第1章 音声障害
1 発声の仕組みと声の障害
A 発声器官の進化
B 発声器官の構造と機能
C 呼吸器の構造と機能
D 発声のメカニズム
E 音声障害と喉頭病変
2 原因とメカニズム
A 発声機構と障害のメカニズム
B 音声障害の原因
3 症状
A 声の異常
B 自覚症状
C 他覚的症状/随伴症状
D 症状の背景に存在する疾患や問題
E 特殊な音声障害の症状
4 評価(聴覚心理的評価)
A 聴覚心理的評価の意義,重要性
B GRBAS尺度による評価
C GRBAS以外の特徴的な音声
D GRBAS尺度以外の聴覚心理的検査
5 評価(機器を用いた評価)
A 音声の音響分析
B 空気力学的測定:呼気流量と圧力
C その他の生理学的方法
D 症例
6 指導・訓練
A 治療法の種類
B 音声治療の種類と理念
C 声の衛生指導
D 音声訓練の種類,目的,適用
E 音声訓練の方法
7 無喉頭音声
A 喉頭全摘出術後の呼吸・摂食嚥下・発声発語の
変化とメカニズム
B 無喉頭音声の種類,特徴と選択基準
C 無喉頭音声の発声発語の特徴と検査法
D 無喉頭音声のリハビリテーションの実際
E 無喉頭音声訓練の方法
F 社会参加
8 気管切開とコミュニケーションの問題
第2章 構音障害
1 音韻・構音の発達と加齢に伴う変化
A 語音産生のメカニズム
B 日本語の音韻と音声
C 言語音の知覚の発達的変化
D 言語音の産生の発達的変化
E 構音/音韻発達と音韻認識
2 構音障害の概念と分類
A 構音障害の概念と定義
B 小児の構音障害の概念と定義
C 構音障害の分類
D 機能性構音障害
E 器質性構音障害
F 運動障害性構音障害
3 機能性構音障害
A 評価
B 構音訓練
4 器質性構音障害
A 口蓋裂の構音障害
B 口腔・中咽頭がんの構音障害
5 運動障害性構音障害
A 運動障害性構音障害の問題と今後
B 発声発語と神経・筋系の仕組み
C 原因疾患と発話の特徴
D 検査と評価
E 訓練の考え方と具体的な方法
F 補綴装置
G AAC
第3章 吃音
1 吃音治療の現状と今後
A 吃音治療の現状
B 今後に向けて
2 定義,鑑別診断
A 流暢性障害の定義
B 流暢性障害の鑑別診断
C 鑑別診断手続きの臨床的意義
3 発症と進展のメカニズム,原因論
A 最近の吃音研究の動向
B これまで提唱されている吃音の発症と進展の
メカニズムと原因論
4 評価・検査
A 小児
B 成人
5 治療
A 小児
B 成人
6 セルフヘルプ・グループ,社会参加
A セルフヘルプ・グループ
B 社会参加