遮断鉗子の大「助手」論 前編

出版社: アトムス
著者:
発行日: 2014-10-10
分野: 臨床医学:外科  >  心臓/血管外科
ISBN: 9784904307731
書籍・雑誌
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1,980 円(税込)

商品紹介

何のツテもなく、言葉もわからず、単身ドイツに乗り込んだ1人の心臓外科医。 最初は手術に入ることも許されなかった。 ようやく助手として手術に入ることができても、言葉もわからず、やり方もちがうため、実習の学生にさえその場所を奪われてしまう。 彼は思い悩み、涙を流し、打開策を考えた。 ・・・・・試行錯誤の日々は続いた。いつしか、それを文章に書くようになった。本書は、その試行錯誤の記録であり、世界で初めての「助手による、助手のための、助手の手術書 」である。

目次

  • 遮断鉗子の大「助手」論 前編

    ―目次―

    【心臓外科】
    ● 心臓外科の悲しいパラドクス
    ●「プロフェッショナル」としての助手
    ● 助手の延長線上にあるものは?
    ● 1秒の重み

    【心】 ―下っ端のための精神論―
    ●「神の手」を持つ助手になりたい
    ● 教わる者の心意気
    ● 第2助手のポジション

    【技】 ―シェーマのない手術書―
    ● 助手の技術の一般化は無理?
    ● リズムを感じる
    ● 空間を支配する
    ● やっぱり「見て学ぶ」
    ● そして記載
    ● イメージ・イメージ・イメージ
    ● 動き動かない
    ● 忘れる
    ● 最高のサクショニストを目指して
    ● 鉤は持たずに持つものよ
    ● 外科医の練習法

    【私の大「助手」論】
    ● 私の小「助手」論 〜才能と努力のはざまで〜
    ● 真の助手論は助手にあらず、術者のみぞ知る
    ● 卒後20 年目の助手論

    【若い心臓外科医のパートナーへの手紙】
    ● モテたい
    ●「モテたい」男達に関する考察
    ●「モテたい」男達の取扱説明書と幸福論
    〜女性だけが持つ賢者の石〜
    ● 女性心臓外科医という宝物

    【夢】 ―夢の途中にいる全ての人へ―
    ● 諦めない仕事術
    ● 雑用再考
    ● 症例報告のススメ
    ● 医師と患者さんの「人間」関係
    ● 夏の日の病室のビール
    ● 心臓先生という生き方
    ● これが心臓外科医の生きる道
    ● 泣こかい跳ぼかい泣こよっかひっ飛べ
    ● 不安の扉を開けると

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