献検索方法
     IV.ガイドラインの構成
     V.作成の経緯と改訂の目標
     VI.作成関連学会、資金、利益相反と作成委員、評価委員
     CQおよび推奨一覧
     アルゴリズム
      1.胃粘膜下腫瘍(SMT)の治療方針
      2.GIST治療マニュアル(1)外科治療
      3.GIST治療マニュアル(2)内科治療
      4.GIST治療マニュアル(3)再発治療
      5.イマチニブ耐性GIST治療
      6.GISTの術前治療(臨床試験)
      7.病理組織診断
        ─免疫染色による主な消化管間葉系腫瘍の鑑別
     本ガイドラインにおける略語一覧

    ■画像診断
     I.初回画像診断の方針
     II.GISTの再発・転移の画像モニタリング
     III.GISTのイマチニブ投与後の治療効果判定
     Q&A
      1.GISTの確定診断に有効な画像検査は何か。
      2.イマチニブのGIST治療効果判定に有効な画像検査は何か。
      3.イマチニブによるGIST治療の早期治療効果判定に
        どのようなものが有効か。

    ■病理診断
     I.病理診断の基本
     II.GISTのリスク分類
     III.特殊なGIST
     Q&A
      1.GISTはHE染色のみで診断できるか。
      2.GISTの診断にKIT免疫染色は有効か。
      3.GIST以外の腫瘍にKITの発現はみられるか。
      4.KITの陽性像が一部、もしくは弱くしかみられない場合の
        診断はどうするか。
      5.KIT陰性のGIST(KIT、 CD34、 desmin、 S−100蛋白が
        すべて陰性のGISTを含む)の診断はいかにすべきか。
      6.GISTは臓器別に頻度や生物学的特徴に違いはあるか。
      7.KIT免疫染色とc−kit遺伝子異常との関係は?
      8.GISTの組織学的悪性度診断はいかに行うか。
      9.生検でGISTの診断・悪性度診断ができるか。
      10.KIT陰性GISTの診断にc−kit遺伝子変異の検索は有効か。
      11.イマチニブ治療効果予測にc−kit遺伝子変異の検索は
         有効か。
      12.イマチニブ治療効果予測にPDGFRA遺伝子変異の検索は
         有効か。

    ■外科治療
     I.手術の原則
     II.腹腔鏡下手術
     III.術後フォロ−アップ
     IV.再発治療
     V.耐性GISTの外科治療
     VI.臨床試験段階の治療
     Q&A
      1.2 cm未満の胃粘膜下腫瘍は経過観察にしてよいか。
      2.2 cm未満の胃粘膜下腫瘍の経過観察期間と方法は
        どのようにすべきか。
      3.2 cm以上、5 cm以下の胃粘膜下腫瘍は切除すべきか。
      4.2 cm以上、5 cm以下の胃粘膜下腫瘍切除における腹腔鏡
        (補助)下手術は適応か。
      5.5.1 cm以上の胃粘膜下腫瘍は切除すべきか。
      6.5.1 cm以上の胃粘膜下腫瘍切除における腹腔鏡(補助)下
        手術は適応か。
      7.GISTに対する胃切除術(全摘、幽門側切除、噴門側切除)
        は必要か。
      8.GISTに対する系統的リンパ節郭清は有効か。
      9.高度局所進行GISTの姑息切除は有効か。
      10.GISTの肝転移巣切除は有効か。
      11.播種病変を伴う初発GISTの外科治療は有効か。
      12.GISTの肝転移巣に対するRFAは有効か。
      13.肝転移以外の遠隔転移を有するGISTの姑息切除は有効か。
      14.GIST切除においては切除断端を確保すべきか。
      15.GIST根治手術後のフォロ−アップの間隔・検査方法は
         どのようにすべきか。
      16.再発GISTに対する外科治療はどのような症例に
         適応があるか。

    ■内科治療
     I.切除不能・転移性GIST
     II.イマチニブ耐性GIST
     III.スニチニブ耐性GIST
     IV.術後補助化学療法
     Q&A
      1.イマチニブの効果予測にKIT染色は有効か。
      2.イマチニブの効果予測にc−kitの遺伝子解析は有効か。
      3.イマチニブの投与量は400 mg/日と800 mg/日のどちらを
        選択すべきか。
      4.イマチニブ投与により奏効が得られた場合、
        イマチニブを続行すべきか。
      5.イマチニブの血中濃度測定は有効か。
      6.イマチニブ400 mg/日投与中にPDになった症例に対して、
        投与量増加は有効か。
      7.イマチニブはGIST術後補助化学療法に有効か。
      8.イマチニブはGIST術前化学療法に有効か。
      9.スニチニブ不応症例の有効な治療は何か。

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