病棟血糖管理マニュアル ―理論と実践― 第2版

出版社: 金原出版
著者:
発行日: 2014-05-30
分野: 臨床医学:内科  >  糖尿病
ISBN: 9784307101646
書籍・雑誌
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3,080 円(税込)

商品紹介

本書は病棟患者の血糖管理を行う医師のためのマニュアルである。まず理論編で血糖管理の考え方を「理解」する。そのうえで20の練習問題や、筆者が経験した14の臨床症例を通じて、理論を実践で「使える」レベルにまで引き上げる。今回の改訂では症例を増やし、糖尿病診療情勢の変化に対応して資料編を大幅追加した。必要インスリン量の計算に使うEXCEL表のダウンロード特典つき。血糖管理を行うすべての医師必携の一冊である。

目次

  • 病棟血糖管理マニュアル ―理論と実践― 第2版

    ―目次―

    I.理論編
     1.糖尿病とは
     2.血糖管理の目標
     3.病状に応じた血糖管理
     4.インスリン分泌能とインスリン抵抗性、Matsuda index
     5.治療時インスリン抵抗性absolute(IRI-abs)と
       治療時インスリン感受性delta(ISI-delta)
     6.インスリン投与(作用)と血糖降下(結果)の関係
     7.輸液に変化のある場合の考え方
     8.ブドウ糖の注入率を変化させる方法
     9.EXCEL表の使用方法
     10.緊急の場合/シリンジポンプからの
       インスリン注入が難しい場合
     11.Kの補充
     12.スライディングスケ−ルは止めよう(で,どうしますか?)
     13.人工膵臓、CGMとCSII

    II.実践編
    安全で有効な医師指示を出すために
     1.医師指示
     2.低血糖を避けるために
     3.急性期血糖管理インスリン注入アルゴリズム
        (Graphicプロトコ−ルを使う)
    症例実践
     4.糖尿病性ケトアシド−シス(これが治療できねばプロでない)
     5.非ケトン性高浸透圧状態
     6.急性膵炎(多量のインスリン注入が一時的に必要)
     7.消化器外科手術(術後絶食が続く)
     8.心血管外科手術(術後の輸液は少なめに)
     9.整形外科手術(疼痛により高血糖)
       [Yale大学プロトコ−ル使用例]
     10.整形外科手術(腎不全患者の壊疽による下肢切断)
     11.糖尿病合併妊娠(ブドウ糖入り輸液が急増)
     12.重症終末期の患者(急速な血糖低下)
     13.比較的安定した終末期(持続インスリン注入例)
     14.ステロイド使用の患者(血糖乱高下)
     15.インスリノ−マによる低血糖
     16.教育入院
     17.体重の減量

    III.資料編
     1.インスリン注入プロトコ−ル(参考)
     2.CSII装着方法
     3.インスリン自己注射の説明(例)
     4.糖尿病教室プログラム
     5.教育入院クリティカルパス
     6.輸液、食事、経管栄養剤のブドウ糖・炭水化物含量
     7.ブドウ糖とインスリンの投与法と投与量計算式
     8.血糖管理のポイント
     9.CSII/静脈内持続インスリン注入(IV)/皮下注射の切替
     10.皮下注射持効型インスリンの切替
     11.電子カルテでのインスリン注射・服薬指示
     12.糖尿病性ケトアシド−シス治療の際に代謝面で留意すること
     13.在宅自己注射導入指導時の確認文書

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