頭痛治療薬の考え方、使い方

出版社： 中外医学社
著者：
発行日： 2014-11-20
分野： 臨床医学：内科  >  脳神経科学/神経内科学
ISBN： 9784498228283
シリーズ： 考え方、使い方シリーズ
書籍・雑誌
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商品紹介

頭痛治療で用いる薬剤の特性とその使い方などをまとめた．2013年に日本頭痛学会，神経学会による慢性頭痛の診療ガイドラインが改訂公開され，2014年には日本頭痛学会による国際頭痛分類第3版beta版（ICHD-3β）の日本語訳が刊行された．本書では，それらの最新の情報を踏まれて解説されている．各治療薬についてはエキスパートが詳細に記述し，ほぼ全ての読者が何らかの新しい知識や気づきを得られるだろう．

目次

  • 頭痛治療薬の考え方、使い方

    ―目次―

    I 序章
    　1　片頭痛概論：分類と診断
    　2　片頭痛のメカニズム（CSD，三叉神経血管説）
    　3　群発頭痛，TACsの分類と診断
    　4　国際頭痛分類，慢性頭痛の診療ガイドライン，頭痛ダイアリー
    II 急性期頭痛治療薬を知り尽くす
    　1　急性期治療薬の種類と使用原則
    　2　アセトアミノフェン
    　3　NSAIDs
    　4　インドメタシン
    　5　COX―2阻害薬
    　6　トリプタン治療総論
    　7　スマトリプタン経口錠
    　8　スマトリプタン非経口薬
    　9　ゾルミトリプタン
    　10　エレトリプタン
    　11　リザトリプタン
    　12　ナラトリプタン
    　13　アルモトリプタン，フロバトリプタン
    　14　エルゴタミン
    　15　ゲパント系薬剤（抗CGRP抗体）
    　16　メトクロプラミド，ドンペリドン（経口）
    　17　メトクロプラミド（静注，筋注）
    　18　プロクロルペラジン，クロルプロマジン，ハロペリドール，
    　　　　ドロペリドール
    　19　ジアゼパム（静注）
    　20　ステロイド（静注）

    III 頭痛予防薬を知り尽くす
    　1　予防薬の種類（片頭痛／緊張型・群発）
    　2　予防薬の始め方・切り方（使用原則）
    　3　ロメリジン，ベラパミル
    　4　バルプロ酸，トピラマート
    　5　レベチラセタム，ガバペンチン，プレガバリン
    　6　カルバマゼピン，クロナゼパム，ラモトリギン
    　7　β遮断薬
    　8　三環系抗うつ薬
    　9　新規抗うつ薬（SSRI，SNRI，NaSSA）
    　10　ACE阻害薬，ARB
    　11　チザニジン
    　12　オランザピン，その他の非定型抗精神病薬

    IV サプリメント，代替療法，漢方薬，非薬物療法
    　1　リボフラビン，葉酸
    　2　マグネシウム（静注療法も含む）
    　3　Feverfew，バターバー，その他のハーブ
    　4　漢方薬
    　5　ボツリヌス毒素
    　6　食事療法
    　7　頭痛体操，鍼灸，カイロプラクティクス

    V 頭痛治療戦略の実際
    　1　慢性片頭痛の治療戦略
    　2　薬剤の使用過多による頭痛（薬物乱用頭痛）の対処法
    　3　月経関連片頭痛，純粋月経時片頭痛の治療戦略
    　4　妊娠希望の片頭痛患者にどう対応するか
    　5　妊娠中の片頭痛・群発頭痛の治療
    　6　授乳中の片頭痛・群発頭痛の治療
    　7　頭痛のない片頭痛の治療（閃輝暗点，腹部片頭痛など）
    　8　緊張型頭痛の治療
    　9　反復性群発頭痛の治療
    　10　慢性群発頭痛の治療
    　11　インドメタシン反応性頭痛の治療のコツ
    　12　SUNCT／SUNAの治療
    　13　一次性雷鳴頭痛，性行為に伴う一次性頭痛，
    　　　　一次性運動時頭痛の治療
    　14　一次性穿刺様頭痛，貨幣状頭痛の治療
    　15　睡眠時頭痛の治療
    　16　精神疾患と頭痛（精神科疾患による頭痛の対処と，
    　　　　精神科疾患が共存する一次性頭痛の治療上の注意）
    　17　婦人科疾患と頭痛治療
    　　　（経口避妊薬を服用している片頭痛患者の治療を含む）
    　18　高齢者の一次性頭痛：
    　　　　二次性頭痛の鑑別と一次性頭痛の治療
    　19　小児の一次性頭痛： 二次性頭痛の鑑別と一次性頭痛の治療
    　20　三叉神経痛
    　21　後頭神経痛・他の頭頸部神経痛の治療

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