介護はいかにして「労働」となったのか

出版社: ミネルヴァ書房
著者:
発行日: 2015-01-20
分野: 医療技術  >  介護/福祉
ISBN: 9784623071517
書籍・雑誌
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商品紹介

介護保険制度は、介護をいかなる労働として可視化し、介護の社会的評価にどのような貢献と課題をもたらしたのか。本書は、ローカルな場で包括的に支えるという日本社会の介護の課題に対して、社会化の功罪を歴史的、社会学的に総括する試み。

目次

  • 介護はいかにして「労働」となったのか

    ―目次―

    序 章 「労働としての介護」の課題

    第I部 「介護の労働化」を問う視点と方法論
     第1章 労働/ワークとしてのケアの分析概念化の展開
     第2章 日本における「介護の労働化」を問う視点

    第II部 介護保険制度以前―1970年代〜90年代後半
     第3章 在宅介護労働の制度化過程における公的言説空間
     第4章 「参加型」福祉社会における在宅介護労働の認知構造

    第III部 介護保険制度の構想・開始段階
          ―1990年代末〜2000年代初頭
     第5章 「介護の社会化」の問題構制
     第6章 介護報酬を通じた労働評価の枠組み
     第7章 訪問介護労働の制度規範

    第IV部 介護保険制度の再編段階―2000年代半ば以降
     第8章 「再編期」の介護給付パフォーマンス
     第9章 「公的供給に値するケア」の変容
     第10章 地域包括ケアに向けた労働実践の可能性と課題
          ―NPO法人Aの制度外支援ビジネスの事例から
     終 章 「労働としての介護」の制度化に伴う課題
     

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