ジェネラリストのための“メンタル漢方”入門

出版社: 日本医事新報社
著者:
発行日: 2014-10-08
分野: 臨床医学:一般  >  東洋医学
ISBN: 9784784944552
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商品紹介

漢方ビギナーの先生方におくる、「入門書の入門書」です。難しい理論はナシで、まずはこの本で漢方薬に親しんでください。抑うつ、不安、不眠、心身症、認知症に効果のある漢方処方を紹介。生薬の作用を知ることで、「処方の意味」がわかるようになります。安易に向精神薬を出す前に、漢方薬という選択肢を考えてみませんか? 軽度の精神症状の初期治療として、西洋医学的治療の補助療法として、漢方薬を上手に使いこなしましょう!

目次

  • ジェネラリストのための“メンタル漢方”入門

    ―目次―

    第0章 まずは知ることから 「本書の構成」

    漢方を知るということ
    漢方ってどうやって勉強したらいいの?
    本書の構成
    身体科でも精神症状への配慮を
    “メンタル漢方"とは

    第1章 無理せず学ぶ 「基礎理論」

    1-1 気と血 ―― 解剖を学問にした西洋医学、しなかった中医学
    1-2 ?血 ―― 血流障害、慢性炎症による組織リモデリング
    1-3 水・津液 ―― お天気との関連も考えて
    1-4 陰と陽 ―― 代謝バランス
    1-5 熱と寒 ―― 燃え尽きるほどヒートなのかクールに去るのか
    1-6 虚と実 ―― 病因とそれに対する身体の反応
    1-7 漢方の診察法
    1-8 診療の流れ

    第2章 処方の意味を知る 「生薬の働き」

    2-1 エキス製剤の投与量や合方など注意点
    2-2 補気薬
    2-3 理気薬
    2-4 補血薬
    2-5 補気補血薬
    2-6 駆 ?血薬
    2-7 利水薬
    2-8 静熱薬
    2-9 ? 寒薬
    2-10 補陰薬
    2-11 補陽薬
    2-12 柴胡剤

    第3章 プライマリケアで診る 「精神症状の診かた」

    3-1 精神疾患は症候群である?
    3-2 プライマリケアで診るもの
    3-3 プライマリケアで診ないもの
    3-4 精神症状の診かた
    3-5 精神症状を来たす身体疾患を見逃さない
    3-6 向精神薬について ―― 抗うつ薬
    3-7 向精神薬について ―― ベンゾジアゼピン
    3-8 向精神薬について ―― 抗認知症薬
    3-9 向精神薬について ―― 抗精神病薬

    第4章 患者さんを支える 「メンタル漢方」

    4-1 精神科領域で使われる生薬のまとめ
    4-2 抑うつ〈燃えないコスモ〉
    4-3 不安〈対象はどこだ?〉
    4-4 身体化〈身体という劇場〉
    咽頭(咽頭閉塞感)
    心臓(動悸、胸痛)
    胃腸(嘔吐、呑酸、下痢便秘)
    膀胱(頻尿、不快感)
    頭痛
    腹痛
    腰痛など筋骨格系の痛み
    めまい、ふらつき
    4-5 認知症〈消えゆく“世界"〉
    4-6 不眠
    4-7 終わりに ― “あいだ"としての薬

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